朝は少し曇っていたが午後からは晴れ。これが昨日であればと思うけど天候はままならない。
大雨の後
一日あけたけど一部まだ水が引かない部分が残っている。作物的にも多少影響が出始めている。トマトは裂果が増えているし、シシトウ、ヒマワリは少し根が傷んだようで葉をだらりとさせてしまった。
ご覧の通りヒマワリの葉が垂れ下がっている。畑の南西側は水の引きが遅く、一部まだ水溜りもある。
根腐れを心配していたスイカ、メロンなどのウリ類はさいわい無事だったようだけど、水分過多なのは確かなので見守る必要がある。
せめて少しでも雑草を減らして蒸れるのを防ごうというわけで、水の引いた部分からスパイダーモアを入れて草刈。
やっぱり楽。ただチップソーのほうが手元の操作で刈ったり刈らなかったりの選択が出来るなと思う。つまり作物の株ぎりぎりまで刈れる。モアはある程度の広さを楽に刈れるというのが良いところだし、こういうのって一長一短。両方持っている人は使い分ければ良いだけの話か。
父も試しに運転したけど、畝の上まで刈ってしまってショウガを切り飛ばしてしまった。
やってしまったことは仕方ない。
シソジュース
お客さんが梅干を漬けるためにほとんど刈り取ってしまった赤ジソがたくましく再び脇芽をたくさん出してきたので、今度は自分ち用の梅干とシソジュースのために収穫。
シソジュースは意外と簡単に出来ておいしいので毎年作っている。今年は砂糖の代わりに甘味はすべてステビアで代用することにした。
レシピとしては…
- シソの量は適当に枝でバケツ半分ぐらい。葉っぱを取る(茎が残ってもかまわない)。
- ステビアはバケツ4分の1ぐらい。これも茎が残ってもかまわないので葉っぱをざっと落とす。
- シソとステビアを洗って水を切る。
- 2リットルぐらいのお湯で煮る。30分ぐらい。アクをとる。
- 味を見て甘味を調節する。ステビアがたくさんあるのでステビアを足したけど、ここは砂糖を使ったほうが便利かな。
- クエン酸を入れる。2リットルに対して30gぐらい。
- また味を見て調節。どうせ薄めて飲むのでちょっと甘すぎるなという感じでOK。
- 冷まして、ペットボトルなどに布でこしながら入れて保存。
大雑把だけどこれで結構おいしいのが出来てしまうから不思議。
クエン酸を入れると、濃い青紫の煮汁が赤紫に変わるのが楽しい。クエン酸がなければ酢でも良い。クエン酸は薬局で売っているけど僕の場合はこのほかに、鮮度保持剤としても使うし、殺菌剤として作物に葉面散布もするので通信販売で食品添加用のを1kgづつ買っている。
今回ステビアを使ったのでカロリーは低いけど、砂糖を使ったほうが保存はきくと思う。30分も煮ているしクエン酸も入れるしステビアも抗酸化作用を持っているしまあ何週間かは持つだろう。
ただこんな大雑把じゃわからないと思うので「月刊 現代農業2006年8月号 目指せ 究極のシソジュース」を参照のこと。
スポーツ選手なんかもバテるとクエン酸の結晶をなめたりするらしい。僕もシソジュースを飲むと心なしか疲れが取れるような気がしないでもない。そういう意味では多少糖分もあったほうがいいなと今気づいた。