足跡帳?
良くある話。喧嘩した後、「2度と来るな!」「ああ、来るもんかっ!」「おい、足跡忘れてるぞっ! 残さずもってけっ!」実際は喧嘩したわけじゃないんだけどね、偉く迷惑なヤツが来ると、足跡にさえ、頭にくるものです。こいつは、近所の酪農家がウチの裏山の反対側の裾においていたロールに悪戯をしていったやつの足跡。だいたい、ロールの中身は草なので、やつらの餌にはならないんだけど、強いツメでロールのラップフィルムをビリビリに引き裂いていった。頼むから、私たちの生活を脅かさないで欲しい。出来ることなら、もう少し山奥に住んでいてください。最近、イノシシが繁殖して、10数頭のウリ坊が畑を荒らし、かぼちゃやとろろ芋をかじってごちゃごちゃにしてしまって、そちらの方に目が行っているけど、やつらも健在。イノシシもこいつらも山里の住民には生活を脅かす天敵。動物愛護は結構。自然との共存も結構。でも、放っておけば、人は生活を諦め、住処を追われる事になる。私たちは、ここに住んでいたいのです。だから、最近、里に近づいてきた野生動物たちの排除を望んでいます。 足跡の主は、ツキノワグマ。