☆入院3日目
朝の7時。まだ夢の中だというのに、いきなり電気がつけられた。何かと思ったら、掃除のおばさん・・・続いてお湯のはいったポットを取り替えてくれる人が来て次にナースが体温計を持って来た。体温計はなかなか難しく、5分以上脇にはさまないとだめなのでいつも苦労させられる。今朝もこれで起きてしまった。朝食は、昨日パパが持ってきてくれた、スタバのマフィン。でも、コーヒーがない・・・仕方なく水でマフィンを食べたのでした。午前中は点滴。でも今日は点滴の途中で瞭が泣きだし、点滴もうまく落ちてこないのでナースをよぶと、何かトラブルがあったらしく針を抜かれてしまった。再度針を入れるため、別室へ。あ~あ、瞭はまた痛い思いをさせられるのかと胸が痛いママ。大体、3日間も同じシールを貼られっぱなしなんて子供には辛すぎる。汗も大量にかくし、蒸れるし、かゆいし・・・シールとテープを毎日貼り換えてくれればいいのに。とにかく、おでこの針を抜いたので、次に足にすることになった。赤ちゃんなので脂肪が厚く、脈なんてどこにあるのかよくわからない。で、泣き喚く瞭くんの足に針を刺し点滴のカテーテルをつないだけれど、うまく流れない。そこでもういちど針を抜き、ナースは次に手の甲を見ている。瞭くんは眠たいのもあって、かなり大泣き状態でママはもう見るに見かねて、点滴を断った。その後、元ナースのWellbe通訳の女性に相談してみるとまた症状が悪化することもあるというのでママは少し頭を冷やしてから再び点滴を続けることにした。足だとかなり動くので、やっぱり次もおでこにしてもらいました。昼になり、2階の食堂へ買出しに行ってみた。受付でチケットを買うのだが、ここは中国。受付の女性はと~っても無愛想。まだ考えてる途中なのに、粥と炒飯の2品しか買えなかった・・・。メニューをくれといってるのに、私を無視して横を向く彼女。まったくもう・・・ほんとに腹が立つ。粥はピータン痩肉粥を頼んだはずなのにピータンはどこにも見当たらなかった。でも藍音は、その塩気の少ない肉入り粥が気に入り一人でパクパクと食べていた。午後の看病はパパに代わってもらいママは久しぶり(?)に家へ戻った。家に着いてすぐ、どっと疲れが出て眠たくなったのだけれど藍音も一緒。 眠らせてくれるわけはない。ちょっとごろんとしようものなら「ママ、ねんねしたらダメ!」 「・・・。」自分はそんなことを言いながらも、ママが病院に持っていく夕食を作っている間に藍音はソファーで寝てしまいました。受付の監視員さんは毎回違う人で人によっては子供もOK。今夜は藍音も入れてもらえたので9時まで一緒にいた後、またママだけ残って看病です。瞭は11時半にやっとネンネしてくれました。 ・・・ところが夜中の1時過ぎ、何やら部屋の外が騒がしい。ひっきりなしに咳をしている音が聞こえる。。。と思ったら、ナースがいきなり病室の電気をつけたのでビックリ!しかも、私たちのベッドの真上の電灯。暫くして、咳込んでる子供が入ってきました。彼のベッドは瞭くんの反対側なのに何でこちらの電気をつけるのか?しかもそのナース、瞭くんが寝る間際に一緒に遊んでくれてた人だった。まったくもう・・・!また瞭が起きたら大変なのに!!頭にきて注意すると(日本語で)、母親らしき人が急いでこちらの電気を消してくれた。その子の咳はかなりひどく、休みなく咳き込んでは時々むせてとっても辛そう・・・なのはよくわかるんだけれど何の病気かわからないし、こっちまで移りそうで気が気でない。しかもかなりうるさかったので、ママはまた寝不足。もう夜は無理だぁ~。 早く帰りたいよ~!と思っているとナースがこちらへ来て明日から、夜だけ帰宅する? と聞かれ、大きく頷いたママでした。瞭くんは、あれ以来 息が詰まることもなく機嫌もいいが、うんちは下痢ぎみ。ずーっと出なかったうんちですが、今日やっと下痢便がどっと出てシーツまで汚してしまいました。