午前は穏やかな晴天。午後から少し曇りがちで風も出てきた。
もう5日連続で乾燥注意報が出ているけど、土の下は湿り気があるので、発芽したばかりの苗や種を植えたところ以外は水もやっていない。初期に少し水を控えめにしたほうが根張りがよくなるということだ。
来客
チャレンジショップで知り合ったお客さんがいらっしゃった。このフリーマーケットのお客さんが畑に来てくれたのは初めてで本当にうれしい。
僕が昨年売っていた食用ヒマワリの種がお子さんたちのお気に入りだそうで最初に連絡をいただいたときは意外でびっくりした記憶がある。
わざわざ隣の市から自転車で3人のお子さんと来られたのだけど、僕の道案内が不十分でずいぶん遠回りさせてしまった。
畑では希望の野菜をちょっとした収穫体験してもらい、作物の紹介をしてまわる。カモミールの青りんごのようなにおい、レモンバームやレモングラスのレモンの香りで驚く子供たち(とお母さんも!)の表情を見ていると、来てもらってよかったなと思う。ミントはおばあちゃんのお口のにおいというコメントに思わずふきだした。
野菜が大好きなお子さんたちだけど、話を聞くと農薬の影響で発疹の経験があるそうだ。別のお客さんからもそういう話を聞くと、この方たちのためにも頑張ろうと思える。
そのために隣の市から自転車で買いに来るお母さん(と子供たち^^)。母は強しだなぁ。
ちょっと珍しい野菜の初体験がうちの野菜だったりするのは名誉なことだなと思う。
特に子供さんがうちの野菜でそれぞれの味を覚えてくれるのはうれしい。僕の作る野菜よりもっとおいしく作る人の野菜はいっぱいあるなかで、舌の肥えた人においしいと言われるのもうれしい。ただそれがわかっている人にだけわかってもらえれば良いと思ってしまうのは傲慢な感じがする。けれど、これから味を覚えてくれて、ひょっとしたらこの先何年も食べ続けてくれる可能性がある子供(もちろん大人にも)から、今はそれがどんな食材かわかっていなかったとしても、「畑が楽しかった」「おいしかった」とメールが来るのは特別な感じがする。
畑はこれからがますます楽しい季節なのでまた来て欲しい。
不思議カラシナその後
昨日のエントリーで書いた、カラシナの花の付近にでてきた謎の透明の樹液の話。今日宇治市立植物園の緑の相談室に電話して聞いてみたところ、その正体はやはり蜜だった。受粉のために蜜を花以外のところから分泌して虫をおびき寄せるそうだ。これからアブラムシがつきますよと言われたが、そのうちアシナガバチが来てくれることを祈って様子を見よう。
ボリジの花が咲く。花の正面から撮ればよかった…。
トンネルしたスイートコーンが発芽していた。ついでにモヤシも発芽。
午後はもっぱら除草作業。後は鳥(カラスとハト)がせっかく敷いた鴨の敷料をクチバシで掘り返しながら虫を探していたのでその修復。
鳥といえば少し土の表面が乾いたせいでスズメがやたらと砂浴びしている。ヒヨドリがキャベツを半分食べつくす。
麦の収穫期のことを思うと少し心配だ。