最高気温は28℃で風もありここ数日では涼しい感じ。
モロヘイヤ定植
モロヘイヤはシナノキ科でエジプト原産のネバネバ野菜。栄養価も高くてナムルや御浸しなどにするとおいしいのだが、もうひとつ一般的ではない。まあ見た目が普通の木の葉みたいだしこんなものが食べられるとは思えないのかもしれない。僕も最初はそうだったし。
乾燥や高温に強く、夏野菜が疲れ始める7月後半あたりからは重宝する。
やっと定植できた。
ヒマワリが開花し始めた。これはこぼれ種から出てきた株なので早い。肥料なしのところに移植したので背も低い。でもこの黄色を見るとなぜかうれしい。
ミラノ大根の種採り
この大根は外皮が紫の美しい大根で、直売所などに出すとかなり目立つ。冬場に以前紹介した赤大根(紅化粧)とミラノ大根、普通の白大根を並べると下手な看板よりよっぽどお客さんを集めてくれる。
それにしても今頃種を採るのは春植えた大根かと思われるかもしれないけれど、実はこれ去年の秋に植えた冬大根だ。普通の大根がトウ立ちしてとっくに花を咲かせるころでもまだ葉っぱのみ、エンドウ類の収穫が始まるころにやっと花が咲いた。
普通大根の種の自家採取などはやらない。アブラナ科は交雑が多いし、たいてい一代交配つまりF1だからあまり親株の形質を遺伝しないことが多いから。
でもこのミラノ大根の種はじつは結構お高い。花期も上に書いたように他のアブラナ科とはずれているので一度自家採取してみようと思い立ったわけだ。
果たして上手くいくだろうか。もしF1でも数年間選抜した種を採っていればある程度固定化することが出来ると思うのだが…。
なんせアブラナ科は交雑しやすい。一度カブを自家採取したことがあったけど、植えてみたらミズナの葉っぱに丸い根っこがついたものや薄く紫がかった根がでたりわけのわからないものができてしまった。
上手く出来ればもうけものだしこういう実験も面白い。