秋風と鍋
台風も去って青空に白い雲、日差しはまだ暑いけど風はすっかり秋の風。夕方には寒いくらいの冷たい風が吹いている。こんな日は、無性に鍋が食べたいと思う。大体我が家の面々は夕食のリクエストはなく、私の作ったものをもくもく食べる。なので、献立は私の食欲と趣味で構成される。そんなわけで、今夜は鍋。それも、体の芯から温まるキムチ鍋モドキとあいなりました。なぜモドキかと言うと、長女がキムチが駄目なので、鍋の味は塩とちょっと醤油で、取り分けてから各自キムチのたれをプラスして食べるからです。今日の材料は豚肉、鶏肉、にら、たまねぎ、豆腐、シメジ、えのきだけ久し振りに土鍋を出して、煮えたらそのままテーブルに直行。こんな楽な、豪華に見える料理はなかなか無いので、実は鍋、大好きだったりする。食べ終わる頃には汗だくで、体が爽やかに温まる。ああ今日も良い日だったと、みんなで囲む食卓で一人にんまりの私でありました。