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語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

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2022年03月19日
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カテゴリ:郷愁、昭和レトロ
それは、商店街の中にあるお蕎麦屋さん。
決して敷居は高くない庶民的な町のお蕎麦やさん。
だけど、その筆字の看板や手書きのお品書き。半地下の隠れ家的な雰囲気に風格と歴史を感じる。

でもちっとも気取ってなくて、いつもチャキチャキよく動くご婦人たちが気持ちの良い接客をしてくださるお店。大好きな【飛うめ】のことを書きます。

新天町商店街には、仕事で時々お世話になる書道具屋さんや額縁屋さんもあり、特に用事がなくても、時間があるときはゆっくり歩きたくなる。
今日はそんな金曜日の昼下がり。
よし!ランチだと、引き寄せられるように飛うめへ。

名物の天ざるとか食べてみたいんだけどやっぱりいつものかしわそばとおにぎりになってしまう。

もーう!このダシ汁が美味いったらありゃしない。なんとも風味豊かで後をひく、他のどこにもない味なのだ。
ネギのしゃきしゃき感と、そぎ切りの鶏。いい具合な食感のお蕎麦にからまり絶妙なバランス。

そしてそして、いつもの相棒、塩おにぎり。
付け合わせの昆布の佃煮が柔らかく炊けているのも感動。
おにぎりかじりつつ、ダシ汁を飲み、はあ、本日も最後の一滴まで楽しめました。

誰に教わったわけでもなくて20代の頃からこの食べ方。でもまわりでも、かしわそば+おにぎりのオーダーが飛び交うのをよく聞く。みんな自然とこうなったんだろうな。

いろんな老舗が惜しまれつつ、、なんてよく聞くけど、飛うめはどうかどうかなくならないで欲しい。
そのためにも定期的に食べに行こうと思う。

メニューには、そばと丼のセットなんぞはなくて、丼か蕎麦かのどちらか、もしくは両方のフルオーダーとなる。

中には、どんぶり!とだけ発する方がいて、お店の人にこっそり聞いてみたら親子丼のことなんだそう。
この蕎麦つゆの旨さをさしおきなんと潔い選択。

次回こそは丼にいってみたい。
でもその時がきたらきっとまた、かしわそばと言ってしまうのだろうか。うーん悩ましい。


#飛うめ #新天町 #新天町グルメ #かしわそばとおにぎり以外頼んだことがない
#丼に行ってみようか
#福岡グルメ 
#天神ランチ





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最終更新日  2022年03月19日 20時15分36秒
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