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• 全身筋肉痛で明日テキサスへ行くー引越しを終えて

  先週からの引越しが一先ず落ち着いた。新しいアパートは生活できるくらいになったのだが、やっぱり稜真を相手しながらの引越しは疲れた。車で1分くらいの距離なのだが、子供を1人置いていくわけにはいかない。この稜真運びが意外に手間がかかる。水木で小さい小物をカローラで運び、金土の2日間にでっかい家具を含めすべての荷物を会社のバン（アストロ）で運んだ。運動不足が響いたのか、土曜日にはすでに全身筋肉痛。「うっ、体が動かない」朝ベットから起きようとしたが、筋肉の張りでなかなか起き上がることができなかったのだ。日曜日は前のアパートの掃除、そして昨日今日と新居の片付けをした。まだまだ、ダンボール箱は片付いていないので見た目はよくないが、とりあず落ち着くことができる。リビングやベッドルームも広くなり、夫婦ともに満足している。残りのものは来週くらいまでにちょっとずつ片付けていきたいな。さて、明日からはテキサス出張。本当はゆっくりしたいところだけども、全身筋肉痛の体でテキサスに行く。

  2005.03.09

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• 官僚の腐った姿にがっかり

  今日はひな祭りということで、マタニティークラスでであったM夫妻（2004.10.16の日記参照）にひな祭りパーティーをするからということで招待された。かみさんは以前一度遊びに行ったのだが、僕は4カ月ぶりにお会いすることになった。手作りの料理もとてもおいしく、かなり満喫させてもらった。■ 官僚の腐った姿このパーティーには、M夫妻つながりの奥さん方が3名と僕らをあわせ7人の食事会となった。奥さん方の旦那さんはみんなロースクールに通っているらしくM夫妻の旦那つながりといえよう。M夫妻の旦那さんは、某省庁の官僚。そんなこんなでいろいろな話題で盛り上がっているときに、ある奥さんが「日本の官僚は国のために一生懸命働いているのか？」とM旦那に聞いたのだけども、それにたいするM旦那の答えにびっくりした。「国のために働いている官僚なんていませんよ」その答えに、みんあは「ふ～ん」という反応だったが、おそらく僕は人一倍驚いかもしれない。少なくとも国の政策に関わる大きな仕事をしているのだから、日本のために真剣に考え方向を示していくのが官僚だと思ったからだ。そんな考えをしているのは、M旦那だけなのかみんななのかとても気になった。「えっ、Mさんの周りの官僚も、そんな感覚なんですか」（僕）一瞬「う～ん」と間をおいてM旦那は答えた。「そんなもんですよ。だって、真剣に国のためにと働いている人がいたらキモイ（気持ち悪い）じゃないですか」その答えに本気でがっかりした。日本の官僚というのは、いわば学校の先生みたいなものだ。一生懸命子供のためを想って教えようとして、「あの先生キモクない！」っていわれるように、国の為にかんばろうとすると周りの同僚は「キモイ」と感じる環境がそこにはあると想像できる。日本の官僚というのは所詮公務員。もっと一生懸命働いているとおもっていたのに、とてもがっかりさせられるものがあった。想像以上にレベルが低い集団なのかもしれない。

  2005.03.04

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• 月初は大忙し－引越し・テキサス出張

  昨日、新しいアパート（2005.02.07日記夢の新居みーつけめた！引越し決定）の入居手続きを終えた。改めて新居を見直すと、リビングとベッドルームは今の1.5倍広くなり、さらにダイニングのスペースができた。早速家具の配置を決め、新居の生活を想像するだけでわくわくする。この引越しでクオリティー・オブ・ライフ（QOL）は一気に向上できるだろう。■ 3月初は大忙し－ 引越し・テキサス出張引越しは今週末まで徐々に荷物を運びこむ土曜日に全ての移動を完成させる予定。今週の金曜日に有休をとって、小さめの物を夫婦で運びんだり、棚や本棚の組み立てる。友達に頼んでカウチやベッドなどの大きなものすべて運びこみ、土曜日から新居での生活が始まる。日曜日に今住んでいるアパートの掃除をし、引き払う予定だ。さて、引っ越して落ち着くやいなや、今年国内初出張を控えている。3/9にテキサス Dallas/Fort Worthに飛び、3/10に某政府機関のミーティング。それからHoustonに飛んで、3/11にテキサス代理店を訪問。その夜LAに帰ってくる。新居で落ち着けるのは、今月の中旬くらいというところだろう。早く新居で一杯飲みたいね～！PS いうまでもありませんが、今週末は「引越しで、日記やる気なし」ということになるでしょう。

