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カテゴリ:ひとりごと その他
なんとなくつけたTVに見入ってしまった。テーマは「オネエ」。
小学生の時、同じクラスに「オカマ」と呼ばれていた男の子がいた。「やめなよ~」と言う女の子たちが、陰で同じように呼んでいた。 男の子みたいな女の子は「ボーイッシュ」と呼ばれて、その言葉にマイナスなイメージはない。 男の子が女の子みたいだと、「オカマ」「男女」と呼ばれて、それは言われたくない言葉。 男みたいな女は時に「男勝り」と言われ、逆だと「女の腐ったみたいな」と言われ。 これ、全部、「男が女より上」という設定があっての言葉だな。 女が男みたいなのは、下から上に向かってるから良しとされて、 男が女みたいになるのは、上から下へ落ちていくことだから、蔑視される。 そういう設定(価値観)を作ったのは、男たち。自分達が都合のいいように。 それって、まるで怪しい宗教のようにも思える。男教、とでも言おうか。宗旨に反する者を排除し、自分たちの考え方が絶対だと主張して、違う考えを受け入れないのは、まるでどこかのカルト集団のようじゃない?世界最大の宗教と思えなくもない。 「人間教」もあるか。人間は他の生き物に勝っている、と思っている人がその信者。 さらに進めて、人間はサルより偉い、とか、植物は動物に劣る、とか、有機物は無機物に勝る、とか。 進化や発達、発展の先端にいることと、優劣と、価値のあるなしは別なのに、知らないうちに一緒くたにされてるような気がする。価値をつけようとすること自体が、愚かだとも思う。 「AとBではどっちの方が○○でしょう?」という問いが多すぎて、毒されてきたかもしれない。 男の方が偉いんだ、優れているんだ、と思っている男たちへ。 ホントに偉い人は「自分は偉いんだ!」なんて言わないよ~だ。 (メールフォームを作ってみました。お問い合わせはこちらから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 31, 2023 09:50:06 AM
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