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久しぶりに女子体操がオリンピックの出場権を
獲得したそうで、嬉しいですね。 世界のスポーツ大会の頂点、オリンピックに 日本の選手が出れないと、盛り上がりに欠ける。 更に、出場選手を国で応援してくれるらしい。 各選手に専属の支援チームが組めるようにしてくれるようです。 ようやくスポーツ界にも光が見えてきたかな。 それでも、そんな支援を受けられるのはごく一部。 全国津々浦々で、スポーツに励む子供達の 唯一のスポンサーは親。 ゆえに、その子供の資質ではなく、財力や 親のやりたかったスポーツや、やらせたいスポーツに 限られたり、地域的なものに限られたりする。 一流になるために、育てるにはなんといっても資金が必要。 子供と、そのスポーツのためにどれだけお金がつぎ込めるかが、 大成するかどうかを決めてしまったりする。 何しろ、スポーツでは収入を生み出すことはほとんどなく、 支出一辺倒。 どれだけ、財力があるかがモノを言うのも否定できません。 昔、シーズンスポーツのスキーの現役選手だった頃、 国内の大会に出るのにさえ、夏中バイトに明け暮れて 資金を集めていた。 今でこそ、フリーターなんて言葉があって、 普通にバイトで暮らすヒトがいるけれど、その頃は、全くの異端。 勝っても負けても、何もない。 勝って、せいぜいマニアしか読まないスキー専門誌に写真が載るだけ。 己の自己満足といわれればそれまでです。 それでも、やりたかったのは、自分にも出来る何かを確かめたかったから。 後悔なんかはありません。 やるだけはやったと今でも思っています。 オリンピックなんてそんな大それた大会でもない、 マニアだけが知っている全国大会。 そんな大会に出るためにでさえ、働きながら 自分で、トレーニングをし、自費で大会費を捻出する。 実は、マイナーなスポーツにはそんな人が沢山いて、 今も、資金稼ぎに奔走している。 そのためにかける時間は、練習時間を減らす。 親は、子供にお金をつぎ込み、回収できる選手に育つのは一握り。 スポーツ界はそんな現実で成り立っているのです。 そして、頑張って習得した技術を生かす道も少ない。 オリンピックでメダルの取得数が少ないと、 応援する方も盛り上がらない。 だけど、強い日本を作ろうと思ったら、今の、個人的に 勝ちあがって来た選手を支援するだけでは無理なのだと思う。 国を挙げて、強い選手を育成する事が必要なのではないでしょうか。 もし、オリンピックで、選手達が頑張った結果に 感動したいと思うならば、そのためにつぎ込む 資金を惜しまないであげてください。 世界に出るためにわが身を削って練習に打ち込む選手達に 大きな支援と保障があって欲しいなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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