テーマ:アメリカ旅行記/生活記(952)
カテゴリ:外国の記憶
ロサンゼルスは車社会。だからロサンゼルス国際空港からはレンタカーで移動するのが一番便利、と言われている。
だけど、自分がアメリカで車を運転していたのは20年以上も昔のこと。この国の交通ルールにすぐには順応できないことも自覚しているし、道路を逆走しない自信もない。なのでレンタカーは諦めよう、と決めた。 かと言って、今回は現地の知り合いに送迎を頼めない。 一方でUberのような身元が良くわからない人の車に乗るのも不安。 ということで、今回は現地の知人の勧めでカーメル・シャトル・サービス(Karmel Shuttle Service)という会社に、空港から目的地までの往復を頼んでみた。 使ってみて感じたメリットは、 ①空港から乗り場までの移動が不要で、ターミナルを出てすぐに車に乗れたこと。(ターミナルに車を直付けするライセンスを持っているらしい)。 ②乗り合いではないので、どこにも寄らずに目的地まで運んでくれたこと。 ③予約時にチップを込みでカード払いしていたので、ドライバーさんとのお金のやり取りが一切なかったこと。 ④ドライバーさんの身なりも振る舞いもしっかりしていて、到着まで不安を感じずに乗っていられたこと。 予約にあたり少し迷ったことは、費用。 今回はフリーウェイを1時間以上走る遠い場所が目的地だったこともあり、チップを入れて運賃が片道だいたい300ドル。円安なので日本円で約45,000円。日本の旅行会社で送迎を手配するよりは安いとは思ったが、正直、少し高いかなと思い、迷った。結局、「安全をお金で買おう」と割り切って予約を入れた。 次回に向けて対策が必要、と思ったのが、空港に着いてから車に乗るまでのドライバーさんとのやり取り。 本来であれは、飛行機の到着と同時に会社からショートメールが届き、そのリンク先に出発準備が整ったことを入力すると、ドライバーさんからショートメールで合流場所が知らされる、という簡単な仕組み。 だけど、アメリカ以外のスマホにはこのリンク先が届かないらしい…ということに、LAXに着いてから気がついた。 事前のメールに「リンク先が届かない時は、この電話番号にショートメールを送るか、電話を」とあったので、今度はショートメールを送ってみたが、アメリカの電話番号への送り方が良くわからず、送信は失敗した。 仕方がないので勇気を出してシャトルの会社に電話をかけて 「空港にいるがリンクが届かない」旨を懸命に話したら、「あなたの電話番号はわかっているから、ドライバーから電話します」と言われて終了。 しかし、5分くらい待っても電話は鳴らず、「このまま空港に放置されてしまうのでは」と、勝手に不安に陥った。 今にして思えば、電話で言われた通りドライバーさんからの電話をおとなしく待っていれば良かったのだけど、この時の僕は目の前の不安に勝てず、空港のインフォメーションデスクのおじさまに状況を伝え助けを求めていたところ、待望の電話がかかってきた。 「ターミナルの出口(B6)に車が行く」と告げられ、僕の服装の色を聞かれた。 B6と書かれた柱の下に立っていたら、無事、僕を目指して1台の車がやってきた。ドライバーさんと予約名と目的地を確認した後、全身の力が抜けるほどホッとした。 十分な語学力があれば何の問題もなかったと思うが、そうではない僕には電話での会話は厳しかった。 武勇伝をみやげ話にするために海外に行ったわけではないし、テンパってる僕の姿はかなり傍目に見ても滑稽だったに違いないので、次回はもっと爽やかに送迎の車に乗り込める人になりたい、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 18, 2024 06:20:02 PM
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