|
カテゴリ:ベトナム生活・習慣
引越しで要らないものを喜んで引き取ってくれる人が多いと書きましたが、後日談があります。
私の引越しをかなりの期待度を込めてワクワクしている人がいました。 それはmeidoさん。 わりと控えめで普段はあれこれ欲しがったりしないのですが、今回は別。 私が他の人用に用意していたモノを「私にくれるの!」と先走ったり。 うちは在庫は多いけど、日本には何もモノがない状態で、そもそも残すモノが少ない。 「この家、モノがすっくないな~!」って思っているなというのが表情でわかりました。 うちがここへ引っ越してきたとき、前任者から家を引き継いだのですが、前任者の方が親切で「あれこれ残して置くから!」と言ってくれ、いざ家の中に入ったら何もなーーーい!アレも!コレも!アテにしてたのにどうしよ!となったのです。 船便が届くまで結構出費も多くて、日本で100円ショップで買えるものが、ベトナムではモノがなかったり、品質のよいモノがなかったり、思ったより高かったりして不便でした。 あとから日本人の奥様たちに伺ったところ、どうやら前任者が残してくれたモノは、管理会社とmeidoさんと会社の担当者が持ち帰ったということが判明。 (前任者の方がちゃんと張り紙までしてくれてあったらしいのですが・・・涙) 彼らにアレを返して、それは私たちに残したものでしょう?といったんですがしらんぷりだったのです。meidoさんもしらんぷりしてました。 私はべトナムで最初の挫折を味わったのですが、後任の方にはそんな思いをして欲しくないなと思ったのでした。 そんないきさつがあったので、後任のご家族の航空便が届くまでの間、ちょっとしたモノを残すにしてもどうするか? 家の中に残すべきか迷いましたが、安全策で今回はご近所の奥様に預かって頂くことになりました。 そして引越し後meidoさんが「私、明日から来なくていいでしょ」ときた。 やってほしい仕事はあるので、ちゃんと来ること。 まだ仕事は2日残っています。 3月分のお給料はもうすでに管理会社に支払ってありますので、働きなさい。 ・・・等々話し、何とか今日も来ました。 が、今日も帰りがけに「明日来なくていいでしょ」と来た。 あれこれ理由をつけて、仕事がもうないことをアピールしてます。 仕事は明日やることを決めてありますので、それをやってください。 ちゃんと最後まで働きなさい。 と言い、なんとか怒らないように自分を抑え・・・(怒ってもいいのですが、何もあと一日なのに怒りたくないですよね?) たぶん、ベトナム人はプライドが高いし、私を信用してない!って思われたのと、モノが全然残ってないという理由からだと思います。 なんだか、モノをあげるのがいいことなんだか悪いことなんだか、さっぱりわからなくなりました。 私の心が狭すぎるのかもしれないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 31, 2006 02:01:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ベトナム生活・習慣] カテゴリの最新記事
|