青い花

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• １週間がたって

  先週の金曜日の朝、母から全員無事を知らせるメール、何人かの知人から家族の安否を問い合わせるメール。何がおきたんだかさっぱりわからなかった。出勤しても、何年かぶりかのニューヨークの知人から携帯に電話が。勤務中なんだけどなー、と思いながらも相手がお年よりなので出た。すきを見てネットサーフィンして、だんだん日本がどうなってるかわかってきた。職場の同僚が「家族は大丈夫か？」って聞き始めたのも昼ちかくなってからでした。土曜日、日本のニュースをくまなく読んで、事態の深刻さをあらためて認識したわけです。それ以後、連日インターネットでNHKニュースのミラーサイトにアクセスしてリアルタイムでニュースを聞いています。まず、今はだれかのせいにするよりも、どうしたらこの危機をのがれられるか、どうやって孤立している人たちに救助援助をいきわたらせるか、どうやって被災者に希望を与えつづけ、早く少しでもまともな生活をしてもらうか、ですよね。地震から３日目に官房長官記者会見で「来月の統一地方選挙はどうするのか」という質問がでて、私だったら「一週間先ならともかく、今日そんなこと考えてるほどひまじゃねーよ！」と答えるところですが、ちゃんと冷静に過去の例をあげて答えているのを聞いて、「ふーむ、私もバカな質問にはこういうふうに対応しなくちゃいかんのだな」と学びました。日曜日に教会にいって、日本人の私に対して個人的に話しかけてくる人はいたけど、教会として、ハイチやチリの地震にくらべるとぜんぜん反応がにぶいなー、もっと大災害なのに、と思いました。日本は金持ちって思われてるからかな。でもベネディクト１６世はさっさと教皇基金を日本に送ったらしい。来週になればみんなの認識も少しはかわるかな。まあアメリカのみんなの気持ちもわからないわけではない。私も、金を送ることでしか助けられんなーと思いつつ、２－３日躊躇しました。だってこの円高。ドルでもらってる私の給料から送ってもあんまり価値ないんですもん。少額をドルで送っても手間かけるだけだし、アメリカの慈善団体はなかなか日本のこの地震のための口座をつくらず（週末にかかったからかも？）、募金しても中南米やらアフリカやらにお金がいってしまいそうだった。なんか頭のよい助け方はないものか、と思案してたら、火曜日になってやっと、アメリカ赤十字が日本に送る募金をはじめたのをみつけた。赤十字ならまあ信用できるし、アメリカで寄付すれば、アメリカの税の控除対象になるし（あいかわらず、日本円に換算すれば私の寄付の価値なんて私の犠牲のわりにたいしたことないけど、ゼロよりはましだ）。あとは、自分の今の仕事をきちんとして、もっと後になって家族や知人や日本がもっと助けが必要になったときのために余力を残しておく、くらいだろうか。みんな、賢明な判断をくだして、希望をもって助け合えるように。そのためには、いまいちばん必要なものは、やっぱり祈りか。この危機で日本経済がガタガタになるんじゃないかという心配もあったけど、G7の介入がさっそくあってよかった。被災地に行くばかりが援助じゃない。みんな、できることをしよう。

  2011.03.19

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• ポンチキの勢力拡大

  ニューヨークにいたころは四旬節まえのこの時期になると、スーパーに「ポンチキ」というものがならんだ。カスタードクリームやフルーツのジャムのはいった、卵がたっぷりはいった生地のあげドーナツ（しかも、伝統的にはラードであげる）。表面にも砂糖がたっぷりまぶしてある。激甘、高カロリー。これはもともとポーランド移民がもちこんだ文化。四旬節になったら、甘いものも動物性のものも食べないから、その前に材料を使いきってしまい食べ納める、という昔の習慣。私は実は四旬節のあいだも甘いものや動物性のもの、そこそこ食べてますが、桜餅や柏餅といった季節ものがすきなので、アメリカに来てからこのポンチキも年に１回、四旬節に買うようになったわけです（その時しか売ってないし）。一応、これから四旬節だぞ、と気合いいれる意味でも。ところが数年前にフロリダに引っ越してみたら、ポンチキなんてものは売られていませんでした。どうもポーランド系移民がニューヨークにくらべてだいぶ少ないみたい。（その分、ヒスパニックが多い。）ちょっとがっかり。まあ気候も四旬節前なのになま暖かいから、あんなに甘くて高カロリーのもの食べてもおいしくないかもな、と思っていました。しょうがないので、教会でいつもミサの後に出る（半分に切ってある）ドーナツのなかからちょっと砂糖多めのをつまんで四旬節前気分だしたり。ところが今年、ついに地元スーパーにポンチキ登場！！（こないだドーナツ６個入り一箱買ったので今年はFat Tuesdayもうおわったことにしようと思ってたんだけど）買った！４個入り一箱。やったね、ついにフロリダにもこの文化が来たわいな。レジにはレジうちのお兄さんと、チェックした品物を袋にいれてくれるお姉さんがいた。お兄さん「なにこれ？こんなものあったっけ？」お姉さん「最近はじめたんだよ。ポーランドのお菓子。」お兄さん「へー、へー、へー、１個ずつでは売ってないの？」私「なかったよ。」お兄さん「まだこれあった？」私「ベーカリーのところにいっぱい積んであったよ。」お兄さんの目がキラリ。すぐにでも買いにいきそうな勢いだった。ははは。日本のものでもなにか、こういうふうにならないかな。クリスマスに、生クリームとイチゴののったフワフワのケーキがスーパーにならぶ日がこないだろうか？一度つくって職場にもってったけど、アメリカ人だって、好きだったよ。そういうものを知らないだけ。

  2011.03.06

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  日曜日の工作３連発

  先々週。バレンタインデー前日だったので、折り紙のハートをつくった。全員、赤とピンクで各１つ、メッセージをかいてお父さんとお母さんにあげるように。（この折り紙テクは将来役にたつよ、と４歳児に教えた私はアホだな。）先週。ダビデ王の話で「主は私の牧者」がでてきたので、羊飼いじゃなくて羊をつくった。羊なんてつくる機会、これからわんさかあるんだから、ダビデの竪琴とかのほうがよかったかも知れないけど、羊の試作品をみたもう一人の先生がだんぜん気に入ってしまって。飲むヨーグルトの空き瓶に、マニキュア用のコットンボールをはりつけてあります。足はモール。顔は丸めたペーパータオルを黒いストッキング（の電線したのからよいところをとって）で包んであります。今週。イエスが病人や盲人を癒した話。職場からでた、使い道のないプラスチックゴミを使ってフレームを作った。そろそろJESUSの綴りをおぼえてもらおうかな、と思ったけど、なんと今日は人数が多くて、Sが足りなくなりそうだったので、JESUSか自分の名前かどっちか作って、と言ったら、子どもたちは全員自分の名前にした。クレヨンで書かせるとでき不出来が際立つので、既製品のアルファベットシールを使わせたのだけど、「山の中から自分の必要な文字をさがしなさい」って言ってるのに、「せんせー、Aちょーだい」「せんせー、Dちょうだい」、、、のコーラスがえんえん続き、めまいがした。（笑）しかし子どもって、なんで可能なかぎり文字を左右うらがえしに貼るのだ？B, C, D,E, K, N, Z 。見事に全員。上下ひっくりかえしはしないんだけど。G, J, L, P, Q, Rは左右うらがえしにシールをはれないので、みんな正しい向きだったけど、書かせたら反対にするんだろうな。

  2011.02.28

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• やったこと

  ご心配おかけしてますが、なんでブログが滞っているかというと、他にするべきことが山ほどあって、ブログなんぞつづる気分になれないから。うちのボスは私に仕事を「丸投げ」する。私は必死でこなす。でも私がだれかに「丸投げ」すると、かならずもっとめんどくさいことになって自分に戻ってくるからできない。くー。まあ、世の中そんなもんだべな。事務のおねえちゃんから、某スーパーのドーナツは異常においしい、あそこのを食べたらもう○○ドーナツなんか食べられへん、と教えてもらい、しかもそれを聞いた直後にその某スーパーがドーナツ特売していたので買ってみたら、たしかに。今までスーパーでドーナツなんて買ったことなかったのに、味を覚えてしまった。いかん、いかん。今年はFat Tuesdayの分をちょっと早く食べたことにしよう。土曜日。いい天気だ。職場に心配事はあるが、今日は忘れたふりをしよう。掃除もしたし、洗濯もあとはたたむだけ。（若いころは洗濯物ほしやら乾燥機から直接服をとって着ていたが、今は乾燥機から出してすぐたたんだりアイロンかけたりできるようになった。何事も勢いだ。）買い物にも行った。車にガソリンも入れた。あとは、明日の教会学校の工作の下準備さえすれば寝られる。上出来。（ここで、いっぱい「積ん読」論文があるのは忘れたふり。）工作の写真をアップしようと思ってたら、写真とる前にこわれちゃったのがあって、これもブログを滞らせる原因のひとつなんだな。しかし、できる限り記録を残すぞ！（ひとえに来年楽をしたいため。）ほぼ毎週、金のかからない、３０分程度で４歳にできる工作を考えるのはけっこうエネルギーがいる。家賃を払うのを忘れないように気をつけないと。遅延料とられたら癪だし。払おうとして、ふと気づいたら、アパートの契約が１月末できれてた。契約更新の催促もしないアパートなんてはじめてだよ。（その他は、ここのアパート、今までで一番いいんだけど。）追い出されるわけでもないけど、今朝オフィスにいってみたら、「更新しなければ出るものとみなします。」ってなんだそりゃ？先月だって家賃だまって受け取ったくせに。近日中に契約更新の書類をもってくるそうだ。家賃、あがるか、下がるか、横ばいか。できればそれを確認してから３月分を払いたいんだよね。３月か。もうすぐ、おひなさま。クリスマスに、聖家族をかざったら、なんだかヨセフさまとマリアさまがおひなさまみたいに見えて、ついでにおひな様を出してしもうた（おひな様には赤ちゃんいないけど。）それで、クリスマスすぎて、聖家族しまったけど、おひな様出しっ放し。３日すぎたら、しまわないとな。今日通った道に、桃の花らしきものが咲いていた。もう、うっすら汗ばむ暑さ。車はきな粉みたいな黄色い粉まみれ。花粉なんだよね。その割には、今日はくしゃみがでなかった。ここ数日のは、やっぱりアレルギーじゃなくて風邪だったんだ。そんな感じでこの週末もすぎていき、また月曜になるのだな。うぅーん。

  2011.02.27

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  これは何でしょう？

  今週の工作、「大きな魚にのみこまれたヨナ」でした。ネットで「ヨナ、魚、工作」で画像検索してでてきた中で一番気に入ったのを少し簡単にしたもの。子どもには「ふつう」だったらしいけど、私も気に入ったように、大人には大うけなようで、日曜学校長、試作品を見るなりみんなに見せびらかしに持っていってしまいました。先に写真とっといてよかった。ところで、見てのとおり、これ、潮ふいてるクジラなんですよ。ネットに出てた通りにしたんだけど。でも私の記憶ではヨナをのみこんだのはクジラじゃなくて「さかな」だったんだよね。でも先生方もなぜか「クジラ」っていう記憶があった---ヨナのパクりのピノキオとごっちゃになってるんじゃないか？それにクジラって魚じゃなくてほ乳類なんだけどな。聖書の時代にはクジラがほ乳類だって認識がなかったんじゃないか、という話になった。一方、魚類で人間を飲み込めるほど大きなのがいるのか、と調べてみると、ジンベイザメが体調１８mほどになるらしく、これなら可能かも。ヨナ書ってすごく短いのに、魚にのみこまれるあたり、ビジュアル的にうったえるものがあるので，必ず日曜学校でとりあげられ、有名だ。今回のこどもの聖書では省略されたたけど、私は神がとうごままを茂らせ翌日枯らすところも好き。子どもたちが、大きくなってから今日のへんな工作を思い出し、「あれは結局どういう話だったんだ？」ってこの短いヨナ書を読み返してくれればいいや。今日、私がしたみたいに。

  2011.01.17

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  今年の目標

  ２０１１年も９日目。クリスマスもとうとうおしまい。いつも教会学校で使う教室、日曜日以外は教会付属の小学校の教室なんだけど、黒板、じゃなくてホワイトボードに気になる掲示があるんだよね。これを今年の目標にすべぇ。なんでlittleにアンダーラインがひいてあるのだ。あてつけ？^^;

  2011.01.10

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• ２０１１年最初の日曜日

  朝、おきたら首が痛かった。寝違えたらしい。首は動くし、そんなにひどくないけど不快。小さいころはしょっちゅう寝違えたのに、そういえば、大人になってから寝違えなくなったなーと思った。どうしてなんだろう？多少、寝相がよくなったんだろうか？いつものように教会に行き、ミサのあと、世間話をして「今日は久しぶりに寝違えて首がいたい」と言ったら、「もっと歳とると、いっつもどこか痛いんだよ」とあっさり言われた。そうかもな。しかし、それが寝違えに対するコメントか？！英語通じなかったのかな？明日から通常営業だ。

