午前中からぱらぱらと降り始めた雨は現在累計10mm。少しまとまって降ったなという感じ。
今年初めてのツバメを見た。ツバメは昔僕の家の玄関の中と外に巣を作っていたのだけど改築などもあったり、現在はあまり日中には誰もいないので玄関を開けたままにはしておけず、いつからか来なくなってしまった。
休耕地の復元 その6・終わり
以前の記事 その1 その2 その3 その4 その5
今回現状とこれからのことを書こうと思ったんだけど、これまでのエントリーを読み直してみるとけっこうそういったことも書いているので簡単に書いてこのシリーズは終わりにしようと思う。
現状とこれから
畑の周囲
畦の状態は以前(3/27)にポピーの写真で紹介したようにクローバー優勢のところと劣勢のところがはっきりしている。
西側の隣の畑に面した部分は除草のみの管理。北側は法面でクローバーの密度が薄い。東側もクローバーがやや優勢だけど部分的には雑草に負けている。南側は石ころで覆いつつも雑草が多く、ヨモギで覆うことはできていないが波板によって雑草の侵入は軽減されるはず。現在でもクローバーの種を蒔いているけど春蒔きではどうしても雑草に負けてしまうので、今は畑に侵入しているクローバーを暇なときに移植して種まきは秋に集中しようと思う。
周囲に植えているサトウキビはまだ芽もでていない。順調に発芽したとしてもまだ密度が薄いと思う。東側は今年はヒマワリを植えるが来年はここもサトウキビにする予定。
ヒマワリは後述の輪作区で緑肥的に輪作に組み込もうと思っている。
畑
●全面マルチ区
こまめに除草しているのもあるがだいぶ雑草は減った。というより除草しようという気になる程度の量にやっとなってくれた感じ。中央上よりの茶色の部分は鴨の敷料の上にさらに剪定枝チップを敷いた部分(この部分の緑はネギの残渣と作物だけ)。それをはさんで上下は鴨の敷料のみ敷いた部分。多少除草してから敷いたとはいえ突破してくる草の量がまったく違う。
次の輪作区の写真で見るとわかるが、何もマルチせずにいるとこのような状態になる。それを思えば一安心と言うところ。地上部分だけ草削りで刈っていけば何とかなりそう。
石はまだ隠れているのも多いだろう。
マルチ区は少なくともあと1年か2年は全面耕運しないつもり。
輪作区
上にも書いたが何もしないとこんな状態…。こんなふうに一面に雑草が生える。もう少しすると、ここにツユクサ、メヒシバなどが放っておくと草丈40cm以上にびっしり。
しかたがないのでこの区にも一部だが鴨の敷料をマルチしているところもある。
タイミングよく耕運していけばかなり減ってくれるとは思うけど、モノの本によればあまり夏に耕すと土が痩せて硬く締まっていくらしいので、なんとか作付けを増やしてツルものの作物で畑を覆って雑草の勢いを減らしたいと考えている。
麦の株間は雑草が多いがすべて徒長気味。
とにかくまだこの畑は始まったばかりで、今手をかけておかないともとの草原になることは間違いない。
肝心の土の状態はどうなんだ?といってもまあ少しはよくなっていると思いたいけれど何年か経過してみないときちんと評価はできない感じ。
将来的には不耕起畑に移行したいのだけど少し時間がかかりそう。