ヤサイエンジン

気温6～11℃。晴れていたけど風が強いので寒かった。

竹を切りに行ってきた
作付の面積を増やしてから支柱が不足している。
株に添わせるようなものではなくてネットを張ったり棚を作ったりするときの骨組みになるような太めの支柱が不足している。

というわけで親戚の山に竹を切りに行ってきた。前もって頼んでおいたらいつでもどうぞというわけで野菜を持ってまずは挨拶に。だれもいないようなので玄関先に野菜の袋を置いて（田舎はまだこういう事をしても比較的安心）山へ。

山の入口。別に目印があるわけでもないけど。
僕の家から車で東側に15分も走ればこんな感じ。三室戸寺（西国三十三ヶ所の一つで重文の仏像が幾つかあるらしい。実はあまり参詣したことがない）のそばにある。

不気味な井戸が…。言い伝えによると井戸の中から…みたいなホラーな話は無い。
比較的間伐もされていて山肌まで日があたる。小川もあったりして気持ちいい。

ちょっと分け入ると低木も目立つ。
杉の木の皮が50cmぐらいのところで剥がされていたりするのはイノシシかシカだろうか？数は少ないけどいるらしいし。

そういえば花粉症なのに杉がいっぱいあるようなところへ来てしまった。と不安になったのだけど意外と平気だ。

で竹藪発見。ある程度は間伐されているみたいだ。昔からの茶農家はたいてい茶園に連なる山を持っているものらしい。この山の持ち主である親戚はすでに茶園は手放して住宅地になってしまった。で山だけが残っているらしい。

まここらあたりでいいだろうというわけで、ノコギリとナタを使って竹を切り出す。根元あたりからノコギリで切ってナタで枝葉を落としていく。チェーンソーがあれば楽なんだけど今は持っていない。

切り出す竹は支柱なのでそんなに太いのは要らない。昔、稲のハザガケをやってたときには直径10cmぐらいの長さも10m弱は使えるような立派な竹をもらってきたりした。

これが畑に持って帰ってきた竹。一本の竹から3mぐらいの支柱が2本ほど取れるので15本ほど切り出してきた事になる。

あらかじめ山で両手を広げた長さ×2で切り出して、大雑把に枝を落としておいた。
今度はこれの先を尖らせて枝の付け根を削る。

こんな状態に。

竹は本来10月から12月に切り出すのが良いらしい。水分が減って竹製品を作るのには良いそうだ。で今の時期ぐらいを過ぎると枯れてくるので虫に食われたりする。
僕の場合はただの支柱なので虫にさえ食われていなければ問題ない。

こういう事があると山が欲しいと思うけど、たぶん管理できないだろうなぁ。

ま、タケノコにはちょっと時期が早かったのは残念。