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テーマ:最近観た映画。(40090)
カテゴリ:政武楼のキネマ~ニャ
【本当は、虹の女神を見ようと思っていった映画が…なぜかこっちに?】3連休が終わりました。ブログのほうは…さぼってしまいました。申し訳ないです。結構充実していたような、充実していないような…。(なぜかシムシティ4漬けでした。) 今日は仕事が定時でひけたので、映画館で「虹の女神」を見ようと思ったのですが、現地に行ったら、時間があってないことに気づきました~。あきらめて帰ろうとしていた時…、もう一つ気になる映画が。そうです。首題の「ただ、君を愛してる」です。こっちはあと5分で上映との事でしたので、これを代わりに観て帰ることにしましたので、早速コーナーを…「政武楼のキネマ~ニャ」、vol.2「ただ、君を愛してる」です。 この映画、ぶっちゃけてしまいますと、「ポスターが幻想的」という理由だけで観る事にしたのですが…見事に裏切られました。良い方に…ですけどw 観客層が、俗に言う「カップル」ばっかだったので、男一人で入場するにはちと勇気が入りましたが、中には男高校生の団体とかいたりして、さほどは目立たなかった(と思います)。 ストーリーを本当に大まかに言うと、写真家の主人公、誠人が大学時代に恋した音信不通の女の子、静流から二年ぶりにニューヨークから手紙が届いて、その女の子に会いに行くという話の中に、大学時代の回想が入っているという感じです。本筋は大学時代の方ですが、これが全て伏線ととなっていて、衝撃のラストへと繋がっています。 さて、キャストです。この映画の特徴というか、利点です。 「キャストの数が少ない。」 二時間弱の中で、20人前後のキャスト+エキストラかと思います。キャストが少ない分、ストーリー把握が容易で、テンポが軽快で良いです。 いつもなら、いぶし銀のキャストを取り上げるところですが…、この映画、いぶし銀該当者無しです。本当にキャストがコンパクトなので、外野の出番がないのです。そこは物足りなさが若干残りましたが、そんな物足りなさを全て吹き飛ばしたのが、ヒロイン・宮崎あおいです。 宮崎あおいが七変化します。どういう意味か…。 出会った頃と、カメラをはじめた頃と、出て行く頃と、最後の写真。同じ、静流というキャストなのに、全部違う印象の人物に見事に「変身」してます。 出会った頃の宮崎あおい、正直「宮崎あおい」と気づきませんでした。NHK連続小説で宮崎あおいは半年見てたのですが、宮崎あおいと気づいたのは、映画の中盤の頃でした。驚きましたね~。ここまで化ける事ができるなんて…。すごいです。 総評:映画を観終わった感想は、何となく心の中にモヤモヤが残りました。詳細なストーリーは言えませんが、「せつないなぁ~」って。いい言葉がでてきません。 ただ…、近くで見ていた男高校生の団体はうらやましいですね。彼らの大学時代は、これからやってくるのですから。自分も、高校時代にこの映画を観ていたら、もう少し悔いることの無いような学生生活を送れた気がします。何か、訳わからない感想となってしまいました。 一言感想をあえて言うなら、「もう一度、学生時代に戻りたくなる」、いや、もっというなら「もう一度、学生時代に戻って恋をしたくなる映画」です。 ではお決まりの一言を...。 いやぁ、映画って本当に良いものですね。(by MikeMizno) 次こそは「虹の女神」が観てみたい!、の、政武楼がお送りしました。
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