  2011.01.03

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• 謹賀新年

  2010年、お世話になりました。2011年もよろしくお願いいたします。今年は31,1,2と休めそうだし、ジャパニーズレストランにいって久しぶりに（だいたい）本格的なお節も食べることができた。しかも、自分の手をわずらわせることなくお節を食べられたんだから、子どものとき以来ののんびりした正月だ。１週間前のクリスマスも、同じようなカレンダーの事情で３連休になったので、その機会に大掃除というものができた。大掃除も前回いつやったかわからないくらいだよ。へへへ。（通常の掃除はしてまっせ。）トイレの便器が黄ばんでどうこすっても満足にきれいにならないので、ふと思いついていつもと違う、ブリーチ入りの洗剤を買って使ってみたら、いっぱつで真っ白。そういえば、去年、新しい掃除機買ったら部屋が見違えるほどきれいになったしな。なーんだ、手間より適切な道具か。どうして、今の時代になっても「自動片付け掃除装置つきの部屋」というのがないのだ？毎朝でかける時に（食器洗浄機のように）スイッチをいれると、とっちらかったバーコードつきの物たちが所定の位置にもどり、床がセルフクリーニングモードになるとかいう。だれか、発明してちょうだい。会社の独身寮とかに、需要があると思います。定期的に掃除することによって、害虫の発生も防げ、建物の耐用年数がのびるでしょう。

  2011.01.02

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• 2010クリスマス

  ご降誕おめでとうございます。おかげさまで、私はかなりハッピーなクリスマスをむかえました。今年は２５日が土曜日なので、前日の２４日がふりかえ休日になり、自動的に３連休になりました。で、いつも休日だからといってフルに休んでるわけじゃないけど、今年は先月の感謝祭、世間は４連休なのに自分の用事以外のことでフルに働いたので、クリスマス３連休をとることにしました。２４日、ちょっと遅めに起きて、コーヒーのんで洗濯しながら料理して（料理すると台所がよごれるので、いつも休日は料理のあとに掃除するのだが、そうすると掃除が時間切れになることが多い）、そうだ、明るいうちに車を掃除しよう、と思いついて車を洗いに行って帰ってきたら、もう教会に行く支度をする時間になってしまった。だって、今年はこどものミサにでるんだもんね。ミサのまえ、子どもたちのミニコンサートをして、私は解放された。続いてミサに参加しようと思ったけど、もう教会は満席。大きい子どもたちのパフォーマンスがミサ中にあるので、その子たちの専用席に余裕があるから座っていいよ、って校長に言われたけど、まだその席にはだれもいないし、立っているひとがたくさんいるのにスタスタ歩いていって座る心臓がないよ、、、、と思っていると、私のクラスのAくんのお母さんが、「少しつめるから、いっしょに座らない？」って言ってくれた。よかった！６時すぎにミサ終了、やり残しの掃除を今日も続けております。だいぶきれいになったけど、まだ明日もだな。掃除する時に、机とかテーブルにつんであったものを読んでるんですよ。心おきなく捨てられるように。それで時間がかかる。でもそれで、クレジットカード会社のディスカウントが今月末までだと気づいて急遽自分へのクリスマスプレゼントを買ったり、ちょっと心の栄養をとったりできてるわけですな。９月からつんであった、教会学校教師用雑誌。教案として、I-am-with-you-always braceletというのがあった。マタイ福音書の最後のことば、「私はつねにあなたがたと共にいる。」がきざまれたシルバーやらビーズのブレスレットって、アメリカじゃけっこう一般的な商品なんですが、毛糸で手作りする、という教案。材料は、５色の毛糸、シルバーのワイヤー、十字架かハート。まず、聖書の箇所を読み、どんな時にイエスさまがそばにいてくれないと感じたか、話してもらう。それから、ブレスレットつくりにかかる。５色の毛糸、赤は怒り、黒は恐れまたは喪失、緑は成長または命、黄色は喜びと幸福、白は信仰、青は平和をあらわす。シルバーのワイヤーはイエス。この６本を３つにわけて、三つ編みにし、ワイヤーを利用して端を束ね、十字架かハートをつけて完成。できあがったブレスレットのどこにでもシルバーが見えるかどうか、生徒に問う。もちろん、答えはno。でも、いろいろな色にかくされて見えないところでも、いつもシルバーはそこにある。そのように、私達が恐れや怒りを持って、イエスの存在を感じられないときにも、イエスはいつもともにいてくださる。というのがレッスン。それで、ちょっとへこんだ。どんな時にイエスさまがそばにいてくれないと感じたか聞かれたら、私は答えられないと思う。それは、いつも主の臨在を感じているからではない。すごくうれしい時以外には、もともとイエスさまがそばにいてくれるなんて感じてないから。それでも、「特別の時にも、普通の時にも、あなたが感じてる感じてないにかかわらず、イエスさまはいつも共にいてくださるよ。」と教え込まれてきたから信じるけど。まあ私の信仰なんてそんな程度だ。「神はいない」という言葉は、せつに求めるものの叫びなんだなぁ。、、、って、そういえば、同じことを○十年まえに高校の倫社（歳ばれ）で習ったぞ。「神は死んだ」っていうのは、もともと神を信じてなきゃ言い得ないって。まったくだ。これが、今年の受洗記念日の思いでした。

  2010.12.26

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• 反省

  今日は久しぶりに魚を食べた。日本語でなんていうのか知らないけど、mahi-mahiっていう、アメリカではけっこう高級な魚。骨も皮もとった切り身が真空パックになって冷凍になって売っている。オリーブオイルでソテーして、アーモンドスライスまでかけたんだけど、なんだか物足りなくて、結局醤油をかけたらおいしくなった。何にでもケチャップかけたがるアメリカ人のことを笑えんな、と反省した。しかし、オリーブオイルと醤油って、意外とあう。サワラみたいな味だった。あと２切れある。塩焼きとみりん干しだな。

  2010.12.19

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• へんな一日

  今朝、出勤しようとしたら、車のエンジンがかからなかった。ここ数日すごく寒いし、バッテリーを何年前にかえたかぜんぜん記憶がないので、おそらくバッテリーがついにダメになったんだな、とピンときた。AAA（JAFのアメリカ版）をよびつけ、ジャンプスタートしたあと、バッテリーを買った。２時間程度で全部すんで、まあ良かった。で、夜帰宅すると、アパートのドアがあかなかった。最近錠がずれてきて、だんだん開けにくくなってはいたんだけど、ついになんとしても開かなくなり、鍵はもってるのに閉め出しをくらった。しかし、このアパートはたしか、夜閉め出しくらったときにはメンテナンスが来てくれるわけじゃなくて、鍵の１１０番よべって書いてあったよな。ここで素早く計算。鍵の１１０番をよぶか、職場に帰って夜をあかすか、この際だからホテルに一泊するか。職場に帰る、というのが一番安いけど、あまりになさけない。もう学生じゃないんだしな。ホテルに泊まると、その時だけちょっとリッチな気分になれるけど、明日着替えがない。パンツひっくりかえしてはくのもいやだしな。（ここで２４時間営業のスーパーに着替え買いにいくことは思いつかなかった。）それに、鍵の１１０番くらいのコストで泊まれるホテルって、そんなに高級じゃないし、いまアメリカのホテルって南京虫のいるところが多くて問題になってるし。やっぱり、鍵の１１０番よんで、うちで夕飯たべて、風呂はいって明日さっぱり出勤するのがベストだろう。というわけで、車にもどり、鍵の１１０番の電話番号を調べた。どうやって調べたかって？かばんからラップトップを取り出し、インターネットで調べたんですよ。うちのアパートのワイヤレスが駐車場まで届くから。便利でラッキーっていうか、でもこんなアンラッキーなことがおこらなければ、こんなことしなくてもいいのに、、、。で、携帯で鍵の１１０番に電話しました。ラップトップと携帯のバッテリーがきれてなくてよかった。１時間ほどで、うちに入ることができました。そして、あたたかいインスタントラーメンを食べて満足。こうして変な一日の日記をかいている。今日一日で今年の不運を使いはたしたな。次は何かどかーんといいこと無いだろうか？宝くじ、買ってないけど。

  2010.12.15

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  今学期最後

  最近いつも４－６人だったのに、今日は７人もきてびっくり。馬屋の工作をしました。空の飼い葉桶をつくって、これからクリスマスまで、毎日、お祈りとかイエズスさまが喜ぶようなことをしたら、飼い葉桶に一本毛糸を入れる。クリスマスまでに、かたい飼い葉桶じゃなくて、イエズスさまにふかふかのベッドができあがるように。飼い葉桶の部分だけが立体で、あとは平面なので、うらに磁石シートをはりつけて、冷蔵庫にはれるようにしました。４歳児にはかなり難しかったみたいだけど、手伝って、なんとか全員しあげさせました。来年はもっと簡単なのにするよ、ははは、、、。工作のあと、クリスマスの歌の練習をしました。イブのミサの前に歌うのです。クリスマスはいつも深夜ミサに行くのだけど、今年ははじめて、私も夕５時ミサに行って、この子たちのパフォーマンスを見届けないと。１月までしばらく、教会学校なし。来週から学校が休みになるので、どこかに行っちゃう子が多いかららしいけど、教会学校なくてがっかりしてる子もいる。うれしいですね。子どもはかわいいけど、休みは休みでほっとします。しばし、日曜の午前がのんびりできる。

  2010.12.13

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• なんだこれは？！

  なかなか日本に行けないので、通販で日本食材を大量に買った。この町のオリエンタルスーパーマーケット、いまいちなので。日本からの直輸入ではなくて、カリフォルニアに本部のある日系スーパーから。インターネットショッピングって、いいですねー。スーパーに行ったときみたいに何でもポンポンかごに入れて恐ろしい金額になる心配がない。いつも、いま合計いくらかわかるし、やっぱりやめよう、と一度カートに入れたものを返すのも楽。クリックひとつ、どこだったかなーって返しに行く手間もない。それでも運賃が心配なので、室温で大丈夫な軽いもの、つまりほとんど乾物しか買わなかったんですよ。いいんです、米、しょうゆ、す、みりんはこのへんのスーパーにも売ってるし、みそはそんなに使わないし、漬け物のたぐいの味は忘れたし、あとは乾物さえあれば。買ったもの。ふえるわかめちゃん、こんぶ、鰹節フレッシュパック、ふ、乾燥おから、、、、といったものです。あ、正月にそなえて、そばと切り餅も買いました。これらが唯一、重いものでした。送料込みで全部で１００ドルくらい。これで１年くらいもたせるつもり。涙でるつつましさでしょ？それで、注文して数日後に、アパートのドアの前に荷物があった。メールボックスにおさまる大きさじゃなかったからね。なんにも書いてないプレーンな段ボール箱（これって○サ○大○堂みたい、はっはっは！）だったけど、すぐに何がはいってるかわかって、自信をもってあけた。だって、すごーいニオイがしたの。切り干し大根の。大根おそるべし。たった１袋、２５グラムなのに、ものすごく存在を主張してた。切り干し好きなんだけど、次回から注文をためらってしまうな、こんなにニオイが強烈だと。配達業者にあやしまれるかも知れないし、怪しまれなくても、配達の人にわるいし。たった一袋でこんなににおうんなら、どうせならまとめて大量に買えばよかったかな。もう次はいつ買えるかわからない、と思うと食べるのも惜しく、しかし台所のキャビネットを開けるたびに存在を強く主張してくれる切り干し大根をいったいどうしたものか、悩んでおります。そんなことに悩んでるせいか、とんでもなくばかばかしい夢をみた。男友達（アメリカ人１、日本人１、ボーイフレンドではありません）といっしょに日本の銭湯で入浴してる夢。なんだそりゃ。どうして男２女１で入浴するかな。しかも普通の銭湯ですよ、混浴の温泉とかじゃなく。はずかしい。しかし、よかった。２人とも、ふだんしゅっちゅう顔あわせる相手じゃない。

