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この日観戦した楽天✕西武はパ・リーグの2024年レギュラーシーズン最終戦だった。 シートは一塁側の内野席。 選手との距離が近くて、防球ネットも視界を妨げるほどではない。シートの幅が少し窮屈、という点を補って余りあるほど見やすい席だった。 一塁ランナーを軽く牽制。マウンド上は楽天先発の岸孝之投手。一塁には伊藤裕季也選手と西武の西川愛也選手 岸投手はこの日も終始落ち着いたマウンドさばきで、いつものことながらセンスの良さが溢れ出ていた。 出塁して塁審に挨拶。辰己涼介選手は今年ヒットを量産した。中堅手としても俊足を生かして守備機会の記録を作り、攻守ともに大活躍の1年だった。一塁コーチは渡辺直人さん。一塁手は野村大樹(だいじゅ)選手。 浅村選手に代わって試合途中から四番サードに入った入江大樹(だいき)選手。攻守ともにキレがあって、初めて一軍に上がったばかりとは思えない落ち着きと力強さを感じた。来季の活躍を期待せずにはいられない。 小深田大翔二塁手の守備はいつもながら絶品。捕球した瞬間ボールが一塁に向かって飛んでいるとしか見えないボールさばき。この日も、ボテボテ過ぎて間に合わない…と、内野安打を確信した打球を素早く処理してアウトにしていた。 楽天も西武も今年はクライマックスシリーズへの進出はならず、この日が今年の最終戦。試合は引き分けで終了した。 選手も観客も、皆さんお疲れさま。 暑かった夏を忘れるような、涼しい夜。空気が澄んでいて球場の照明はいつも以上にきれいだった。
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Palacio1988
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