2006年も残すところあと1日(つまり今日は大晦日)。今日は仕事の面での2006年を振り返って今年最後の日記としよう。
■ Just Do It 2005
仕事の面で2006年を振り返ってみると、まさしく今年のテーマ「Just Do It」を実践できた年といえる。
- 経理の採用面接をやっている( 2005.05.27日記)
5月にKさんの採用と、12月にCさんの採用で面接に関わった。後半の面接では、経歴詐称の人とが2人来たりしたけど、その面接は楽しかった。面接ではその人の能力と性格を見ぬかなければならないので、その質問にはいろいろ四苦八苦したけどこれもいい勉強だった。
- 求人広告を載せて募ってみる(2005.11.10日記)
5月のKさん採用では人材派遣会社を通じて臨時雇用(テンポラリー)をしていたのだけど、12月求人では地元メディアに求人を出すことを上司に提案した。人材会社はコストが高いという点と、実際にはメディアに求人を出してどのくらい反応があるたやってみたかったというのが本音。
- 経理の業務を担当してみる(2005.11.17日記)
「上司から経理を君にみてもらいたい」と依頼されたのが11月。経理の業務ができる自信はあったのだけど、業務量から考えると時間的にできるかどうか不安だった。ただ、今から振り返ってみると、会社の経費・資産と書類すべてを把握できたことは僕にとって大きな経験であったことは間違いない。
■ 仕事の取り組み方で大切なこと
年末はラストスパートという感じの1年ではあったけど、それら経験をしてみると仕事の取り組み方で2つの重要な点を見つけることができたと思う。
- 限界にチャレンジ
自分の限界というのは、その限界地点に達してみないとわからない。正直僕はぬるま湯の仕事をやっていたから、それまでは自分の限界なんて見たこともなかった。経理の仕事を上司から依頼されたときに、
「やったことありません」
「(時間的に)できません」
ということは僕には言えたはずだ。だけど、できるかわからないけど、「ベストは尽くします」ということで経理業務をやった。11月に引継ぎのときには出勤を1時間早くして朝のうちにメールや保守関係の通常業務をやり、昼間は引き継ぎに時間をあてた。経理を引き継いでからも出勤を早くして、昼間は本業(カスタマー保守サポート)をやって、電話がなくなるころから経理業務を夕方から残業した。時間的にはきつかった反面、時間的限界に達すると、あとは自分のパフォーマンスを上げるしかない。
「無駄な時間や動きを極力避け、同じような仕事をまとめて行う。」(2005.11.26日記)
限界に達してはじめて、自分の能力をあげることができる。そんなような気がします。
- 計画的に自分で仕事の幅を広げる
アメリカで働いていると、会社がつぶれたり解雇されたときのために、いつでも転職できるだけのキャリアーをつめるよう気を配っるようになる。つまり経験できることは経験する。サラリーマンの特権というのは、給料(安定収入)をもらいながら、会社の金(資本)を使って職務経験や自己成長できるということだ。
ただ、仕事の幅を広げるといっても、上司から仕事を与えられるまで待っていてはダメ。計画的に自ら仕事の幅を広げていくことがキーとなる。つまり
「うちの会社でも、このような取り組みをするべきではないか」
「これをやったら、コストが安く、○○ができます」
と、自分がやりたいことを、会社のメリットを強調しながら提案していくのだ。NOであれば、自分のプレゼンテーションが足りないということだし、OKであれば自分が主導権を握って行動することができる。そうやって、自分のやりたいことを仕事に取り入れて、仕事の幅を広げていく。
「仕事がつまらない」とぼやく人(僕のそうだった)は、自分で面白くしていく努力が足りないのかもしれない。「会社で何をやりたいのか」そんなことを見つけないといけないですよね。
P.S みなさん良いお年をお迎えください。(っというかもう日本は年明けたか?)