  2010.12.07

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• で、論文に関係した話

  論文、なんとか言われた手直しを終え、ファイルをアップロードはしたけど、まだいちゃもんがつくかも知れない。これでOKになっても、少なくとも最終版の「校正」ってのがある。これがまたいっつも、旅行に出るまぎわとかなんとか、とんでもない時にくるんだな。そして４８時間以内に返事しろとか言われる。まあ論文なんてそんなもんだ。そしてめでたく出版された時には自分の研究はずっと先に進んでいて、前の論文なんかどうでもよくなってる。だから、全部OKになるのを待たず、最初に投稿した時とかに、とりあえずその論文を祝ってしまう、というのが私のスタイルです。（初心者の頃は、ちゃんと出版が確定してから祝うものだと思っていた。しかし、何回か苦労するうちに、もうなんでもいいからちょっとでも祝えるときに祝っちゃえ、となったのです。）それで、前回の投稿を終えた直後、ケーキを焼いて持って行った。ちょうど誕生日のひともいたし。そのケーキをみんなのそろうセミナーの時に食べた。セミナー室、ほんとは飲食禁止なんだけど。そしたら教授にこう言われたんざます。「おまえ、selective rule breakerだな。論文の字数制限こえてたら投稿しないって言うくせに、飲食禁止のセミナー室でケーキ食べるのはためらわないんだな。」そこで、私の言い分です。セミナー室が飲食禁止なのは、部屋や家具をきれいに保ため。あと片付けちゃんとしない人が多いから。私はきちんと責任もって片付けるし、飲食禁止って言ってる学部長の目にふれて学部長の顔をつぶすことも無いように、ケーキも皿も何もかもしっかり段ボール箱にかくして持ってきた。私が箱からケーキとりだすまで、だれもそこにケーキ入ってるなんて知らなかったじゃん。でもケーキみんな喜んだじゃん。論文の字数制限こえると、編集者やらいろんな人があとで大変な思いをするんだよ。第一著者の学生だって、せっかくの論文にけちがついたり出版が遅れたらかわいそうだ。（で、最初にきちんと投稿規定どおりに論文つくらなかった後始末でいま苦労してるのは、最後に論文作成チームにひきずりこまれた私だけど。）イエスって、selective rule breakerの元祖みたいなもんだ。安息日にでも必要なこと、癒しとか愛のわざは行ったんだよ。ファリサイ派じゃなくてクリスチャンなら、selective rule breakerになって当然。ふぁっふぁっふぁ。と、言いたかっただけ。だめ？

  2010.11.30

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• ２０１０感謝祭

  昨日は感謝祭、アメリカの正月みたいな大祝日だった。出勤するのはあまりにもしゃくなので、しなかったが、私は家で仕事してた。このところ、卒業していった学生の投稿論文のしあげで忙しくしている。この学生は、博士号授与、卒業確定してからも、休暇をとらず、投稿論文をしあげるために次の場所にいくぎりぎりまでがんばった。それに研究室に残るわれわれにとっても、論文出版は大切なことなのだから、なんとしても一日も早く、この論文をしあげたい。この論文、第一著者の学生がいるうちに一度投稿して、審査員のコメントがかえってきていた。論文って、いっぱつで通るのとか全くダメだしを食らうのは少なくて、たいてい一度投稿して、審査員のコメントに従って実験をたしたり少し書き直してもう一度同じところに投稿し、「はい、ちゃんと言われたとおり直したから、受理するよ。おめでとう。」と言われることが多いのです。今回のは、学生がほとんど追加実験を終えて去って行った後、教授が原稿に手直しして、２週間ほど前に再投稿を私がしたのでした。再投稿って、オンラインでするんだけど、特定のフォーマットにファイルを保存してアップロードするとかなんとか、けっこうめんどくさいんですよ。とてもじゃないが、インストラクション読むのきらいな教授にできる仕事じゃありません。なんだかんだで一日仕事になってしまいます。それを、締め切りがせまっていたので、日曜日にやるはめになったのでした。一度投稿した論文は、審査員のコメントに従って手直しするのにタイムリミットがあるのです。あんまり長くかかりずぎると、また最初から審査をうけなおすことになるのです。もちろん、日曜なんだから朝ミサにいって、教会学校もこなして、昼から夜おそくまでその仕事したんですよ。（ちなみに、休日出勤手当なんてものはない。）投稿作業するにあったって、一応投稿規定に目を通したところ、なんと原稿、字数制限を大幅にオーバーしてるじゃないか。即、教授に電話し、「これ、投稿しても門前払いくらうかも知れませんよ。」と言ったが、「いいからとりあえずアップロードしろ。明日、編集者に電話して頼み込む。」というので、もー知らんぞーと思いながら投稿したのでした。そしたら、なんと、「ちゃんと審査員のコメントに従ったから」その論文、受理されたのでした。ただし、字数制限に従って直すまで出版されないけど。その後、字数はなおったんだけど、図のフォーマットやらなんやらが、やはり投稿規定に従ってなくて、それを直すまで出版されず（ちゃんと、最初に投稿規定読めよ！！！）、忙しくそれを手直ししてるのは私なのです。仕事があるうちが花かも知れんけどね。なんか最近、ひとが中途半端にやった仕事をなおす、っていう仕事ばっかりだ。これは別のネタの前ふりのつもりで書き始めたんだけど、長くなったのでまた今度。

  2010.11.26

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• まごにもけしょう

  しばらくまえに、イギリスの、日本でいえばあのなつかしい「スター誕生」みたいな番組で一躍脚光をあびた、スーザン・ボイルというおばさんがいた。彼女、とても恵まれた声ときちんとした歌唱力をもっていたのだが、それだけでなく、容姿がぜんぜんパッとしなくて、その容姿と声のギャップも注目をあびたのだった。その後、どうなったんだろう、とつい最近ネットで検索してみたら、ちゃんとCDデビューして、容姿もそれなりに整えられていた。ひゃー、ちゃんと髪をセットして化粧すれば、（たとえやせなくても）ずいぶん見栄えするようになるもんだな、私も化粧せんといかんな、と思いましたですよ。私の目は日本人にしてはぱっちりしてるので、あんまりアイラインとかマスカラとか使ったことなかったんだけど（というのは理由にならんな、アメリカの白人はだいたい’目がぱっちりしてるけど、アイラインとかマスカラとかで隈取りするの好きだ。私はそれで自分が見栄えするようになるとは思えんし、めんどくさい。）、最近マスカラを愛用するようになりました。もう白髪がぬけないほど多くなっちゃって、髪を１ヶ月に１回くらいずつ染めるんだけど、すぐ髪がのびて、生え際とか分け目の、髪の根元の見えるところが、くっきり白いんだよね。それでなるべく生え際が見えないようなヘアスタイルにしてたんだけど、マスカラ塗ると、簡単に速く狭い部分の白髪がかくせる、ということを発見した！塗ったらすぐ乾きますからね。しかも、耐水マスカラってのがある。唯一の問題は、マスカラってもともと睫毛を強調するためのものだから、ボリュームがでます。ゴワっとなる。髪をわざわざジェルでかためる人もいるわけだから、これはこれでいいのかも知れないけど。ゴワっとならない、小面積をすばやく着色できて水でおちないもの、ないかなー。白人の女のひとは、いよいよ白髪が多くなってくると、残りを脱色して全部ブロンドにしちゃう人が多い。これは良いんですよ。のびてきた白が目立たなくて。

  2010.11.22

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• パーティープラン

  今日は、教会のピクニックだった。ピクニックとか、奉仕者慰労会とか、クリスマスパーティーとか、年に何度も教会の食事会がある。そういう時に、教会はみんなに声はかけても出欠の確認をしない。慰労会とかクリスマスパーティーの時は、教会が食べ物をすべて提供し、参加者は手ぶらで行ってよい（でも何か持って行く人もいるらしい。そりゃそうだな、友達の家でも親戚の家でも、おとなが招待されて、全く手ぶらで行くってことはあまりない）。ピクニックは、メインのハンバーガー、ホットドック、紙皿、コップ、フォーク、ナプキン、飲み物は教会が提供して、サラダとかデザートを参加者が一品ずつ持ち寄るルール。それでも事前にだれが何を持って行くか相談しなくても、なんだか知らないけどうまくいく。これって、けっこう奇跡だと思う。私みたいな下々はあてにされてないだけで、役員の人たちは実はしっかり相談分担してるんだろうか？私は最近職場のビジネスパーティーを企画することが多いのだが、持ち寄りにするのはすごーく頭がいたい。何をもってくるか事前に相談しなければ、買ったデザートばっかりになったり、ポテトチップばっかりになったりする。サインアップ表をつくっても、なかなか負担がうまく分散しない。結局まとめ役の自分が何もかもさりげなく用意して、実は毎回密かにぐったりする。だからなるべくレストランに行きましょうよ、ともちかけるのだが、それでまた、どうやって払うんだ、ということが問題になる。（日本みたいに上役がおごるっていう文化がないので、みんな同額にしようとするのですが、そこでいちばんしぶちんなのが、いちばん給料のたかいボスなのです。かといって、毎回公費にするほど公費が潤沢なわけでもなく。）なんでこんなに違うんだろう、ということをしみじみ考えた。まず教会の食事会は、行きたくないひとはパスする自由がある。本当に行きたいひと、楽しんでる人だけが行くから、うまくいく。それにひきかえ、職場のパーティーは勤務時間外でも結局ビジネスだから、よほどの理由がないと欠席できない。プライベートな時間をけずって出席し、さらにプライベートなお金と時間をつかって料理して持って行くなんてとんでもないってのは、理屈にあってる。だから少なくとも、ビジネスパーティーを必ず勤務時間内に設定、どうしても週末とか勤務時間外にする必要があれば、自由参加ということを明確にすれば、半分は問題解決。次に、教会のパーティーはメインのものをホストである教会が提供して（そのために労力を提供してくれる委員のひとがいるにしろ、費用は教会の予算から出ている）、参加者の持って行くものは小さなプラスαなのに対し、研究室の持ち寄りパーティーは、すべてが持ち寄りで（だって、そんな予算はないんだもん！）、負担分散がとっても不公平なんだ。毎回ペットボトルの飲み物（値段も安い）しか持ってこないひとと、毎回手の込んだ料理（費用もかかる）を持ってくるひとがいる。料理をする人が、料理の腕の自慢をしたいためでなく、他にだれも料理しないから毎回料理してるなら（私のことね。ほぼ毎回２品も３品もつくってるんですよ。）、それは負担になるからだんだん楽しくなくなる。その点学科のパーティーは、もう少しうまくいっている。やっぱりメインの食べ物は（普通のサンドイッチとかだけど）ちゃんと学科の予算から注文、配達されているのだ。だから、みんなが楽なように、不公平感がでないようにすればいいんだよな。ところがここで、いつも持ち寄りパーティーをしたがるのは全く自分では料理しないボスなのだ。で、研究室員は外国人が多いので、かならずそのエスニック料理をもってこいって気軽に言うんだよね。（わたしゃーふだん、日本食食べてないんだよ。高くつくし、手間かかるから。）これをウイットで阻止するしかないな。テーマパーティーにすればいいんだ。サラダパーティーでレタスとパンを用意するからいろんなドレッシングもってこいとか、ゆでたパスタを大量に用意するからソース（瓶詰めでもいい）かトッピング（冷凍のミートボールとかでいい）を一品ずつもってこいとか。去年の学科のクリスマスパーティー、クッキーばかりだったけど、すごく楽しかった。そういや私、１０年以上まえに日本で同僚の送別会のためにいろんなポッキーシリーズパーティーをしましたよ。こんどの研究室パーティー、買ったお惣菜／デザートシリーズ、予算いくら以内、とかいうテーマで持ち寄りにすればいいかも。うん、そうしよう。パーティーは負担になっちゃいかん。楽しくないと。

  2010.11.08

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• 体温調節

  このところ急に寒くなり、朝、吐く息が白く見えたりする（これは冬でもなかなかないんですよ、ここでは）。来週また暖かくなるらしいけど、この２－３日は本当に寒い。まあ私はもともと北国育ちなので、寒いのは暑いより平気なんだけど、今回はちょっと新しい体験が。というのも、今のアパートのまわりって、カエルとかトカゲがものすごくたくさんいるんです。この変温動物くんたちが、この急な寒波のなかで凍り付いてるの。冬眠する暇もなく（冬眠するのか？）急に寒くなったので、路上とか壁にへばりついたまま、目をとじて動かないのです。仮死状態なのか、もう死んでしまってるのか。そのうちひからびるんじゃないかと思うけど。いやだなー、玄関のドアのすぐそばにカエルがへばりついてるの。どうすべ？外の気温にかかわらず自分の体温を保つ機構があり、なおかつ住む家があるということは、ありがたいなー。

  2010.11.07

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• 

  ４歳児作、マカロニオーナメント

  やっと、写真とりました。はー。こんなの。雪だるまは私のアイデア。子どもたち、あんまり密にマカロニを貼りたがらないので、密に貼らなくても見栄えのするものは何か、考えた末に。来年以降も、魚とかトナカイとかサンタとか、バリエーションつくれるな。今朝教会で、おばさんたちに見せて、「いくらで売れますかね？」って聞いたら、「何歳がつくったの？」って聞かれてから３ドルだって。そりゃーすごい。ご祝儀価格ですな。（でも「これいいね。」って言われたのは先生がつくったのだった。４x○歳）「もっとたくさんマカロニ貼れって教えなさい。」って言われましたが、それは言ってるんだ。でもこれが子どもたちのベストなんです。すこし寂しいのにはこの上からビーズでも貼らせようかな。まだ４歳くらいだと、４歳になりたてか、もうすぐ５歳かの差がすごく大きいんですよね。ちょっとしんどそうに作ってた子もいた。でもその子、家に帰ると楽しそうに教会学校のこと話すんだって。４歳くらいの子って、なんでも言われたとおりに一生懸命しますね。どうして大きくなると言われたとおりにしなくなるんだろう？マカロニを口に入れる子がいなくてよかった。ちょっとドキドキしてるのは、家でごはんの時にマカロニならべて遊んでる子がいるんじゃないか、、、、と。苦情はきてませんが^^; 。

