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テーマ:能、狂言、日本の伝統芸能(14)
カテゴリ:きもの
バイトを早退して着物に着替えてお能にGO!
着物は人間国宝小宮康孝先生の松の江戸小紋。 さすがに良い小紋です! 美しいでしょ?ふふふ 揚羽蝶の繍紋が入ってますが、濃淡のグラデーションのお洒落な一つ紋です。 私の所謂「女紋」で、かなりお気に入りの一枚です。 帯は「木屋太」。 朱色だけれど派手ではない。 むしろ若い人には難しいかも? 揚羽紋に赤…って、平家のものかっ!? ええ、そのつもりの組み合わせなんです。えへへ 今日の番組は、狂言「薩摩守」と能「船弁慶」なんだもの。 薩摩守といえば平忠度。船弁慶の怨霊は平知盛。 この人たち叔父と甥なんですよね~。 で、どっちも舟がらみ。 狂言の船頭さんが能でもまた船頭で登場。 しかも能で使う「舟」をすごい勢いで操って出るもんだから笑えてしまった。 能の「舟」って、竹で楕円を作ったものに白布を巻いただけのもので それにまるで子供の電車ごっこのように乗るんですよね。ぷぷぷ 義経一行が乗れるんだからたいていの大きさの舟のはず。 そしてそれを竹竿一本で操る演技をするわけです。 あとはどう見るか、観客次第ってことですね。 義経は子方が演じるのでかわいいし、 なにしろ前シテの静御前を人間国宝になられた大槻文蔵さんが、 後シテの知盛を観世銕之丞さんが演じるというゴージャスさ!! 笛の藤田六郎兵衛先生のファンなんですが、 演奏だけでなく前解説もしてくださいました。 贅沢で楽しいお能でした。 今回28回の四日市能。 第30回には大掛かりなものをしたいようなお話でした。 そうだなぁ…道成寺とか土蜘蛛とか… 大掛かりで派手でわかりやすいのが見たいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月15日 09時44分35秒
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