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カテゴリ:暮らしの中のお楽しみ
金曜日。久しぶりに一冊の文庫本とめがねケース。
博多に出来た阪急百貨店にベビーカーでぶらりと入って8階、丸善で衝動買い。映画化で話題の八日目の蝉。角田光代さん、やはりすごい。 昼寝中の次男を横目に一気に読みすすめる。読み出したら止められなかった。 なぜ、八日目の蝉なのか。タイトルの付け方も憎い。 単なる誘拐事件ではすまされない、女として生きる、どうしようもない矛盾と悲哀がリアルに見事に描かれていた。その観察眼たるやタダモノではない。 これほどまでのストーリーを作り上げる小説家の頭の中をのぞいてみたいもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月05日 00時41分36秒
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