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祝祭男の恋人

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Mar 28, 2005
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カテゴリ:日常をめぐる冒険
 少しだけ仕事が忙しくなって、時が矢のように逝く。
 去年も一昨年も、休日が来れば池袋の本屋をうろつき、
 映画を見て、ビールを飲む、楽しき泡の日々。
 この春から、知らない街へ行こうと決めた。
 黄金週間にはシチリアを夢見ていたが、
 ひとまず計画は遠のいた。

 その頃も旅をしていた。
 開高健の『夏の闇』は、そんな風に始まる。

 先日『ラストタンゴ・イン・パリ』を見て、『夏の闇』を思い出した。
 「緯度の高い国の峻烈」を石の中から切り出してくる、冴えた眼と耳。
 映画は少し退屈だった。
 下腹を撃ち抜かれたマーロン・ブランドの瞬後の顔。
 あの一瞬が見られたから、
 画面上空に破れ目ができて、風が吹き降りてくるような爽快があった。

 シチリア行きを見送ってから、気分だけでも、
 とビールを葡萄酒に切り替える。
 マーチン・スコセッシの『私のイタリア映画旅行』
 を寝る前のベッドの中で見るともなく眺める。
 ロベルト・ロッセリーニの軌跡を辿っている。彼を「偉大なる父」
 と呼んだフェリーニが早く出てこないかな、と待っているうちに、眠る。

 昨夜、池袋を歩いていると、新しいベトナム料理屋ができていた。
 開高がサイゴンの裏町でしゃぶり付いた、「鳩」は食べられるのだろうか?

 
 
 





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Last updated  Mar 29, 2005 12:55:54 AM
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