ヤサイエンジン

気温0～3℃。今年一番の冷え込み。朝から雪が舞う。

小町手づくり市に参加
夜明けとともに起きて小町手づくり市のための収穫に向かう。

雪。寒い。小町手づくり市の開催場所はわが町より北側で標高も少し高い。これは厳しいだろうなと思っていたんだけど…。

まあ小雨でも開催なので言ってても仕方ないのでハーブや葉物などを収穫して急いで準備していざ随心院へ。

初めて参加させてもらうところなのでちょっと勝手が分からなかったんだけど、受付を済ませるともうすでに開始時間になっていた。
とはいえこの山科区では雪が数時間前から降ったりやんだりしていたらしく、うっすら積もっているところもあった。

随心院の庭にもうっすら積雪。

とりあえず準備。コンパネの下にコンテナを置いて即席のテーブルに。
悲しいことにこんな天気なのにターフなし。風と雪が容赦ない。ターフがないのは70ブースのうち僕と数軒のみ。せつないなー。

今回持っていったのは

• ハッサク
• レモン
• カリフラワーロマネスコ
• コールラビ
• ニンジン
• パープルパープル
• 金時人参
• 5寸ニンジン
• ジャガイモ
• アンデスレッド
• シャドークイーン
• エビ芋
• プンタレッラ
• 芽キャベツ
• ローズマリー
• サトウキビ

11品目、14種。

このうち売り切れたのはロマネスコ、コールラビ、パープルパープル、シャドークイーン、プンタレッラ、芽キャベツ。

売り上げは初めてにしては上出来といってもいい。
お話によるとこの手づくり市は前回千人以上のお客さんが来て、今回出店者が倍増したらしい。がいかんせんこの天気では客足が全く伸びない。こればかりはどうしようもない。

面白いのがサトウキビが意外と売れてしまったこと。5本持っていって4本売れた。年配の人にとってはノスタルジー、若い世代にとっては初体験のものであるらしく目立ってくれた。
アンデスレッドも売れ残りはしたけど「これおいしいよね」という人が何人もいた。ブレイク（というか定番化）ちょっと手前という印象。

問題はエビ芋。作り手である僕にとってはすでに定番野菜。けどお客さんにとってはお正月などのハレの日の食材であるらしい。僕としては特別なものという扱いではなくて価格設定も普通のサトイモとほぼ変わらないものにしたのだけど伸びない。周囲の方に聞いてみるとお正月前にはよく売れたという話。難しい。

小町手づくり市の全体的な話。
100m弱の通路に70ブース。これは地元の人が手軽に見て回るには調度良い規模な感じがする。普段使いの野菜を売るのに向いていると思う。他の特徴として比較的食べ物屋さんが多いこと。パン、お菓子、ファストフード、飲み物など手軽に食べながら他のブースを見るのに良いと思う。
僕と同じ八百屋（本人としては八百屋だとは思ってないけど）も数軒ある。僕の野菜は基本的に他店とは品物が被らないようにできるし、適度な刺激があってとても楽しい。
回を重ねるごとに地元に定着していきそうな市でまた出店したいな。

などなど冷静に考えたのは帰ってきてからの話。

実際は雪が降ったりやんだりで吹きさらしの僕は半分以上テントかターフを買えばよかったと考えていた。ホントに寒かった。
雪が午後3時頃からずっと降り続くようになったのでみなさん店を片付け始めた。僕は初参加だったので最後まで居ようと思ったのだけど寒さにこらえきれず、みなさんにつられてリタイア。

雪景色の随心院は写真のように綺麗だったけどそれを楽しむ余裕はなかった。勿体無い。

お客さん、他の出店者さん、主催者さん寒い中ありがとうございました。

昨日のメモ
昨日はブログ更新を忘れていたのでメモ。
気温1～7℃。
手づくり市のための準備。袋詰めなど。