気温16-24℃。基本的には曇りの一日だったが、昼頃から雨が降ったりやんだり。雨量は1mmなのでなんてことはない。
特に特筆すべきこともないので段落ごとに適当に話題は飛ぶ。いつものことだけど。
▼昨日は稲刈りはこの土日でも良かったかな、なんて書いたけどやっぱり早めで良かったと思いなおす。
稲作としてはこの時期雨はあまり必要ではないけれど畑作はそうはいかない。そろそろ水遣りしないとなと思ったところに降ってくれたのでありがたい。
▼午前中は昨日18時ごろ運んでもらった玄米を倉庫に格納する作業。1年で一番腰を使う作業かもしれない。
その後は畑へ。アブラナ科野菜の虫取りなど。
午後からは雨の合間に畑に行ってシソの残渣を撤去。種がたくさんこぼれているだろうけど気にしない。
▼先日植えたリーフレタスが発芽していた。一安心。
▼雨が降っているときはネットをみながら、お勉強。
・堆肥施用技術の基礎(その1)『財団法人 畜産環境整備機構』
先日(10/12)のエントリーで鴨の敷料の害が近所の畑に出たのではないかという推測を裏付けるような資料はないかなと探しているときに見つけた。
少しだけ引用すると
4 未熟堆肥の過剰施用による影響
(中略)
3)生育阻害物質
堆肥の副資材として用いられる稲ワラや麦稈にはバニリン酸、p-オキシ安息香酸、フェルラ酸、p-クマル酸などのフェノール酸が含まれており、またオガクズや樹皮(バーク)のような木質物にはフェノール酸の他にタンニンや精油などの生育阻害物質が含まれている。また、家畜ふんの堆肥化が適切に管理されず、嫌気的に発酵した場合、フェノール酸や低級脂肪酸が多量に生成される。このような堆肥を施用すると、作物の生育が阻害される危険性がある。
という記述を見つける。
また『オガクズを多く含む堆肥を多量に施用した場合は、土壌中の水分が上方に移動する作用が妨げられ、そのために干ばつの被害を受けやすくなることがある』ともあった。
僕は表面にマルチングする方式をとっているためかこの資材が原因で生育不良になったことはない…と思うがあまり自信がない。いっぽうで旱魃の被害を受けやすくなるというのは毛細管現象が阻害されるためと思うけどこれも地表面のマルチングの場合は当てはまらないと思うが、一部の鴨の敷料をマルチした通路でかつ耕運してしまったところは確かに土壌が乾きやすくなることは確認している。
やっぱり長期間熟成させないと鴨の敷料(に限らず剪定枝チップなども)は土中に混ぜるわけには行かない。手間もかからずゆっくりと腐熟して自然に土に混ざる僕が今やってるマルチング方式が無難なんだなと再確認。
・Google Scholar
グーグル検索は頻繁に使うけれど、論文検索は使ったことがなかった。学士論文なども含まれているので(僕の大学時代の卒論なんかを思い返してみても)玉石混交なのかもしれないけれど勉強になりそうなものも多い感じ。
▼こういうのを調べながら思ったのだけど、自分なりに情報を整理する必要があるなぁ。ちょっとブログでは情報集積をしにくい。どこかでwikiでも借りるか何かしてまとめておくのが良いかもしれない。今ちょっと時間がないけど。
▼稲刈りが終わってから麦に意識が移りはじめている感じ。
あとエンドウ類、タマネギなど。これらはまた植えられる限り植えてしまうというのもありだけど。
▼老M氏と豆談義。黒豆のエダマメがおいしくて毎日食べてると話したら、延々1時間ほど味噌の作り方を講義されてしまった。一度食べさせてくれと言ったら自分では作ったことがないらしい。なんだかなぁ。