  2010.10.18

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• ささやかな、幸せ（錯覚、とも言うかも）

  その１最近職場の近くに新しいチャイニーズファーストフードがオープンしました。チェーン店で、アメリカ各地の空港とかにもあるのですが、今まで利用したことがなかったんです。このあいだ、初めてそこの焼きそばを食べたんですが、スーパーのチャイニーズテイクアウトにはないおいしさで、とてもハッピーになりました。なんせ、何年も食べてなかった「もやし」がたっぷり入っていたんです。肉、はいってませんでしたけど、とても得した気分になりました。日本ではもやしなんて、安い食材の代表でしたけどね、アメリカじゃあんまり手にはいらないんです。スーパーで売ってることありますが、茶色くなってるし、高い！そしてたまに日本に帰ったときには、まさか私がもやしに餓えているなんて母は思いもしませんからね。出てきません。ので、１０年も食べてなかったんですよ。１０年ぶりに食べると、もやしって、すごーくご馳走なんですよ。その２土曜日、出勤前にパンを買い、車のなかに放置して仕事をし、夕方車にもどっていると、車のなかで温まったパンで、車中、焼きたてパンのにおい。すごーく豊かな錯覚におちいりました。（どこがだ？！土曜日フルに働いて？）みそ汁のにおいで目覚めるような感じでしょうかね。またしよう。＊＊＊＊＊今日は教会学校でマカロニリースをしましたよ！まったく子どもたちはクリエイティブっていうか、私の思いつかないはり方をする（笑）。まだまだノリがかわきません。校長いわく「ゴールドのスプレーで変身するよね」。そうそう、変身させたら写真をアップしましょうね。来週の工作のために、松ぼっくりをオーブンで乾かしています。落ちたばかりのは閉じているけど、よく乾かすと開くのだそうで。松ぼっくりを加熱するのもいい香りです。ちょっと松やに臭く、クリスマスのにおい。

  2010.10.11

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• だから大学以外のひととつきあうと面白い

  今日の教会学校の授業は、教会のおとなの活動を知ることだった。学年ごとにわりあてられたミニストリーのひとがやってきて、どういう活動をしてるか子どもに知ってもらい、また臨時に活動に参加させる、という企画。わが４歳児のクラスにやってきたのはクラフトをしてその作品を売り、収益を寄付する、というおばあちゃんたちのサークル。それでまあ、　今日の１時間の枠をまるまるつぶしてくれるというので、私はなんにも用意していかなくていい、と言われてた。（ほっ）さて、１時間はいつもの通り、お祈りで始まった。で、次に何をしたかというと、Pledge of Allegiance to the Flag of USA（アメリカ合衆国旗への忠誠の誓い）右手を胸にあてて、I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.（私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います）と言うのです。これ、公立学校で毎朝やるとは聞いてたけど（これって話にきく「教育勅語」暗唱みたいじゃないか）、私はアメリカ人じゃないですから、こんなもの憶えさせられたことないです。ですからそう断って、まあ失礼じゃないい態度をとりつつパスさせていただきました。だって言えないんだもん。ところが４歳児たちは、これをお祈りよりはっきりすらすら言えるんだな。たまげた。この誓いの文句、1982年の初版から何回か改訂されて今日に至っていますが、もともとバプテスト派牧師でありキリスト教社会主義者であったフランシス・ベラミーと、その従兄弟で社会主義ユートピア作家であったエドワード・ベラミーにより起草されたそうです。アメリカって、ほんとに政教の境目がびみょーな国です。ま、私は菊のパスポートのほうが鷲のパスポートよりよっぽど頼りになると思ってますから（菊、しっかりしてくれたまえ、よろしく頼む）、こんな誓いをしたらうそつきになってしまいますが、アメリカで長く働くなら、知識としてこの短いフレーズ憶えておくのも悪くないかも。まあこの誓いで私の頭の中は真っ白になりましたが、これから１ヶ月かけてクラフトをし、１１月あたまのクラフトセールで子どもたちの作品を売るそうです。４歳児がつくって売り物になるもの考えるって、けっこう大変（これは私の仕事）。まあチャリティーですから親や祖父母に買ってもらいますだ。とりあえず来週は、マカロニリース（なので頻繁に去年の記事を読みにいっていたのだよ、いうさん）。金色に着色すれば何でも見栄えしそうだから。あと、松ぼっくりのクリスマスツリー。試作品を子どもに見せたらやる気まんまんだし。作品が自分のものではなく売り物になるって理解してるかどうか知らないけど。気に入ったら自分の作品を親に買ってもらいたまえ。　（＾＾）

  2010.10.04

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• 飽和砂糖水

  コップにどっさり砂糖を入れて、そこに水を入れてよくかき混ぜてとかす。さらに砂糖を追加してよくとかす。飽和状態になって、さらに溶けきらなかった砂糖がコップの半分くらい残るほど砂糖を入れる。上の砂糖水は、もちろん最高の甘さ。そういう状態のときに、だれかにその砂糖水を半分わけてあげても、まだコップに半分、溶けきらなかった砂糖が残っているから、そこに水を入れて砂糖をとかせば、またもとと同じ甘さの砂糖水ができる。飽和だから、それ以上は甘くなりようがない。神からの愛ってこれに似てるんじゃないだろうか。大過剰にあるから、ひとに分けても自分のところの甘さは変わらない。ただし、溶かすことが大切だ。ちゃんとかきまぜないと、下にはたくさん砂糖が沈んでいるのに、上はぜんぜん甘くない、ということになる。溶けきらない砂糖の沈んだ、飽和砂糖水のコップを自分でかかえこんでいても、コップの容量以上に水をいれることはできないので、溶けきらないで沈んでいる砂糖は無駄になるだけだ。ひとに砂糖水をわけると、自分のコップにはまた神様が砂糖をどっさり追加してくれる。いつも飽和、いつも溶け残りが底に。その砂糖を溶かすのはコップの持ち主の仕事らしい。

  2010.09.23

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• たのしい新学期

  ９月１１日もなんとか無事にすぎて、よかった。で、今年は４歳児のクラスをうけもつことになった。去年、１回だけ臨時に教えたし、今回はベテランで評判たかい先生と組むので（これが、病み上がりだからということで私に補佐の白羽の矢が立ったのだけど、この先生、私にふる、ふる）、一昨年はじめて５年生を教えることになったときよりはびびってないけど、でも今度は読み書きできない子どもが相手だ！今日が教会学校初日だった。昨夜はよく眠って朝すっきり目覚められるように、久しぶりにクーラーをかけて寝た。子どもも緊張してるだろうけど、先生だって新学期は緊張するんでぃ。一昨年はあらかじめ登録した生徒の名簿をもらったので、初日までにほとんどの子の名前をおぼえ、あとは名前と顔を一致させるだけだったが、今回は登録が遅れていて、今日までいったい何人の子が来るのかすらわからない、闇鍋状態だった。校長から配られた名簿には１２人の名前があったけど、来たのは７人。そのうち１人はどうしてもお母さんと離れられず、帰った。あとの１人は本当は５歳なんだけど今年も４歳のクラスにはいりたいんだそうだ。うん、憶えてる、この子。去年４歳のクラスにいて、一番手がかかったから。子どもが到着しだい、名札をつくり、塗り絵をわたし、みんなそろうまで塗らせる。うん、こうすればおとなしく待ってられるよ。そしてお祈り、お話（こどもの聖書から、創世記）、工作、賛美、おわりの祈り。工作と賛美が私の担当でした。私は大人になって教会に行くようになってから、歌うようになったし、必要に迫られてぼちぼちクラフトもするようになったけど、もともと主要５教科の点取り虫で、無用４教科（こう言いだしたのは私ではありません、念のため）は苦手。４歳むきのクラフトプロジェクトを選ぶのに、必死でネットサーチしたり、いうさんのブログを読み返したり。今回は手作りねんどで紙皿のなかに手形をとってオーナメントをつくった。いうさん、テレコちゃんとできるようなクラフトをどんどん紹介してください　＾＾！歌は、聖書のお話と同じ内容、God made me。God made meのリフレインが頭から離れなくなる、というのはもう一人の先生の感想。そうですよ、そこが狙いだがね（爆）。全部で４番まであるけど、今日は１番と２番だけ。これは１－２ヶ月歌い続けて、みんな歌詞をばっちり憶えたら，踊りをつけるからね。それで、God made meをくりかえし歌って踊る４歳児を教会中に放しちゃる。耳につくぞー。思い知れ（笑）。

  2010.09.12

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• ウォッシュクロス

  今日は買い物に行きました。台所の水切り篭が傷んできたので、買い替え。お鍋は今回は見るだけ。そしてウォッシュクロス。ウォッシュクロスっていうのは、アメリカ式にお風呂に入る時に体を洗うのに使う、おしぼりとかハンカチくらいの大きさの、一番小さいタオルです。これが温泉でもらうタオルのように、すぐボロになるし、またそれを見越してか、けっこう季節感のある色がその折々に売られているんです。だいたい５枚くらい束で売られています。小さくて安いですからね。クリスマスだと、白と緑と赤のセットになっていたり、ハロウィーンのころだとオレンジと茶色だったり。今回目についたのは、白と青のセットでした。えー、マザーテレサのサリーの色か？！と思ったけど、実はそうじゃない（たぶん）。もうすぐRosh Hashanahといってユダヤ教の正月なんです。それからこれもユダヤ教の、Yom Kippurという、断食してお祈りする日があります。青って、ユダヤ教の色らしいんですよ。どうしてなのか、ちょっとWikiで調べてみました。青は空と海の色だから、高さと深さ、神のシンボルだそうです。白と黒、つまり昼と夜の中間も表す。なるほどね。カトリックの典礼色に「青」がないのは、ユダヤ教との紛らわしさを避けるためでもあったんでしょうかね？でも青はマリアさまの色ですよ。マリアさまの青は、もうちょっと明るい感じの青かな。まあいいや。マザーテレサの色、と思った瞬間に、青と白のウォッシュクロスの束、カートに入れてしまいましたよ。

  2010.08.30

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• いろいろ、自分のこととか、ちまたのこととか

  まだまだ風邪はなおらない。この１ヶ月あまりで、ティッシュを週に２箱のわりあいであけている。それでも鼻の下が赤くなったり痛くなったりしないのは、幸いといえば幸いだ。柔らかいク○ネッ○スのおかげか。昨日は帰宅時に土砂降りになった。マイカー通勤で、車を運転しはじめてから雨が降り出したので、視界が悪くてのろのろ運転にはなったが、自宅アパートの駐車場に着くまでは、全く濡れることもなかった。ところが、フロリダの雨を甘くみてはいけない。車をとめて、自分のアパートのドアまで、わずか５秒ほど歩いたときに、鞄の外ポケットに入っていた携帯電話が濡れた。と、気づいたのは実は翌朝、へんな音がしてから。電源がはいったり切れたり、とても不安定な状態で、そのたびにスタートアップのメロディーが鳴っていたのだ。しばらく乾燥機に入れてみたものの、液晶画面は曇り、というかたまってり水がしっかり見え、ちょっとやそっとでは乾く様子がない。、、、というわけで、上司にことわって、勤務中に新しい携帯を買いに行きました。（だって、この電話、私費でかったけど、かけてくるの、ほとんど上司だもんね。９５％以上、仕事用です。）それにしても、５秒雨にさらされただけで、洗濯したのと同じ結果ですよ。携帯ショップによると、米のなかにうめておけば、３日くらいで乾いてなおる、ということでしたが、その３日の間になにがおこるかわからない。また、保険をつけていたのですが、保険でもらえるタダの代替品は携帯ショップでもらうことはできず、送られてくるので、翌日到着が最速。これも、その１日の間にどういう事件がおこるか知れず、だいたい翌日到着予定のものが必ず翌日到着するなんて信じることができないほど私は今までひどいめにあっているので、新しい電話を即、買いました。そして、もう役にたたない保険なんか買いませんでした。でも携帯ショップのお兄さんは、電話、米にうめておくといいよ、なおって予備の電話になるから、と言ってました。米で水没携帯を乾燥させる、というのはアメリカでは一般的らしいです。食卓塩のびんに米粒を入れておく、というのといっしょか？さて、仕事が終わって帰りにスーパーによると、なんと安売りの米があった。日本の高い米を携帯電話の乾燥に使うなんて、できませんが（しかも、今回は雨にぬれただけだけど、昔、弟がトイレに落としたことあるんだよね。トイレに落ちた携帯の乾燥に使った米を食べられるか？だからといって日本人が米を捨てられるか？）、まあアメリカの、しかも特売の米ならもともと銀シャリで食べるような味じゃないし、こっちのお百姓さんは米に八十八も手間かけてないし、捨ててもあんまり心がいたまないかな、と思って買いました。３ポンドで９９セントの米。今日から携帯うめてます。何日かかるかわからないけど、携帯が乾いたら、米は一応カレーかチャーハンにして食べることを試みようと思っています。手におえなかったら捨てる。ちまたではマザーテレサ生誕１００年とか。マザーのなくなった時、私ははじめての海外旅行中でした。国際学会に参加するため、ニューヨークに来ていました。ホテルのテレビでマザーの訃報とダイアナ妃の訃報を知り、信じられず、なんだか自分の英語がすごーく不安になりました。あと、もうひとつ、ちまたの話題。アメリカで政府からのヒトES細胞の研究費が差し止めになるとか。まあ、いろいろありますが、政府がどう規制しても、やる人はやります。規制かけると、よりまともな人が規制されて、よりトンでもない人だけがやるようになります。どっちが害が大きいか。そういうことも、考えていただきたい。

