337573 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カテゴリ

バックナンバー

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2014年07月31日
XML
「チクホウフォーカス」

私の生まれ故郷、福岡県筑豊地方はその昔、日本一の産出量を誇る「石炭の町」でした。
炭坑があったからこそ方々から人が職を求めて集まり、独特の社会が育ち実に多彩な文化が生まれました。
と同時に、命がけの過酷な労働ゆえ悲惨な出来事も起こり、多くの命が犠牲にもなりました。

いま、私たちの生活を支えているエネルギーは主に石油、そして原子力。
あらゆる産業を動かし、生活に必要なモノをつくり、私たちの暮らしに直結する原動力。
それを、ほんの半世紀ほど前までは、地中に眠る石炭という黒い石を掘り出し、燃やして作っていたのでした。

明治の初めから昭和中ごろまでそれは続きました。近代ニッポンの発展は石炭と共にありました。
そんな時代に生きた人々の様子を克明に記録した絵が、近年、話題になりました。
日本で初めてユネスコの世界記憶遺産に認定された「山本作兵衛さんの炭坑画」
一度は目にされたでしょうか。

【筑豊炭坑絵巻/山本作兵衛【2500円以上送料無料】
私は子供の頃から、あのなんとも言えない独特の絵を身近に見て育ちました。
でもそれがなんだったのか、なにを伝えたかったのか、最近になってようやく少しずつわかってきたような気がします。

ただひたすら、真っ黒になって、男も女も関係なく働いていたあの時代。
それは金のため、生活のため、家族のため。
明日の命の保証はないというのに、人々をひきつけてやまない様々なコンテンツが存在した。

そのうちのひとつが、大衆娯楽、映画文化。
そこに焦点を合わせてみたいと思いました。

かつて、筑豊には考えられないほどの数の芝居小屋、劇場、映画館が集中していました。
あらゆるジャンルの興業、映画が全国に先駆けて上映されていました。たくさんの本や映画も作られました。

それらを集めて、もう一度、気軽に触れられるような機会を作りたい。
日本の歴史の1ページをご一緒に。

毎年9月に、福岡市ではアジア映画にスポットをあてた映画祭「アジアフォーカス」が開催されています。そこにちょっと便乗して「チクホウフォーカス」と名付けました。
アジアのことを福岡市でやるのと同じように、チクホウのことを福岡市で!
そこがミソです。

9月4日、5日。
福岡市立中央市民センター 3階ホール
仕事帰りにちょっと一杯な気分のナイトシアター(あ、ホール内は飲食禁止ですが、ロビーは可)
騙されたと思って、遊びにきてください。
けして怖くはありません(笑)

二日間共通チケット 3000円 
チケットぴあで発売中です。
こんなかっこいいチラシもできました。

何をやるかはこちらでチェック!!
チクホウフォーカス2014 公式ブログ
chikuhoufocus1.jpg

chikuhoufocus2.jpg






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年08月01日 14時57分10秒
[おすすめイベント・店紹介] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X