昨日は会社帰りにふと、私を育ててくれた祖母の事を思い出しました。
私の両親は、私が生まれてから父が精神の病を患った為、私がまだ赤ちゃんの頃に離婚。
そして私は父方の祖父母に育てられました。
祖父母は生活保護と年金で私を育ててくれました。
父が入院してしまって働き手がいない我が家は貧乏でした。
祖父母の子供は上3人が女、そして4人目で待望の男の子(私の父)だった訳です。
なので、父が病気になってしまった時はかなりショックだったろうと思います。
今思えば、祖父母にとって私は希望の星だったのかもしれませんね。
私は子供の頃から、病院で薬漬けにさせられ全然回復しない父に失望を感じていました。
満たされない思いが募ってか、中学の頃は家では反抗、学校ではいい子の私になってました。
祖母も手を焼いていたと思います。あまり話をする家族ではなかったですね~。
祖父と祖母はしょっちゅう口げんかをしていた記憶があります。
そして高校3年の梅雨の頃、祖母が血便が出るからと病院に行ったら子宮癌が発見され、
緊急手術するも手遅れ状態、そのまま閉じて死を待つのみでした。
そして8月の丁度お盆の時期に祖母は旅立ちました。(祖父はその5年後に)
その時はただただ悲しかった!という感じですね。
それからは無意識にあまり思い出さないようにしていたのかもしれません。
時が過ぎ、数年前から時折祖母の事を思い出すようになりました。
祖母が亡くなる時、側にいたのは祖母の三女の伯母でした。いつも祖母の近くにいた人です。
だから私は勝手に、祖母は伯母さんの事を見守ってくれてるんだろうな~と思っていました。
最近気付いたのですが、私は祖母についても自分で寂しさを作りだしていたのですね~(゚_゚;)
そして昨日、ふと祖母とコンタクトしてみようと思って心の中で語りかけてみました。
'ばーちゃん!'(私は長崎出身ですから~)
そしたら何となく祖母の気配を感じた気がしました。
'ばーちゃんは本とはいつも私の事も気に掛けてくれてたとよね~。
うちが今までそれに気付かんやっただけよねー!?'
'そうに決まっとるたい!'(と返って気がした)
'今頃になって、ばーちゃんに色々してやりたかったなーって思いよるよー。
うちも子供やったしね、なーんもしてやれんまんまやったもんね。ごめんねぇ。
なんでばーちゃんはあのタイミングで逝ってしまったとやろうね。寂しかったよー。'
'しよんなかたい!(仕方ない)'
'うちは独りぼっちやなかとよねー。ばーちゃんもじーちゃんもいっつも見守ってくれとるとよね!'
と会話ができたような気がしました。
そして祖母はいつも私の事も見守ってくれてるんだ!ととても嬉しくなり。。。(*^▽^*)
私がお花が大好きなのは祖母の影響だと思います。
今思えば、春の我が家の庭は色んな花が咲き乱れていました.。.:*・゚♪
封印していた寂しさをまた1つ紐解くことができ、気持ちが軽くなった気がします LOVE☆⌒ヾ(^-'*)