  2010.08.27

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• ひさびさの日記

  ネタがなかったわけではないが、風邪がなかなかぬけなくて、ブログを書く気力もなかった。しかしその間仕事は休んでないし掃除機も毎週末使ってる！何があったかな。ここに書くべきじゃない職場のゴタゴタも、もちろんたくさんあった。目からウロコその１。ここ１ヶ月ほどパスターが夏休みで里帰り（アイルランド！）してるので、日曜日のミサがご隠居のOS神父になることが多い。（もうひとり、若いS神父もいるけど。）OS神父はさすがご隠居だけあって、ラテン語でミサ先唱したり、エキストラの伝統的な定型のお祈りをしてくれて、いっつもはっとさせられる。OS神父のときは、いつもミサの最後にO Sacrament Most Holy, O Sacrament Divine....という短い祈り（これの日本語版、聞いたことない）をとなえる。これが必ず２回くりかえす。短いから、あっというまに終わるし、いつも２回やってくれなかったら私なんてとうていこの祈りを憶えなかっただろう。しかしなんで１回や３回じゃなくて２回なんだろう、と思ってついに質問してみた。OS神父、にっこり笑って即座に"One person, two natures; human and divine."　ほぇ～、何にでも意味あるんだなぁ。そうか、これは神であり人であるキリストにささげる祈りだもんね。目からウロコその２。毎週金曜日の定期便、日本の母との電話での近況報告。お盆の墓参りの話になった。キリスト教ではあまりそういうの聞いたことないけど、日本の仏教徒って、お墓にお参りするときに、食べ物をお供えする。たいてい、果物とかお菓子、お赤飯、お煮染め、といったすぐに食べられるものだ。私のもっとも古い記憶では、そのお供えものはお墓においてくるものだった。そのうち、カラスが来るとか不衛生だとかで、お供え物はその場で食べるか持ち帰る、つまり置き去りにしないように指導されるようになった。しかし母がいうには、昔はお墓に浮浪児やら乞食（放送禁止用語？）がいて、お供え物を食べていた、、、。そうか、これが日本のCorporal works of mercyね。死者の供養という名目で、生きている困っているひとを助けてたんだ。相手に物乞いさせることなく、恩着せがましくなく、匿名で。これは確かに、死者の償いになるだろうよ。これってすごーいカトリック的。キリスト教文化圏では、お墓はもっと人目につく場所だった。日曜日に家族で訪れて亡くなったおじいちゃんやらおばあちゃんを偲びお弁当食べるような場所だった。だから、墓地での匿名の施しっていう文化は育たなかった。（ぜんぜん違うかも知らん。）

  2010.08.22

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• この１０日間

  かぜひいた。先々週の月曜から怪しくなって、水曜日にはのどが焼け付くように痛かった。でも締め切りひかえてたので、休めず。結局金曜日まで通常営業し、帰宅後寝た！日曜日には少し良くなったのでミサにいった（それでも起きたのが遅かったので、１０時半のにした）けど、帰ってきてまた寝た。月曜から金曜まで、また働いて、なんだかまた少し悪化したかも。８月の献血はパスだ。働けないほど具合わるくはないんだけど、体調いまいちで、運動できない。すると、別の意味で体調いまいちになるんだよなー。それでも今日はがんばって部屋の掃除した。掃除機かけてたら、熱くなって、うんともすんともいわなくなったので、あー、これはお亡くなりになったなー、と思ってかわりの掃除機買いにいった。掃除機の値段って、ピンからきりまで。そりゃ性能いいほうがいいが、そんなに使うとも思えず（てへへ）、結局安いほうから２番目のを買った。まあこれは、省エネ設計って書いてあったし。レジのところで、「返し料$10払いますか？」って聞かれた。No！なにいってんだ、売るまえから。でも、こっちのひとって、ほんとに何でも気軽に買って、気軽に返すんだよね。それが、不良品だったとかじゃなくて、「気が変わった」とかいうのが理由になるのがよくわからん。帰宅して箱をあけてみると、これまた「返す前によく説明書を読め」とか書いてあるし。ほんとに、こっちのひとって、説明書読まないんだよ。それで、ちょっとでも気にいらなかったり、使いこなせないと、返す。なんで店でよく検討しないんだろう？ま、返すほうも返すほうなら、返品うけるほうも返品うけるほうだ。このまえ、大学である機械を購入したら、不良品だった。どう説明書を読んでも、ぜったい不良品だった。で、そっこーで、とりかえないと金払わないと言ったら、これは注文生産だから、かわりはないけど、無料で修理する（あたりまえだろ）、というので、送り返した。もたもたしてると、会計年度がかわって支払いがめんどうになるので急げと最初に言ったのだが、３週間たっても音沙汰なく、中間の業者も巻き込んでがんがん催促したら、翌日、機械が送られてきた。でもね、開けてみたら、なーんにもなおってなかった。もちろん、そっこーで返し、他のメーカーから買うからもう直していらないと言いました。金払ってないもんね。こっちの勝ち。（厳密には勝ちじゃない。こっちは時間も手間も無駄にしてる。）で、横道にそれたけど、新しい掃除機。使ってびっくり。なんでこんなに吸い込むの？新しい掃除機って、いいなー。掃除が楽しくなる。しかも、ゴミカップが透明で、どれだけたまったか良く見える。これでしばらく、せっせと掃除することでしょう（あきるまで）。あと、今日の夕食はたいへんおいしゅうございました（つくったの自分だけど）。インスタント納豆をつくった！大豆水煮缶というのが普通のスーパーに売ってる。健康食品なんですな。これに、これも普通のスーパーで売ってる冷凍オクラをきざんでまぜた。そして、醤油をいれたらだいぶ水っぽくなったので、けずりぶしもまぜた。うまー。これだけでごはん食べられます。今日のごはんは、玄米と白米の半々でした。くさくない納豆。こんどアメリカ人に食べさせてみようかな。いや、もったいない。自分で食べよう。

  2010.07.26

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• ここだけの秘密（べつに秘密にしなくても害はないだろうけど）

  それは３月のある日。ボスからせっぱつまったEメールが転送されてきた。「XXXXのパスワードを更新しないとアカウントが失効してこれから政府の研究助成がいっさいもらえなくなる。どうやって更新するんだ？」助手になってまもない私にそんなこと言われてもね。XXXXの存在すら知らなかったし、もちろんボスのユーザーIDもパスワードも知ったこっちゃない。まあ、人によってだいたいユーザーIDやパスワードっていうのは想像がつくから、ためしてみたが、どうやらそこのアカウントはいつもとぜんぜん違うユーザーIDやパスワードを使うらしい。いろいろひっくりかえしたあげく、どうやらユーザーIDをさがしだし、いざパスワードを更新しようとすると、これまた本人確認のためにとんでもなく個人的なことを聞いてきた。結婚記念日（西暦何年かを４桁でつけて）とか、末っ子のミドルネームとか。ボスはめんどくさがって、そんなことまで全部私に教えて私にパスワード更新をさせようとしたが、日にちをどういうフォーマットで入れても、ミドルネームを大文字、小文字、あらゆる組み合わせで入れてみても、「ちがう、だめ」とはねつけられるのだった。ついにボスはXXXXに電話し、オペレーターと３０分ほどやりとりしたあげく、あんまりにも長くほっぽっておいたから、どんなに本人確認質問に答えてもだめなのだ、ということがわかった。どうやら、本来２ヶ月ごとにパスワードを更新すべきところを１年以上も放っておいたらしい。アカウントをリセットした。心の声（くー、私の時間をどうしてくれる。あんたがちゃんとしてないからだろ！）ここで私は新しいユーザーIDを聞き出し、しっかり記録したが、パスワードをデフォルトから変更するには１５分待たなければならないということだった。絶対パスワードも聞き出して次回のために記録しておくぞ、と思ったのに、私がちょっと他の仕事をしている間にボスはさっさとパスワードを変え、「簡単だった」と言った。そして私にパスワードを教えてくれなかった。心の声（なんでだ。私を信用してるのか、してないのか、どっちだ？中途半端な態度だな。）さらにボスは言った。「またこんなめんどくさいことするの、いやだから、今度からちゃんと２ヶ月ごとにパスワード更新するぞ。２ヶ月後に言ってくれ。」心の声（私はあんたの秘書だとは聞いてなかったけどね。）「iCalにセットしておいたらどうですか？」「あ、そういえばそうだな。」心の声（他のことなんでもiCalにセットしてるくせに、なんでこれを最初からiCalにセットしないんだ？！私の時給、高いんだぞ！まったく、ひとの時間を無駄にして、、、。）さて、２ヶ月後の５月。またもやボスからせっぱつまったEメール。「XXXXのパスワードを更新しろってiCalのアラームがなってるけど、どうやって更新するんだ？」心の声（知るか。このまえそこだけさっさと自分でやって、私にみせなかったじゃん。）その日、私は何かしめきりで忙しかったので、すぐにはパスワード更新の方法を調べられなかったが、私が答えをだすまえに、ボスから「パスワード更新できた。簡単だった。」というEメール。やれやれ、今度は簡単にすんだようだ。そこでXXXXパスワード更新の件から解放されると思ったら大間違いだった。７月。またもやボスからせっぱつまったEメール。「XXXXのパスワードを更新しろってiCalのアラームがなってるけど、どうやって更新するんだ？」もう私もあわてない。まず自分のやっていた仕事に一区切りつけてから、３月にXXXXから来た最初のEメールを読み返し、ログイン画面をさがしあてた。（ちなみに、このEメールはボスから転送されてきたもので、もちろんボスも持っている。）そして、私のパソコンのなかの「ユーザーID一覧表」からXXXXのものをさがし、ボスにメールした。「２ヶ月ごとに似たようなメールもらってますけどね。結局いっつも自分で更新してるじゃないですか。だから私、よくわかりませんけどね。まずhttp://www.xxxxxx.govにいって、ユーザーID $%^*!を入れてみてください。そして私は今のパスワード知りませんから、そこより先に行けませんが、もしログインできたらきっと自動的にパスワードを更新に誘導されるんじゃないですかね。ログインできなかったら、パスワード忘れたふりして３月にやったみたいにアカウントリセットしてもいいと思います。で、首尾よくパスワード更新に成功したら、忘れないうちにどうやったか書いて私にメールしてください。９月にそれ送りかえします。」ボスの返事「たぶん次回は聞かなくて大丈夫だろう。今回書いてあったとおりにやってうまくいったから。今まで一度もそのウェブサイト教えてくれなかったじゃないか。」あらそう。よかったね。私が今まで一度もそのウェブサイト教えなかったのは、ボスが簡単にみつけていたからだけど。ボスも自分のユーザーID とパスワードの一覧表をつくっているらしい。だったらその表に、サイトhttp://www.xxxxxx.govもメモっておけばすむ話なんだけどな。さてね。ここで９月にせっぱつまったメールがもう来ないと思うほどのんきな私ではないわい。ま、世の中の秘書ってこんなもんなんだべ。私、秘書じゃないけどね。＝＝＝＝＝＝＝＝＝学科秘書室に、マンガがはってある。じいさんと、ばあさんの会話。じいさん「あんた、私が文句いってもいつも平然としてるね。どうしてそんなに平静を保てるの？」ばあさん「トイレそうじに行くのよ。」じいさん「それがどう役にたつの？」ばあさん「あなたの歯ブラシを使うのよ。」（で、私は思った。この老夫婦はすでにキスをしなくなっているのか？！）

