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カテゴリ:ラブやん
半年あまりの交際を経て、庵子は、結婚を申し込まれました・・・。
手渡された指輪を眺めて、プロポーズの言葉を思い出し、部屋でこっそり照れまくる庵子。 その感情の高まりをラブやんは感知、すぐさま彼女に何があったか尋ねに行くのでありました。 ラブやん、そこで初めて、プロポーズについて知ることに。 「その・・・・・ カズフサは?」 このラブやんの問いに、庵子は、無言・・・。 ・・・ ラブやん経由で重大事実を知らされたカズフサは、気が気でいられるわけもなく。 されども思考もまとまらないし、その場はとにかく寝てしまうことに。 ・・・ 「カズフサ、まだ起きてる?」 暗く静まりかえった部屋の中で、最初に声を発したのは、ラブやんでした。 憔悴しきっているであろうカズフサをさり気なく励ましつつ、カズフサ自身、彼女のことをどう思っているのか、さり気なく聞きだすラブやん。 促されるままに、カズフサは、幼なじみとして小さい頃より歩んできた日々を振り返り、庵子について語りだしました。 そんな、最も身近な「友達」が、自分の手には届かぬところに行ってしまう、虚しさ。 いつかは必ず来るこの現実を、じっくりと噛みしめるのでした。 ・・・とはいえ、これ以上何かを考えるというのはやめておき、その日はそのまま寝ることに。 ・・・ 翌朝。 カズフサは、ラブやんに起こされ、玄関口に誘導されました。 そして、仕事に出ようとする庵子と引き合わされて、二人で話をすることに。 喫茶店。 結婚の申し出を受けるのか、単刀直入に庵子に尋ねたカズフサ。 対して庵子は、カズフサにも気があったことを、 そして、それ以上に今の相手の存在が大きくなっていることを、話すのでした。 とても素直に心の中を、話してくれるのでした。 話の初めこそ、「あんな奴より自分を選べ」といった具合で捲し立ててたカズフサも、彼女の、揺るがぬ決意に次第に折れてゆき・・・。 最後には、彼なりに、彼女に祝いの言葉を贈りました。 ・・・ 2ヶ月後、庵子は、結婚しました。 ・・・・・ 感慨にじっくりふけることができる、いいお話だと思いました。 カズフサ自身も、趣味・思考とは別に、現実的な問題として、恋愛のことを、結婚のことを、未来のことを、頭の片隅ではあれども考えていたということを、なんか嬉しくも思いました。 彼は、人間として、非常にゆっくりではありますけれども、着実に成長しています。 そおんな彼を、ながーーい目で見守りつつ、やっぱし次回は先月号のうんこネタみたいなのを期待して、ゆっくり待つといたします。 ラブやん投票 web拍手 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 31, 2007 01:56:42 PM
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