会社経費で2億円の誕生日パーティ!?~タイコCEOの企業詐欺をうけて
一連のアメリカ経営不祥事で、また一人の経営者が有罪判決が下された。 米企業タイコ・インターナショナルを舞台にした巨額の資金流用事件で、コズロウスキ前会長兼CEOとシュワルツ前CFOの両被告に対し、最長25年の禁固刑を言い渡した。(関連記事)さて、その資金流用とはタイコから不正利得したということだが、その総額なんと6億ドル(約600億円)!まあ大金を不正利用していてもOKだったのはタイコが儲かっていたのだからかもしれないけど、はたしてどのように600億円もの大金を使えたのか?その一部をご紹介します(1ドル100円計算)。 ニューヨーク5番街のアパート: 1,800万ドル(18億円) モネ・ルノアールをふくむ美術品: 1,300万ドル(13億円) 高級家具: 1,500万ドル(15億円)下記を含む 傘たて: 15,000ドル(150万円) 金のゴミ箱: 2,000ドル(20万円) シャワーカーテン: 6,000ドル (60万円) オペラグラス: 3万ドル (300万円) コズロウスキさんの妻誕生日パーティ(古代ローマ風): 200万ドル(2億円) → パーティのようすはこちらをクリックこれら全部を足し合わせても48億円しかいかない。どうやったら600億円までになるのか。それにしても2億円の誕生日パーティなんて、もう金銭感覚が狂っているとしかいいようがない。とうの本人たちは「会社の承認があった」と主張するのだが、これはかなり聞き苦しい弁解だ。おとなしく刑務所で頭を冷やしなさい。でも、もう60万円のシャワーカーテンはありませんぞ!