  2010.07.14

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• 今日はなにを食べようかな

  日本でもそうだったけど、アメリカではもっと、魚って肉よりたかい。でもって、アメリカの魚って、はずれが多い。なので私はめったに魚たべない。たまに魚かうときは、たいてい缶詰か冷凍か薫製を買うことにしてる。安くて（流通が楽だからだろう）はずれが少ないから。昨日、サバの水煮缶とマグロの角水煮レトルトを買った。サバの水煮は、日本にいたころはトマト煮とかしてたんだけどね。こっちに来てからは、サバの水煮買ったらたいていミソ煮にしちゃう。そんなことはたまーにしかないので、もちろん白いごはんで食べるのだ。いつものサラダじゃなくて酢の物か何か和風の和え物をそえて。そこで悩むのは、せっかく白いごはんたくんだからみそ汁もつくるべきか、はたまたミソ煮とみそ汁って献立は無しか、ということ。どうだっけ？やっぱりここはおすましにすべき？マグロの角水煮は、今回はじめてみつけて買った。そもそもサラダ用らしい。甘辛く煮付けるか、ねぎま汁にするか。ま、あけてみて決めよう。これは次の週末に。で、週のあいだ何を食べているかという。ははは、シリアルなんですよ。シリアルの夕食って、最初とても抵抗があったけど、学生たちがやってると言うので、私も始めてしまった。意外と食べごたえあって、ダイエットにはいいですね。シリアルも、ちょっとブレンドするとかフルーツやナッツを加えるとかすれば、けっこう楽しめますし。安いし。インスタントラーメンよりは、健康的ですよ。こうして週のあいだ仕事に専念し、週末においしいもの食べるってのも、ひとつの行き方だ。

  2010.07.11

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• 今週の買い物

  今週末の買い物は、空気マット。要するにアウトドア用のベッドなのだけど、けっこうしっかりしていて寝ごこちがよく、また軽くて動かすのが簡単なので、私はふだん家でベッドとして愛用してるのだ。今までのは低くてカーペットの上に普通の「ふとん」敷いて寝てる感じだったので、もう一つ買って重ねることにした。マットの下に収納家具とかをおいてかさ上げすることも考えたのだけど、それだとベッドを簡単に動かして掃除するという利点が失われるし、なによりマットが二つあれば、だれか（母とかですよ！）来たときに泊めるにも慌てなくて済む。ひとに貸すこともできる。というわけで、セカンドマットを買ったわけだ。前と同じサイズだけど、ちがうメーカーのを買ったら、今度のは自転車のパンク修理キットみたいなのがついてる。そんなにしょっちゅうパンクするのか？！私の今のマットは２年くらい使ってますが、まだどこも穴あいてません。マットを２つ重ねたので、ちょっと天井の扇風機に近くなって、涼しい。クッションもいい感じ。いいよ、空気マット！安くて掃除も模様替えも引越も簡単。硬さも好みに調節できる。いよいよいらなくなった時に捨てるのもベッドよりよっぽど楽だ。安っぽく見えるのだけが難点だけど、それだってカバーで覆ってしまえばへーき、へーき。なんでもっと普及しないのだろう？

  2010.07.11

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• カエルくん、そこで何してるの？

  うちのまわりには小さい池や沼がたくさんあるので、夜になるとアパートの玄関先に大小のカエルがたむろってます。夜になるとでてくるのは、たぶん昼間では暑すぎ、すぐ乾燥してしまうからなんでしょう。この間はどこかのネコもいて、ネコがカエルをおっかける、という微笑ましい光景を楽しませてもらいました。でもカエル、保護色というか、体が周りと同じような色になってしまうので、特に薄暗いなかではけっこう危険です。帰宅してきて玄関の鍵をあけるとき荷物をちょっと壁にたてかけようとしたら、ドアのすぐそばの壁にカエルがはりついていて、あやうくピョン吉にしてしまいそうになったことも。夜になるとでてくるという割には、真っ暗なところよりも、街灯で照らされているところが好きなようです。もっと言えば、スポットライトを浴びるのが好きらしいのも。だって、ドアのすぐそばに電灯がついているんですが、そこに必ず一匹はりついてるんです。早いもの勝ちなのかな、いつも一匹だけ。このあいだなんか、夜外出しようとドアあけたら、いきなりキラキラッと水滴が。水滴の源をみると、どうやらカエルのおしっこ。だって、唾じゃないでしょう。なんでそんなところにいるのだ？暑いだろう？乾燥するよ？でも隣のうちのドアの電灯にも一匹。何してる？？？

  2010.07.06

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• まだまだわからんアメリカ人

  ７月４日、独立記念日。各地は花火で祝う。実は私はもう昨日、近所の小さな花火大会に言ってしまったけど。今日はもっと大きいのが各地であるでしょう。今朝のミサのあとのコーヒータイムの話題にも近所の花火がでた。今晩、大きな花火パーティーをホストする家が近所にあるそうで、招かれているひとがいっぱい。そこでひとりのおばさんが言った。「うち、近所だけどパーティーに招かれてないわ。」そうすると、別のおばさんが「パーティー早く始まるけど、花火の時間にいったらいいんじゃない？」と言った。それでそうすることになったらしい。あとで、最初のおばさんが言うには「なんでパーティーに招かれないかは、たぶんんね、うちの庭にオバマ支持の看板があるからだわ。あそこのうちの庭には共和党支持の看板がある。」ほぇー。そうやって近所付き合いに支障があっても普通の家の庭に政治がらみの看板たてるのか。カトリック教会がさんざんあーだこーだ言っても自宅にオバマ支持の看板たてるおばさん。ちなみにこのおばさん、毎朝ミサにでて、神父さんとお友達で、もと婦人会長で、聖体奉仕者だ。 私はまだ力加減がよくわからんので政治の話はしない。

  2010.07.04

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• おくりもの

  ３年前に父がなくなってしまったので、父の誕生日プレゼントと父の日のプレゼントというものをしなくなってしまった。幸いその後新しい甥や姪がうまれたので、それなりにだれかにプレゼントをする回数は保っているけど。おくりものって、相手にあんまり負担に思わせないことも大切だけど、ちょっぴりこちらの懐がいたむような品、あるいはない時間をしぼりだして選んだりつくったりするものじゃないだろうか？と私はずっと思っていた。特に、私は小さいころから「やもめの献金」の話に親しんでいたから、そういう思いが強いのかもしれない。私はかつて、共同研究先を訪問するときに持って行く手みやげ代がでるような企業の研究所で働いていたこともあるけれど、それだって、支給された額のなかで、お世話になっている相手に喜んでもらえるものは何か、慎重に選んでいた。いっぽう、自分が取引先の業者から何かもらう時には（といってももちろんそんなに高額のものがもらえるわけではないけど）、まあありがたくもらってはいたけど、そんなに感激もなかった。だって、それを持ってくる営業の兄ちゃんはそのために自分の金も時間もつかってないんだよ。あ、某顕微鏡会社のカレンダーはとてもきれいな写真がついていていつも大人気で、年末に人が減ってからこっそりもってきてくれた兄ちゃんには感謝した。なんでこんなこと書いてるかというと、プレゼントに関してボスと大げんかしたから。ボスは、卒業していく学生に、記念品というか、お祝いをあげたかった。でも忘れていて、思い出したときには自分で調達する時間がなかった。しょうがないので私が文房具店に走り、そこにある一番いいと思うものを買ってきた。私だってその時、時間がありあまっていたわけではなかった。しかしボスはそれを見て「安っぽい」とおこった。そして後日、自分でネット注文したものをすでに去った卒業生に対して私に発送させ、さらにその代金を研究費から払い戻せと私に言った。（私、そういうこと言いつけられるようなビミョーな立場なのです。）でまあ、私は払い戻しを拒否した。そもそも、プレゼントというのはこの研究費からおとすことが認められてない（ほんとだよ）。でも、それだけじゃない。プレゼントなんて、自分のポケットマネーで買ってくれ。自分のふところぜんぜんいためず、手間もほとんどかけないでプレゼントあげたって、学生感激しないよ。それどころか、個人的にあげたふりして実は公費流用だったなんてわかったら、興ざめだよ。と言ったけど、ボスはぜんぜん同意しなかった。「金がどこから出てたっていいじゃないか。良いものをあげることが大事なんだ。」私とまったく逆の発想だ。たまに、だれがくれたんでも、どういういきさつで手にはいったんでも、うれしいもの、というのはあるけどね。でも、道あるいていて落ちてた花束ひろって手に入れるのと、ビジネスで取引先からフラワーアレンジメント届けられるのと、大好きなひとが自分のために選んでくれた花束もらうのと、どれが一番うれしい？ボスは、教授と教え子の関係をもっとドライにとらえているのかな。「先生からもらったお祝い」なんてどうでもいいのか？だとしたらますます、公費使ってまで卒業祝いわたすことないよ。アメリカの大学院生って、日本の大学院生みたいに貧乏じゃないんだから。あー、ここに書いたらちょっとすっきりした。

  2010.07.04

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• ここ数日のデザート

  小学生のころ、私は普通の「塾」というものには行かされなかったけれど、　YMCAの英会話教室に週２回行かされていました。親が英語で苦労したから。こっちはぜんぜんモチベーションなかったので、いろいろさぼる理由をつくっていたけど、それでも小学１年から５年まで市営バスで約２０分の道を通ってました。それで、バス停のそばに駄菓子屋があって、教室がおわって帰りのバスを待つあいだ、クラスメートたちは駄菓子を買い食いしてました。うちは、買い食いは全く禁止でお小遣いももらえなかった。買い食いはきたない、行儀わるい、というのが親の理屈だったけど、今おもえば要するに、母は当時財布のひもをにぎっていなかったので、子どもに小遣いを与えるにも事欠いていたんだ。英会話教室の月謝という名目では予算申請できたけど。夏場のクラスメートたちのおやつはもっぱら、ガリガリ。合成着色料、合成香料、（これも合成？）甘味料のはいった水をビニール小袋のなかで凍らせたもの。１０円くらい？ビニールを食いちぎって、中のシャリシャリをかじり崩して食べるわけですよ。ちょっと食べてみたかったけど、いかにも体に悪そうだしきたなそうだ（そのビニール袋はフリーザーに入っている時には外袋があるのか？）、と子ども心にも思っていた。で、いまだに憶えているということは、食べてみたかった！だって、友達は毎回食べてるのに、私はただの一回も食べたことなかったんですよ。で、アメリカにも似たような見かけのものがあるんですよ。（そもそも合成着色料、合成香料といったら、アメリカのほうが日本よりずっと使います。）そのガリガリ類似品、凍らせる前の状態で１００本くらいの束がネットに入って売ってるので、とてもじゃないけど気軽に買えませんでした。ところが先日、２０本くらいの束が紙箱にはいっているのをみつけた。これ、比較的きたなくないし、めちゃくちゃな量じゃないし、＄１くらい。買いましたよ。堪能しております。一本５０ccくらいなので、一度に３本くらい食べて昔のうらみをはらしております。一日中英語しゃべってるんだし。やった！意外とまともな味。アメリカにはもっと体に悪そうな食べ物は山とある。

  2010.06.24

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• しみじみ感動、最近の生活から

  １．カップ焼きそばアメリカで売っているインスタント焼きそばは、熱湯を注いで３分待ったらお湯を捨てるのではなく、容器の線まで水をいれてそのまま電子レンジにかける。アメリカ人は麺をこぼさずにお湯をすてるなんてできないから、当然だろう。しかしこれが、説明通りにつくってもちゃんとした焼きそばになったためしがなかった。いつも、下に水がたまっていてできそこないの焼きそばとラーメンの中間になるのだった。ところが先日、はじめて大学でこれを作ってみると、のこり水などなく、香ばしい焼きそばになったのだった。そうか、うちの電子レンジが非力だったのね。今度からインスタント焼きそばは、大学でつくろう。２．熱気球の原理熱い空気は上昇する。これを利用したのが熱気球だということは、小学校にはいる前から知っていたと思う。これが、、、、。以前のアパートは１階だったが、今年のはじめに引っ越した新しいアパートは、念願かなって２階。セキュリティの点から、ずっと安心だ。しかも、入り口は１階、ドアはいってすぐに階段があるので、だれか急に来ても、とっちらかっている部屋が丸見えにならない、という理想的な構造。引っ越したばかりのころはまだ冬で、帰宅して階段のぼるとどんどん暖かくなっていく、といううれしい構造だった。もちろん、夏には暑くなるんだな、とわかっていた。それはいい。このアパート、アメリカによくある構造で、天井につくりつけの扇風機がついている。それを使えばエアコンなしでもかなりしのげる。さらに、リビングはvaulted ceilingといって、高い、教会なんかによくあるように、屋根と同じ傾斜のついた天井なのだ。つまり、屋根裏はない。開放感あるので人気の構造なんですよ。この、リビングの天井の扇風機を先日まわしたら、熱い空気がどーっと下がってきてめちゃ暑かった！！！とても楽しいアパートだ。

  2010.06.10

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• 献血車の日曜日

  ２か月たって、また教会に献血車がきた。こんなに毎回献血しなくてもいいとは思うが、今回は実験（笑）のためにしなければならなかった。さあ、血色素値はどうだ？！なんと、「だめ、低い」と言われた。そこで私は「あ、そう。やっぱりね、今日は実験のために来たの。前々回、すごく高くて、前回は並みだったんだよね。それで今回どうなるか知りたかっただけ。やっぱり２ヶ月じゃ回復しきれないんだ。」というと、検査のお姉さん、「あのね、別の指で採血して再検査すると高くて献血できるかも知れないよ。するかどうかはあなた次第だけど。」と言う。「別にいいよ。次回来るから。」とは言ってみたものの、お姉さん、「あなた次第だけど。」をくりかえす。よーするに、血がほしいわけね。わかった。ぎりぎり低いだけだし、採血しても具合わるくなったりしないだろう。というわけで、ここで採血者いれかわり。同じ人が再検査をしてはいけないんだそうだ。で、パスした（爆）！前回なみの値。指ごとに血色素値は違うんだそうだ。なんで？まあ、前々回のすごく高い値がエラーだったんだな。そんで次回またどうなってるか実験したくなったじゃないか。献血してから２４時間酒のんじゃだめなんだって。キリストの血ならいいのか？当然、いいよね。血を補うんだもん（笑）。

