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[映画] カテゴリの記事

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  オリバーツイスト

  今ビデオ５本借りてます。見たい映画が一杯あって、少し余裕できたら見ようととってあったのです。で、一昨日まとめて借りに行ってきました。その中の１本を、今日、仕事終ってから見たんだけど、こんな時間になってしまった。。。　　　　↓オリバーツイスト。ほんとは映画館でみたかったけど、なかなかの迫力です。絵画調の入り方は、とても面白かった。お金を掛けただけあって、セットも見事に時代を再現してます。って、この時代のこと知らないけど。。幼いオリバーが、いろんなものに騙されたり利用されながら、それでもなお、人を信じ続けようとする想いとか、いろんなしがらみや罪悪感や、葛藤や、でも、そんな中で、彼なりのまっすぐな答えを出そうとする姿勢に、すごいなって思った。うん、ほんとに。オリバー、あんたすごいよ。

  2006/08/17

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  『リンダリンダリンダ』

  『リンダリンダリンダ』見ました。題は、ブルーハーツの『リンダリンダ』から来てます。やっぱいいな。ブルーハーツ。高校の文化祭で、ブルーハーツのコピーをするというアラスジ。現実的にちょっと・・・ってとこもいくつかあったけど、でも、けっこう好きな話だ。監督は、山下敦弘、『リアリズムの宿』の監督です。相変わらず、画面の切り方好きだなぁと思った。質感と温度と、空気が伝わってくる。あ、そうそう。山本浩司さんも出てます。キャラクターは相変わらずです。主人公は・・・４人でいいのかな？うん、４人の高校生です。４人ともが、いい距離感を持ってる感じ。その中の一人に、「Base Ball Bear」のベース、関根史織さんがキャスティングされてます。もちろん、ベース担当で。あと、脇役で、湯川潮音さんも。個々のキャラクターがしっかり確立されてて、でも、思春期の年代にあわせて、うまくぼかしてて。特に、表情がいいなぁと思った。のびのびやってる感じ。初演の子もいるのに、こののんびり感はなんだろう。知らない音楽を聴いて涙を流したり、他のものが見えなくなるくらい、好きなことができたり、大切な気持ちを守るために、噛み付いてみたり。若い頃の感情は、激情だって誰かが言ってたけど、それも素敵なことだと思う。ブルーハーツは、自分にとって、当時の自分の、激情の塊だったりする。　　ドブネズミみたいに　美しくなりたい　　写真には写らない　美しさがあるから　　ドブネズミみたいに　誰よりもやさしい　　ドブネズミみたいに　何よりもあたたかく　　　　　(　『リンダリンダ』　ブルーハーツ　)　

  2006/03/26

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  三谷さん。

  今日は、三分間電話の日だそうです。ええ。カーナビさんがゆってるんですから間違いないです。で、三分間電話って何？まあ、それはいいとして。見てきましたよ。『THE 有頂天ホテル』本当は『オリバー・ツイスト』が見たかったんだけど、「洋画は嫌い！」と相方に断言されてしまったので、三谷さん監督作品に決定。嫌いってお前。。。三谷幸喜さん、大好きです。『気まずい二人』（角川文庫）っていう対談集を昔読んだことがあって、すごいファンになってしまった。人見知りが激しい三谷さんがホスト役になり（ホストって、夜のホストじゃないよ）、気になる芸能人を呼んで対談しようという企画を本にしたもの。15歳当時の安達祐実や、後に『みんなのいえ』に出演する八木亜希子さんとか、１０人くらいと対談する三谷さん。題字どおり、気まずい感じで、でもそれがどこか芝居染みてて、面白かった。『THE 有頂天ホテル』は、伏線が一杯張ってあって、登場人物一人一人に一貫した物語ができてて、笑いがとまらなかった。手前のテーブルで話をする二人に、カメラのピントは合ってるけど、バックでは、違う物語が進んでいたりする。後ろでバタバタやってたり。一体主役は誰なんだ(笑)とまじに思ったりしました。でも、現実ってそうだよね。リアリティーがすごくあって、自分もそこにいるようだった。いつも一生懸命に笑えることを考えてる人、三谷幸喜。一生懸命な人って、好きだなあ。

  2006/01/30

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  １ヶ月間、毎日マックでご飯。

  『スーパーサイズ ミー』を借りてきた。劇場公開時に見に行きたかったんだけど、なんだかんだで機会を逃してしまっていた。正直、気分が良くない映画です。気持ち悪い描写が少なからず出てくるし。でも、面白かった(^^)。「一ヶ月間、マクドナルドだけで生活するとどうなるか？」というのがテーマ。監督自ら実践してます。ルールは簡単。○食事はマックのものだけ○一日３食必ずとること○聞かれたらスーパーサイズ（Ｌの上）にする　（スーパーサイズは、この映画が上映されてしばらくしてから廃止されたらしいです）○全メニューについて、一度は食べるうーん。。。そういえば、前の会社にいたとき、所長に言われたことがある。「ろあっしゅくん、ファーストフードは石油だよ」と。石油を飲むくらい有害ということらしい。「またまたぁ」ってのが本音だった。だって、１００円バーガーのとき、友達がほぼ毎日、晩ご飯にハンバーガー食べてたけど、なんともなかったから。別に平気じゃん？映画の序盤に、アメリカの現状について解説されていた。ファーストフード好きだった肥満少女が、マクドナルドを訴えたらしい。有害なものを売りつけている、と。随所に街角のインタビューが入る。「なんでも訴えるのが米国流なのよ」女性が笑って答えていた。お気楽コメント。現に、肥満とファーストフードの因果性が立証されず、訴訟は棄却されたらしい。でも、色々と波及効果はでかいんだって。マック食で、２０日を超えるころ、医者にいわれてた。「今すぐやめなさい」実験を始める頃はふざけてた医者も、目がマジだ。相当やばいらしい。恐ろしいケタの検査数値が並ぶ。もはや尋常じゃない。その後どうなるのかは、ネタバレするんで、いいません。これは、ひとつの個人実験なので、信憑性ないかもだけど、でも、大好きなコーラーを減らそうと思うには十分だった。所長、あなたは正しいかもしれません。コメディとして見るには、面白い映画です。

  2005/12/17

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  『リアリズムの宿』

  レンタルビデオをよく借りる。ＧＥＯは、５本で１０００円。安いなあ。でも、学生時代、京都で一人暮らししてたときは、すぐ近くに一本１００円のレンタルショップがあったっけ。ってか、１００円て。。。『リアリズムの宿』。つげ義春さん原作です。音楽はくるり。監督は、愛知県出身の山下敦弘氏。最近だと、『リンダリンダ』の監督もされています。あくまで人間目線のカメラワーク。そして、とってもシュールな世界観。雪景色もいい感じ。入り方が好き。なんて構図で、画面を切る人なんだろう。「人間が嫌いなのではなく、逆に興味があり、　　　　　　　　　　好きだからこそ、臆病になってしまう。」　　　　　　　　　　　　　　　　（山下敦弘 Director's Notesより） 器用に生きれる人って、すごいなって思うけど、自分の臆病さや不器用さを受け入れられる人は、もっとすごいと思う。うん、ほんと。心にやさしい映画だ。

  2005/11/06

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