vanilla's world

術後の再診に行ってまいりました
傷跡もきれいだそうです
私があんまり痛そうに歩くから（実際に痛い）
先生が
「そこまで痛いか～なんか心配になってきた。。。」
と焦ったので
「いや。。。傷口じゃなくて傷の中の筋肉が痛いというか。。
鈍痛というか。。。歩いたり座ったりすると痛みます」
「あ～確かに脂肪とか切り取ってるし、筋肉も触ってるし
麻酔の針も奥深かったからな～その痛みだね」
「たぶん。。。そうだと思います。。。(^_^;)」

てなわけで、しばらくお尻を使うのは痛みが伴います
まあ。。。正常なところを切ったんですから
痛くないわけないと思っています

彼は過去に大きな事故をしたことがあります
私と出会う以前の事ですので、全てが彼の話の中だけの
世界ですが、いつ聞いても「よく五体満足で生きてたな。。」
と思います
その時の後遺症で右手の指が少し不自由なのと
歯がほとんど差し歯なのと首とか腰にまだ重い痛みが
時折あること。。。その他にもちょこちょこあります
しかし、彼はそのことについて一つも愚痴も不満も
もらしたことがありません
「こんなもんだ。この中で上手にやっていくしかない」
右手の小指は絶対動かないといわれたそうですが
彼の不屈の精神力とリハビリでかなり動くようになりました
これ自体奇跡だそうです
それでも全く完全ではない
その中で彼は完全ではない右手で色んなことを努力して
切り抜けました
彼曰く
「動かないことを自覚すること。それ以上治らないのなら
さっぱり諦めて他に出来る方法を考える」
彼より余計に生きてる私でも（笑）なかなか思えることじゃないし
人間諦めなければいけないことは意外といつまでも
ウジウジ諦めないものです
今回の私の手術に関しても
「一生懸命生きてきた人間は絶対どこかに傷があるもんだ
よかったな～お前その仲間入りができて（笑）」
との一言でした

人間、自分が本当に辛い時や苦しい時に
どれだけ色んなことを感謝できて、
自分の周囲の人たちに感謝できて、
そして「自分ってなんて幸せなんだろう」
って実感できる。。。
そういう境遇の中に喜びや楽しみを見つけられることが
真の幸せなんだと思います
楽しい時や嬉しい時に前向きでいられるのは
当たり前のこと
それすら喜べない人もいます
辛くて苦しい中でも幸せを見つけられる
それが本当の「前向きな生き方」じゃないでしょうか。。。