マッサージ。
先週末、仕事途中に薬局に寄った。足のむくみに効くシップを探しに。若い人もいたんだけど、少し年配の店員さんに聞く。なんか実体験とか交えて説明してくれそうだったから。店員さんオススメのシップを多めに買って、夕方帰社。事務の子がまだ残ってたので、聞いてみた。「足のむくみって、どうしたらとれるの?」すると、すっごい真剣な顔でこう言われた。え、私の足、むくんでますか?あ、んと、そうじゃなくてね。おばあちゃんの足がむくんでるから、どうしたらいいのかと思ってね。と説明すると、いつもの笑顔が戻った。よかった。そういうことならと、ベビーオイルを紹介してくれた。ジョンソン&ジョンソン。塗ってマッサージすると良いらしい。「足の指先とか、手とかもマッサージしてあげると、寝付けよくなりますよ」うんうん。マッサージの仕方も教わった。あんま強くやんないほうがいいんだね。デザイナーの子にも聞いてみる。私の足がむくんでるってことですか?眉間にしわが寄ってます。。。そうか。すんません。デリカシー足りませんでした。また一から説明。おばあちゃんがね、・・・以下略。「匂いとかお好きなら、アロマオイルもいいですよ。○○っていうネットショップがオススメです。」ふーん。やっぱ、女の子の方がこういうの詳しいなぁ。もう一度、近くの薬局へ行ってベビーオイルを買ってきた。夜、おばあちゃんにマッサージをしてみる。足のむくみを指で押さえると、跡がそのまま残る。けっこう重症なのかな。ゆっくり同じ動作を繰り返す。足先から心臓へ。なめらかにやさしく。おばあちゃんはずっと笑ってた。「なんだか悪いねぇ」って。家族の誰にも言えなくて不安だったらしい。かかりつけのお医者さんも、老人にはあんま親身になってくれないみたい。相談しても、「現状維持で良しと思いましょう」って言われたんだって。不安って、自分で育ててしまうから怖い。周りにいる人が、少し荷物を持ってあげるだけで、心はずっと軽くなる。「嬉しくてもね、年取ると涙がでなくなるの」ってゆってた。シップ貼って、一晩様子を見てみようということで、就寝。翌朝、びっくりした。むくみが驚くほど取れている。シップのおかげか、マッサージのおかげかよくわかんないけど、とりあえず、毎日続けていこう。