  2010.06.07

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• つまらない話

  今のアパートは家賃高いだけあって全体的に設備はすごくいいんだけど、入った日から気になっていたことが一つあった。それは、バスタブの栓が完全にはずれない、上下する構造であること。日本でもよく、洗面所とかにある構造。何がまずいかというと、その栓が大きいので、髪の毛が流れて行かないように上にかぶせる網で既製品として売ってるものが、どれもあわない。しかも、栓がはずれないわけだから、いったん髪の毛がつまったら、どうやってほじくりだせばいいのだ？ということが初日から気になっていた。案の定、２ヶ月ほどで排水はつまり、朝シャワーをあびた水が翌朝までバスタブに残るようになってしまった。配水管につまった髪の毛をとかす薬品というのは売っているけれど、これだけ毎日水がよどんでいては、なかなか薬品を流す機会もないし、薬品を流し込んで、それが万一逆流してくるようなことがあっては、おちおちシャワーもあびられない、困ったなー、と思っていた。そんなある日、ドラッグストアに行くと、いいものがあった。ターボスネイク。要するに、ピアノ線の先にゲジゲジがついているのです。煙突掃除ブラシの小型版。これを隙間から排水溝につっこむと、ピアノ線はしなやかに曲がり（しかしふにゃふにゃではなく、もとに戻ろうとする）、詰まりに到達してゲジゲジが髪の毛をひっかけたところで引き上げる、というものです。そう、こういうのがいいと思ってたんだけど、なかなかちょうどいいピアノ線がなく、またよほどしっかりゲジゲジを固定しないと、途中でとれちゃったらそれがかえって詰まりの原因になりますからね。１０ドルもしたけど、プロの作ったものをすなおに買いました。いっぱつで詰まり解消、その日から快適にシャワーを使っています。めでたし、めでたし。しかも薬とちがって、このゲジゲジ、何回でも使えます。（日本でも売ってるようだから、きっとこの横に広告でるだろうな。）しかしだ。こんなもの売る前に、もっと網をかぶせやすく、掃除しやすい構造の栓にしてくれればいいのに。詰まりをなおすことも大事だけど、詰まらせなければ済むことじゃないか。（こっちには”髪の毛集めてポイ”も売ってないし。）きっと、このターボスネイク売ってる人間とバスタブ売ってる人間は、グルなんだな。

  2010.05.31

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• なんでこれは開発されないの？

  今日は医者にいった。別に病気じゃなくて、こっちの医療は保険制度の関係もあって具合わるくなったからといって速攻で診てもらえるわけじゃないかわりに、具合悪くなくてもけっこう定期的に行くのだ。いつも、身長と体重をはかる。といっても服きたまま、靴はいたまま。まあ、大人ならそんなもんでいいでしょう。それで今日は、いつもの医者がいなくて、かわりの人が診てくれたんだけど、なんと、「あなたの体重は○○ポンドですが、あなたの身長なら△△ポンドしかいらないから、余計な××ポンドをこれから２－３年のうちに減らしましょう。」と顔色ひとつかえずに言ったのだ。私の体重が必要値より多いのは今に始まったことじゃないが、特に糖尿病とかではないので、今までそんなにはっきり××ポンド減らせ、とか言われたことなかったし、特にアメリカに来てからはもっとすごいデブが周り中にいるので、気にしなくなっていた。いきなり××ポンド減らせとか言われてびっくりしたよ。ごもっともだけどさ。帰りに運転しながら「あ、体重はこのままでいいですから、身長増やしたいです。」とか言ってやればよかった、と思った。この体重にみあうだけの身長になったら高いところにとどいて便利だし。顔をなおす手術とか、胸を大きくする手術とか、近視をなおす手術とか、いろいろあるのに、なんでいまだにおとなの身長をふやす医療というのがないのだろう？スチュワーデスになりたいけど身長たりない女の子にとっては、顔や胸より重要なはずじゃない？いや、べつに××ポンド減らすのがいやでこんなバカ言ってるわけじゃないですけど、ものごとを一方的にしか見れないようでは、科学者はやっていけないのです。体重へらさなくても、たとえば身長ふやしてバランスとればいいのだ、というのが生物学者が常日頃みてることです。

  2010.05.26

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• 今週も忙しかった

  なんでこんなに毎日忙しいかといえば、ちゃんと自分の仕事をできない人の後始末に追われてるからだと思う。１．いったんこじれたものを直すのは、最初からやるより面倒なことが多い。２．しかも前にできているはずのことだから、たいてい急いでやらなければならない。３．そして最初っから自分でやったほうが早かった、と思ったり、言い訳ばっかりして自分の間違いを全然みとめない相手に腹をたてたりするから疲れる。ま、１、２はしょうがないとして、３は自分が気にしなければすむことか。ここにエネルギー使って自分が疲れるのは無駄だもんな。なんか自分の研究とかで、「なんでこんな後始末しなきゃならんのだ？」とか思わないときは、そうとう忙しくても疲れないのだ。それにしてもだ。世の中のために働くひとと、自分のことしか考えてない人のちがいがはっきりわかるよね、いっしょに働くと。年齢に関係なく、自分が役にたてることがうれしいと思うひとと、何たのまれても「なんでそんなこと自分がしなくちゃならないの？」って反応する人がいる。後者、そのうち自分がこまるぞー。世の中なにがおこるかわからないんですから。前者なら、何がおこっても希望をもって生きていけるでしょうよ。、、、、そう単純でもないか。大東亜戦争のあと、お国のために正しいことをしようと思って生きてきた日本人がたくさん、信念をくつがえされてしまったんだよね。そして個人主義の風潮がひろまっていった。でも。昭和の天皇はあのとき、どんなにかつらかったろうに、自殺もせず国民をはげまして生きたよね。あの天皇、えらかったと思う。ってだいぶ話ずれたけど。

  2010.05.22

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• わたしはやってない

  ♪わーたーしーはーやってないー　けーっぱーくーだーというおぞましい歌が昔ありました。この歌じゃなくても、何か問題あったときに「わたしはやってない」とは言わないほいうがいいんじゃないかな、と思うですよ。やってないのに「あんただろ」って決めつけられないかぎり。何かを大人数で共有してると、かならず無責任な使い方して汚すなりこわすなりする人がいるんだよね。管理者が「やったひとは自分で始末してください。」って言っても、なかなか。だいたいそう言われて始末できるくらいなら、言われないうちになんとかするでしょうよ。だからまあ、そういう輩は相手にしないんだけど。まあ私は「やった人」じゃなくても、だれもしなかったら始末するわけですよ。必要なものならね。そういうときに、聞かないのにわざわざ「私じゃないよ」って言ってくるひとがいるんだよね。「じゃー『私じゃないよ』って言わないときは、いつもあんたの仕業か？！」とか思ってしまいます。、、、ってなことは、子供のころきょうだいで話題になって、うちの家族のなかでは「わたしはやってない」って言うのははずかしいことだ（てか、私のせいじゃないから責任ないって主張するのははずかしいことだ）、自分のせいじゃないから知らんふりしていいってもんじゃない、みたいな文化があるんだけど、これはそんなに一般的じゃないらしい。

  2010.05.17

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• 今日は具合がわるい

  週末だというのに、おなかが痛くておいしいものが食べられず、がっかりだ。腹痛は水曜日くらいから続いていたのだが、原因がはっきりわからなかった。土曜日になって、原因がわかり、安心した。（というのも変な話だが、原因不明の病気よりは原因のはっきりしている、なおるめどのたった病気のほうが気がらくだ。）腐った牛乳のんでたorz。最近コーヒーにまぜてばっかりで、ストレートで飲んでいなかったので気づくのが遅れたのだけど、冷蔵庫にはいっていた牛乳、かなり変な臭いがしているということに土曜日になって気づいた。○こみたいなにおいがほんのり。自分の鼻が信じられず、ちょっと味見してみたところ、甘みは増し、にょっと苦味があった。固まるでもなく、すっぱくなるでもなく、私にとっては新しいくさりかたをした牛乳。牛乳は捨て、○露丸をのんだ。この○露丸も日本からもってきたやつで、おなかこわしそうな古さなんだど、まあいいか。

  2010.05.17

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• 聖母行列

  去年も今年もカメラ持って行くの忘れたので、記事書きにくいんですが、５月なので（しかも母の日の週末だったので）、恒例の聖母行列がありました。えー、日本でもやってるかって聞かれると、私は「やってる人もいるらしいですが、私はこの教会にくるまでぜんぜん見たことなかったですよ。」と答えてます。日本でどれくらいやってるのか？私の知ってる日本の聖母行列って、母の高校の卒業アルバムの写真で見たものなんですよ。今でもやってるところ、あるのか？聖母行列ってのは、要するに聖母像を御神輿のようにかついで（かつぐのは大人）、それに続いて正装した子供たちが花もって歌いながら行列し、聖母をたたえるというものです。どうやらフィリピンとかで盛んらしく、うちの教会でもフィリピン勢が中心となってこれをします。うちの行列はいろいろな付随活動があり、フルコースでございます。それは土曜日の夕ミサからはじまりました。一張羅で着飾った子（初聖体のときのウエディングみたいな白いドレスとか）、花持った人、多数。いつもと違う。ミサのあと、ロザリオ。１連ずつ、違う言語で先唱します。これの日本語版を頼まれていたので、私はいつも出ない土曜夕ミサに行ったわけです。　ロザリオ終了後、教会のまわりを行列する予定だったけど、今年はちょうど夕立が降ったので、行列は教会の中だけ。でもフィリピン式の聖母行列って、すごいんですよ。花のいっぱいついたアーチ（複数）を持った男の子たちがずっと先導し、いっつも行列は花のアーチの下なんです。（カメラ持って行かなかったのがほんとに悔やまれる。ググってもそんなような写真がとんと出てこない。）そしてギターひきながら歩いて歌の伴奏するお兄ちゃんも。行列のしめは、教会内に聖母像を安置し、マリアさまに花の冠をささげます（これはどういう基準で選んでるか知らないが、小学校高学年くらいの女の子一人がこれをする栄誉にあずかれます）。そのあと、みんなでマリアさまのもとに献花（やっぱり「喧嘩」が先にでた）し、セレモニー終了。あとはみんなで持ち寄りのお食事会。これがまた、面白いんですよ。ふだん大学でも教会でも、フィリピン人がメジャーになるってこと無いですからね。いつもとすごく違う食べ物がでてきます。どういうものかよくわからないので、書けませんが。チャイニーズでもコリアンでもタイでもインドでもベトナムでもない、でもアジア風の何か。来年、レシピ聞くね。

  2010.05.10

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• テスト

  すごーく久しぶりにペーパーテストをうけた。大学の管理部門の主催する、まあ主に助成金の使い方、それに付随する規制に関する講習会にでたから。前回うけたペーパーテストといったら、アメリカに来てからの運転免許（多少日本と法規が違うけれども、まあほとんど常識）、その前の博士研究員として働き始めたときのラジオアイソトープ取り扱い講習の試験がほとんど最後の（ほぼ）本気の試験だったろうか。それだって、大学院の入学試験にくらべたらずっとちょろかった。（ちなみに、大学院の入学試験は大学の入学試験より本気に勉強しましたよw。）今回のテストは、記述式じゃなくて全部選択式、しかも本見ていいというので、そういう意味では簡単だったけど、本見ないと何聞かれてるのかさっぱりわからん問題が多かった。だって、この講習、畑違いだったんだもん。どっちかというと、事務官向けの講習だった。私は研究の現場にいるけれども、研究者と事務官の橋渡しをするような立場に最近なったもんで、講習にでたのです。おそらく事務官のひとには難しいと思われる問題が自分にとっては簡単で、事務官のひとになじみのある話題が自分にとってちんぷんかんぷんだというのがはっきりして、おもしろかった。事務官のひとは、たぶんこの試験の成績が業務査定にひびくだろうけど、私はそうではないので、もう80%正解だったら合格、といわれたら、はっきり答えのわかる問題がいくつあるか数えて、あと何個間違えても大丈夫か計算して調べるのも手抜き、みたいなことをしてしまった。４つの選択肢のなかから１つ選ぶなら、いつも２５％の確率で当たるんだから。ははは。私自身は学生のころ、記憶力も理解力も不自由しなかったので、テストはそんなに困らなかったんだけど、なかにはこうやって、合格するにはいくつ当たればよいか考えていた友達もいたのかな、などど思ってしまった。こういうところが、選択式の試験問題は甘いんだよね。私が過去に本気でうけた試験というのは、記述式のウエートが高いものばかりだった。しかし、これは採点するほうもきつい。読めない字を書く学生も多いし。オフライン、出題者から提供される、何もよけいな情報の入っていないパソコンで記述式問題を解く、なんていう試験スタイルあるんだろうか。実生活では、選択ではなく自分で答えをつくらなければならない反面、何を参照して自分の立場を決めてもよい場合が多いので、丸写しさえしなければ何を見てもよい記述式試験、というのがいちばん現実的なのかも知れない。それ、昔からあるレポートか。

