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カテゴリ:verrariのお話
前回の日記で予告したとおり週末に元同僚と会ってきました。
タイミングの悪いことに日本最大級と言われる某大型電器店が 行く予定だったナンバパークス(ショッピングモール)の横で金曜日オープンし 初日の来店者数が1万人などと言うニュースを読み 初めての週末となるその日はそれ以上の人出が予想されるので ジョウは実家に預け私1人で行って参りました。 やまもー(訃報)が病院へ行ったのは今年に入ってからのようで その時点でもう手遅れで何も処置をせずお腹を閉じてしまったそうです。 多分体調がすぐれないって分かっていながらも 責任感が強く、がんばり屋さんのやまもーはがんばり過ぎてしまったんでしょうね。。。 お棺の中のやまもーはきれいにお化粧されて最後に会った時から全然変わってなくて まるで眠っているかのようだったそうです。 やまもーのご冥福を心からお祈りします。 そして「最近どうなのよ?」って話から思わぬ展開となり まだそのショックから抜けれずにいます。 昔の話ですが、家族の方が軽い病気で入院されていて金曜日に退院され 土・日を自宅で休養され月曜日の朝いつもと同じ電車に乗って仕事に出掛けられました。 次に会えたのはそれから数日後。 それも変わり果てた姿で。 尼崎で起きたJR脱線事故の犠牲者となってしまったのでした。 何も悪いことしてないのに・・・ ただその電車に乗ってただけなのに・・・ もし別の車両に乗っていてくれたなら・・・ もう少し重い病気で少し長く入院していてくれてたら。。。 ”運命”って言葉だけでは納得出来ません。 今年、彼女から喪中のハガキが来ていたので身内に不幸があったのは知っていました。 でもてっきりおばあちゃんやおじいちゃんだと思っていました。 喪中ハガキの差出人の連名からご家族の1人の方の名前が抜けてるのにも気付いていました。 でもその方は結婚されて独立されたんだろうなって思ってました。 それがまさかその方の喪中を知らせるハガキだったとは。。。 JR脱線事故の中継については私もテレビでずっと見てました。 泣き崩れるご遺族の方たち、報道陣に追っかけ回されてるご遺族の方たちも見てました。 彼女や彼女のご家族もテレビに映ってたようですが私は全く気付いていませんでした。 気の毒だな、こんな事故は二度と起きて欲しくないって思ってはいたけど あの事故によってご遺族の方がどれだけ苦しみ、 どれだけ人生をめちゃくちゃにされたかはもう想像を絶するほどです。 毎日殺人事件、事故死のニュースを見るけど 私にとってはその日限りのニュースでの出来事がご遺族にとっては一生続く出来事なんですよね。 やまもーといい、友人のご家族の方といい、どうして?って言葉しか出てきません。 これを言うとパパにいつも怒られるんだけど 彼女たちより死に値する人は世の中いっぱいいるじゃない。 パパは「死に値する人間などいない。 この世に生まれてきた以上みんな生きてる価値がある人間だ。」って考え方だけど お金のために人を殺した人間、 悪徳金融の取り立て屋など人を死に追いやったような人間、 言い出したらキリがないけど 少なくともやまもーたちより悪人はこの世の中いっぱいいると思います。 理不尽な出来事にやりきれない思いです。 彼女から結婚祝いとして神戸の有名なチョコレート屋さんのチョコレート、 ジョウの出産祝いとしてミキハウスのTシャツを頂きました。 そんな辛い日々を過ごしているにもかかわらず 人の事まで思い遣れる彼女の心に胸が熱くなりました。 心の傷が全く癒えてもないのにちゃんとやまもーのお葬式にも行ったんだよね。 そしてそこで私の名前を聞いたからってメールくれて こうして会う機会を作ってくれたんだよね。 人って”幸せポイント”を持ってるんだと思います。 例えば幸せになる権利ポイントを100点持ってるとしてそれを全部自分のために使ってしまうか、 半分自分のために使って、もう半分他人のために使うか、 全部他人のために使ってしまうか。 やまもーも彼女も回りにいる人を幸せな気分にさせる人です。 多分他人のために幸せポイントを使いすぎて自分の分を残しておかなかったんじゃないかと思います。 彼女がご家族の死を乗り越えられていつか幸せだと感じる日が来ることを 心よりお祈りします。 彼女とはかれこれ5時間近くお話し、辛い話もしたけどでも彼女に会えて ホント楽しい時間を過ごしました。 先週自宅の前に救急車が止まりました。 お向かいの家に来たようです。 帰りはサイレンを鳴らさずに行ってしまったので 「もしかして手遅れだったのかな?」って少し心配になりましたが 翌々日になっても自治会から配られる訃報連絡がなかったし その翌日だったかパパを仕事に送って行く時 お見舞いに来られたのか娘さん家族がちょうど帰るところに出くわし 「こんばんは。」ってあいさつをかわしたんだけど 娘さんも旦那さんも声がとても明るかったので自宅で療養されてるんだなって安心してました。 それから数日たった今日、昨日亡くなられたと訃報の連絡を頂きました。 私の父より若かったのに・・・ 園芸が趣味なようで塀にそって鉢植えを並べられていて いつもきれいなお花を楽しませてもらってました。 去年植えられた球根?20鉢ぐらいあるんだけど芽が出てきて これから手入れに精が出るって時なのに。 あのお花たちはどんなにきれいに咲いてももう喜ばせるご主人はいらっしゃらないんですよね。。。 明日お葬式に行ってきます。 夕方買い物に出たんですが、帰ってきて間もなく一本の電話が。 すかさずパパが 「言うの忘れたけど誰かから電話があった。多分その人だわ。」 「誰?」 「分かるわけないじゃん。」 「んもっー。」 とちょっとカリカリしながら受話器を取ると義母でした。 パパのおばあちゃん(義父の母)が先程亡くなられたそうです。 「ジョウに会いたい。」って言ってられたのに結局会わせてあげることが出来なかった。。。 せっかく92歳まで長生きしてくれたのに。 パパは帰国しないって言うし 「だったらお香典送るとか電報打つとかそういうことしなくていいの?」と聞くと オーストラリアにはそんな習慣がないようで 「カードか花送っておけばいいんじゃないの?」って他人事。 「早く手配しないと間に合わないじゃない! オーストラリアにはネットでお花を注文して配達してもらえるサービスないの?」って聞くと ネットでお葬式に関することを調べ出してお悔やみ関連のネットショップを見付けて色々見てる。 画面を見ると色々な棺おけの写真とその下に値段が並んでる。 棺おけ見てどうするのよ!! 同じサイトで花のカテゴリーを見つけそこに飛ぶと 丸く輪になった花飾り(映画で見たことあるけど地位のある人のお墓参りをするときお供えする大きな輪になった花) などが並んでて、 「そういうのじゃなくて花束の宅配サービスってないの?」と聞いて やっと花束の宅配サービスを見つけ注文してくれた。 明日義父の妹(叔母)の家に親類が集まるってことで叔母宛てに送ったんだけど 注文確認のメールが来て、見たら叔母の名前、自分の名前書いてやんの。(どうしようもない奴・・・) 「私が横でせかすから間違えた。」って私の”せい”かい? 訂正メールを送っておいたけど大丈夫なんだろうか? 最近私の回りで訃報続きでちょっと気が滅入ってます。 次は我が身な気がして。。。 前回の日記で頂いたコメントへのお返事後ほどさせて頂きますので またお時間あるときにでも覗いて見て下さい。 って毎回言ってるよね?(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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