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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:サッカー
セビリア戦、CL戦の連敗と来たところでのクラシコ。ホームかつ久々にガウショ、エトー、メッシのそろい踏みという点では面白くなりそうだったけれど、3-4-3がディフェンス面ではまらずにバタバタしたシーンが多かった。
開始早々のニステルロイのゴールでまず軽いジャブを食らった気分になるものの、すぐにきれいな崩しからメッシの同点弾。 しかしその後にまさかのPKを与えてしまい、すぐに2-1にされる。バルサに厳しい判定が多く、カードも多くもらったが、これはディフェンスがうまくいっていなかったことにも起因しているように思えた。 その後エトーとガウショが針の穴のような狭いスペースを二人で崩し、ガウショがシュート。カシージャスがはじいたボールをフリーのメッシが左足を振りぬき。またもや同点に。マドリのディフェンスが全員左サイドのガウショ&エトーに寄せられてゴール前が無人になっていたのが面白かった。 ようやく落ち着いてバルサらしさがでかかったところで、前半終了間際にオレゲールが二枚目のカードをもらってしまいまさかの退場。椅子から落ちそうになる。インテリ・マジェンコ主審はカタルーニャ純血主義者が嫌いなのか?そんなことをかんぐってしまいそうな嫌な気分になる。 後半には数的不利から決定機を三連続で作られたりしたが、われらの守護神バルテス様が神がかったスーパーセーブを見せて、なんとかふんばる。が、セットプレイからセルヒオ・ラモスにヘッドですらされて3-2にされる。こうなってくると人数が少ない方が厳しくなる。 イニ、シャビ、デコがすばらしい個人技を見せて局面での打開から攻撃の起点を作るが、ゴールまでなかなか届かない。ベレッチを入れてサイドから行こうとするが、これも不発。残り10分のところでグジョンセン投入。なりふり構わぬパワープレイに行くのかと思いきや、割と小さく攻撃していたような・・・。それにしてもイニエスタ・・・あんなにがんばっているのに何かツキが無い様に見えるのは僕だけだろうか? さて、両サイドも上げて、セカンドボールをすぐさま拾い、ひとり少ないとは思えないバルサの攻撃が続くが、ときどきヒヤヒヤする展開を作られ、裏への抜け出しが無かったりすることもあってジリジリさせられる。そして時計はまわり、後半ロスタイム。サッカー見ててよかったと思える瞬間がやってきた。 PA前の中央でボールを受けたガウショがアングルに走りこんできたメッシにパス。回転数の上がった19歳のアンファン・テリブルは、風のように駆け抜けてPA内に侵入し、左足を一閃。ボールはディフェンスとキーパーがぎりぎり届かないラインを疾り、カンプノウを爆発させた。早朝の極東の島国でも、一人の男が拳を握り締めて叫んでいた。まあ、一億人以上がライヴで見てるらしいから、似たようなことをやっている人がいると信じたいところだ。 内容的には不満は多いクラシコだったけど、そんなことどうでもよくなってしまった。 メッシのハットトリック。後半ロスタイムでの同点劇。もうね、サイコーですよ。 カシージャス・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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