  2010.04.26

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• 今日のランチ

  今日はお昼に外食した。近所の寿司屋がカレーも始めたのだ。（その寿司屋はどうもアジア料理いっぱひとからげらしく、タイ料理だったかの「フォー」という汁ビーフンもやっている。）タイカレーとインドカレーがあったけど、自分によりなじみのあるインドカレーを注文してみた（しょせんアメリカのインドカレーだが）。具はとうふとチキンとビーフとエビが選べて、そのほかにニンジンやグリーンピースなどの野菜がはいっている。ごはんも、白か玄米を選べる。実は玄米のカレーってなかなかいけるのだが、今回は白。辛さはマイルドを注文。すぐ出てくるかとおもいきや、一人分ずつ、肉と野菜をいためてカレーソースと合体させるらしく、それなりの時間がかかってでてきた。日本の給食のカレーとかとは別ものですが、アメリカのインドカレーとおもって食べればまともな味。ニンジンとグリーンピースのいろどりもいい。なんでこんな普通のことを書いているかというと、もちろん、おちがあるからですよ。なーんだ？最初に寿司屋って書いたでしょ？すし飯にカレーがかかってでてきました。ちょっとね、スリリングな味。アメリカの寿司屋ででてきたから、わかってるけどね。これ、日本の給食ででてきたら、「ご飯が少しイカレてるのをカレーでごまかした。」って思いますってば。楽しませてもらいました。（笑）

  2010.04.18

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• 謝ることと責任とること

  前々回、「なんでも聞かないでやってしまって、おこられたら謝れば良い」と言った学生の○○のことを書きましたが、うちのボスはふだん「○○は謝るだけでぜんぜん責任とらない」って文句言ってるんですよ。その○○が、 今日△△に対して激しく怒ってました。みんなで使っている試薬を使い切ったのに新しくつくって補充してなくて、それは自分だってみとめはしたけどぜんぜん謝らないって。しかしその一時間後くらいに見に行ってみると、その試薬はすでに補充されていた。で、ラベルは○○ではなく△△の字だった。それで思った。きっと、○○はまず謝ることがすごく大事で、とりあえず謝れば（後始末しなくても）すむと思ってるんだな。一方△△は謝ることはあまり重要だと思ってないけど、とにかく後始末すればいいと思ってるんだな。え？私ですか？両方必要でしょ？相手に迷惑かけたことについて謝るって、相手を尊重する上で基本でしょ。それが無かったら信頼関係なりたちませんって。でも後始末しようともしないで口先だけで謝っても、そんなもの信用されませんでしょ。後始末、必要です。だけど、責任とろうとしても、責任とったつもりでも、自分で責任とりきれない失敗っていっぱいあるんですよ。自分で責任とったつもりでも客観的に見たら「責任とれてないよ」って時、往々にしてあるんですよね。だから謝って助けてもらうんですよね。そして、次から同じことをしないようにかたく決心し気をつけるのでは？

  2010.04.15

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• 献血車がきた

  今日は教会に献血車がきたので献血した。うちの教会は、だいたい２ヶ月に一度、献血車がきます。ここでの献血は二度目。日本にいたころは、だいたい年に２回、定期的に献血していたのだけど、アメリカに来てから、外国人が献血するのはとてもめんどうだ、といううわさを聞き、ずっとしないでいた。ところが最近、ネットでよくよく説明を読んだり友達に聞いたところ、アメリカ人にくらべて外国人が献血するのが特にめんどうということではないようだったので、献血することにした。日本でもアメリカでも、海外、特に特定の感染症地域に一定期間以上住んでいた人の献血を安全のためにことわるのはいっしょだ。その他、問診票に書いてあるのは、結局日赤の問診票に書いてあるのと同じことだ。英語なので読むのちょっとめんどくさいけど。まず、年齢チェックはあるけど、日本とちがって、体重なんか聞かれない。で、全血献血は全員１パイント(473ml)だ。これは、初めてのとき、ちょっとこわかった。日本では一度に200mlしか献血したことなかったから。そしてきわめつけは、男も女も前回の献血から８週たったら献血できること。だから、私は日本でなら年間800mlまでしか献血できないんだけど、アメリカでなら、その気になれば年間その３倍以上献血できちゃうんだな。もちろん採血はじめる前に、血色素とか検査するので、その値が基準に満たなければ献血中止なんだけど。アメリカは日本よりも体の大きさの個体差がはげしいので、一律に年間最高値を決めるんじゃなくて、来る者は拒まず、検査してダメだったらはねるんだろう。そういうわけで、私も９週間まえの初めての献血のとき、血色素の値がむちゃくちゃいいとベタ褒めされたので、今日また献血車が来たときにホイホイ献血しちゃったわけですよ。もうこれで、日本の女性の年間献血量をこえちゃったよ。今日の血色素の値は並でした。また次回献血車が来たときに（たぶんまた２ヶ月後？）血色素の値がどれだけ回復してるんだろうか？やっぱり８週ごとに毎回献血すると回復がおいつかないのか（次回、さらに値がさがる）、それとも今回の血色素の値が前回ほど高くなかったのは、単にレントの間、肉を（あまり）食べなかったからか（次回、前回なみの値になる）？あるいは前回の血色素の値が何かのまちがいでむちゃくちゃ高かっただけなのか（次回、今回なみの値になる）？ということを確認するために、もう一回同じ間隔で献血トライしちゃろう、と思っております。ははは。

  2010.04.12

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• だれが一番ワルい？

  私の職場ってけっこう旧式で、タイムカードとかオンライン方式じゃなくて紙の出勤簿を記入するんです。なぜかアメリカは月給じゃなくて２週間ごとに給料をもらうことが多いので、出勤簿も２週間単位の記入です。で、ハンコじゃなくて、サインをします。本人と、その直接の上司が２週間ごとに勤務状況申請書にサインするわけですよ。で、私はいま、全員の勤務状況申請書をまとめてボスに持って行ってサインをもらう係なんだな。で、もちろんめくらサインで、毎回ボスはサインしながら「めんどくせーなー」と言うんです。２週間ごとに「めんどくせーなー」を聞くのがめんどくせーので、私はつい「ハンコつくれば？」と言ってしまいました。アメリカでも、サインをスキャンしてそのイメージのゴム印をつくる商売ってのはあるんですよ。正式な文書にはもちろんそんなもの使えませんがね。そのアイデアに、ボスは大喜び。しかし、あとで事務からいちゃもんがついては面倒なので、「ちょっと、聞いてみる。」と私は言ったのでした。しかしボスは、「聞くな。あらかじめ聞いたら良いとは言いにくいだろう。○○（某学生の名前）はずる賢くてな、なんでも聞かないでやっちまえばいい。あとでおこられたら、謝ればすむことだって言ってたぞ。」と言ったのでした。それで、さっそくシャチハタ方式のサインゴム印を注文したのでした。（もちろん、公費でです。）出勤簿のゴム印、まだおこられてませんが、事務官のひとたちは「きわどいことしやがって」、と思ってるようです。出勤簿以外のことには、ちゃんと本物のサインしてますよ。さてここで、いちばんワルいやつはだれ？ゴム印が問題になったときにいちばん責任問われるのはだれ？１，いいだしっぺの私。２．○○をだしにして話にのったボス。３．ボスにへんな入れ知恵した○○。＊ヘビ＊おんな＊おとこ＊

  2010.04.08

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• どういうふうにかは知らないけれど

  教会でも職場でも、いろんな人といっしょに仕事をすると、当然「だれかがしなくちゃならないけどしんどい、めんどくさいこと」がでてきて、にらみ合い（笑）になるときがある。かっこつけて「あーだ、こーだ、やってもいいけど○○さんはできないのか」、とかいつまでも言ってる人がいると、「やるのか、やらないのか、どっちなんだ？！こちとら時間がないんだ！」と言いたくなる。一方で、どう考えてもその人には悪くて頼めない（すでにいっぱい仕事をかかえているから）と思っていたのに、何にも言わず「いいよ」「もう解決したよ」という人もいる。私はどっちかというと、正直にやるかやらないか即座に返事するほうです。めんどくさいなと思っても、なされるべきだと思ったら、そして自分ができそうなら、がんばってひきうけます。私が断ったら、できないか全く必要感じてないってことです。なんでこんなこと書いてるかというと、葬られたイエスがどういうふうに蘇ったか、だれも見ていなかったな、なんにも説明なかったな、と思ったからです。どういうふうにかはどうでもいいんだよな、ただ、蘇ったってことが重要なんだよな、と思ったからです。（どうだ、この飛躍したロジック、ぶっとんでくれたまへ。）何か必要なことをする時、どんなに大変か、めんどくさいか、本来だれかすべきかはあんあまり重要じゃない。必要なことは、する。文句いわずになされるべきことをすることが平和をもたらすんだって、そういえばふだんから教会は教えてるよ。文句いわずに。

  2010.04.06

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• ４月４日

  復活の主日。昨日の徹夜祭にいったので、今日は朝からのんびりしていた。（家で仕事していたともいう。）午前と午後、１時間くらいずつ散歩できたのもよかった。いい天気。もう東京のゴールデンウイークくらいの暑さ。しめきった家の中にいると暑いけど、今は花粉のシーズンなので、ちょっと窓をあけると大変なことになる。だいたい車やレンガ色のドアにびっちり黄色い粉がついている。ふいてもふいても、すぐつく。窓あけなくても家のなかに相当はいってきてるんだろうけど、これ以上の花粉は勘弁だ。暑いけど、４月からエアコンつけるのもしゃくだ。そこで思い出した。うちは天井に扇風機がついてるんだった。大昔のデパートの天井についていたみたいなの。なぜか、アメリカの住宅にはしばしば、エアコンの他にこういう扇風機がついている。つけてみると、おお、なかなかよろしい。よし、しばらくこれで行こう。主のご復活、おめでとうございます。昨日、「Happy Easter」を日本語で何ていうかって、教会のおじさんにきかれました。イースターで帰省してきたという息子さんが「日本人って、信じてないからイースターなんて祝わないんじゃない？」って言ったら、すかさずおじさん、「この人は日本から来てるの！ちゃんと信じてる！」ってフォローしてました（笑）。数少ないけど、信じてる人もいますよって言ってから、「ご復活、おめでとうございます。」「『ご復活』ってResurrectionのことですよ。」って教えてあげました。Easterにはもともと復活っていう意味があるわけじゃないんだよね。「ご降誕おめでとうございます。」「ご復活おめでとうございます。」日本語、けっこうダイレクトでいいかも。

  2010.04.05

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• バナナツリー

  アメリカに来て間もないころ、スーパーのバナナ売り場でバナナツリーなるものを見た。バナナの房の叉になっている部分をひっかけて保存する、ちょっとおしゃれなキッチン用品。今ならネットで検索してみると、バナナハンガー、バナナスタンドなどの名前で日本でも売っているらしいが、その当時は日本で見たことがなかったので、とても珍しいと思った。ほしかったけど、無駄遣いのように思えて何年もがまんしていた。そのうち、弟のお嫁さんの実家ではバナナをつるしておく、という話を聞いて、たしかにバナナツリーって見た目だけじゃなくて、実用的かも、と思った。バナナは置いておくと触れているところから黒ずんでくるし。それでも、バナナの値段にくらべると、バナナツリーって高い気がして、やっぱりその後何年も買わないでいた。今度日本に帰るときのおみやげにしよーかなーとか、だれかプレゼントしてくれないかなーとか思いながら。スーパーに売ってるバナナツリーって５ドルくらいのものなんだけど。この週末、まだレントだっていうのに、どうも自分を甘やかしたくなって、ついにバナナツリーを買った。スーパーに売ってるのじゃなくて、もうちょっとおしゃれな、１０ドルくらいの。（それを２０％引きのクーポンを使って買った。）バナナツリーに一日つるしたバナナを食べてみると、いつもよりずっと甘かった。なおかつ、全く黒ずんでいない。うわー、すごくいい買い物だった。贅沢は素敵だ。（戦中戦後派の親のせいで、私は贅沢は敵だと思い込んでいて、絶対に必要なもの以外はなかなか買えないのだ。）でも、もっと早くに、バナナツリーじゃなくても、どこかにバナナをつるす実験をしてみればよかった。そしたら、つるしバナナの味がもっと早くわかって、もっと早くにこの正しい投資ができたのに。

  2010.03.29

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