  2005.03.03

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• 破棄した商品がEbayで取引★メーカーの言い分と自己嫌悪

  「オタクのモデル ABC100（仮名）という商品、 すぐ壊れちゃったんだけど、直してもらえる」■ シミズからの問い合わせシミズという日本人男性からだったおそらく、しゃがれた声からしてシミズは60歳くらいのおやじさんと想像できる。「ABC100」というモデル名は聞いたことはあるが、見たことはなかった。少なくともアメリカで販売されていないことだけは知っていた。どこから仕入れたのか気になる。「あの～、すいません。どちらからその商品を購入されましたか？」 シミズは「なんだかよくわからないスパニッシュの人からだったけど、Ebayで買った」と答えた。■ モデル「ABC100」の運命一旦電話を切って、とりあえず上司に「ABC１００」の出荷実績があるのか確認した。モデル「ABC１００」は商品としてではなくビジネスショウようの試作品だったが、新しいモデルの開発で3年以上まえにすべて破棄したという。短い運命だった。かわいそうなモデル「ABC100」（涙）。産みの親から捨てられたモデル「ABC100」だが、そこで救ってくれたのが、なんだかよくわからないスパニッシュの人だったのだろう。まだ使えるということで、Ebayに出品。そこで、シミズが$200でモデル「ABC１００」が取引されたということになる。■ メーカーの言い分と自己嫌悪シミズに折り返し電話し、丁重に修理の依頼を断った。製品として販売されていない商品を直すわけにはいかない。修理してかりに動くようになったとしても、もともとが品質保証されていない商品なのだがらなにをもって「修理」といえるのか。また、3年以上前の商品で、しかも製品として販売もしていないので、パーツなんて保管されているはずがない。たとえ原因が分かったとしても、交換するパーツがなければ意味がないのだ。ところが、シミズはなかなか粘る。（シミズ）「え～、困ったな～。なんとかならないの」（僕）「申し訳ない。無理です」（シミズ））「僕がどうしてEBayでその商品を買ったかというと、日本のメーカーだったので、壊れたときに直してもらえるとと思ったからなんだよ」(僕）「ご購入の前に御連絡いただければ、アドバイスできたのですが。。。（困）」（シミズ）「いや～、僕もメーカーやっていたから事情はよくわかるけど、うちのだったら修理受け付けていたよ」（僕）「いやっ、ですから・・・（断る理由を再度説明）・・・という訳で、申し訳ありません。（メーカー経験者だったら、分かってくれ～ ）」~」（シミズ）「え～、困ったな～。なんとかならないの」（←振り出しに戻る）このやりとりが、おそらく3・4回は続けいたと思う。2分で終わる電話だと思ったら、20分は粘られたと思う。シミズのABC100を何とか直して使いたいという愛着感とものを大切にする心がけには感銘したが、どうするわけにもいかない。直せないものは直せない。しかし、「環境を大切に」と日記に書いている僕が、シミズには「ABC100を捨てろ」といっているようなもので、物を大切にするシミズに申し訳ないと思う気持ちと同時に自分の矛盾に嫌な気分になった。 

  2005.03.02

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• アカデミー賞から環境問題を考える

  一昨日環境問題について（2005.02.27の日記）を書いたら、ちょうどタイムリーな話題「オスカー会場にはリムジンよりプリウスで＝環境保護派のディカプリオら」を見つけた。 27日にアカデミー賞の発表・授賞式では、レオナルド・ディカプリオ（写真）、グウィネス・パルトロウ、オーランド・ブルームといった環境保護志向の強い俳優らが、伝統的なリムジン車ではなく、小型で燃費の良いトヨタのハイブリッド車「プリウス」でレッドカーペットに乗りつける。 「地球温暖化の危機が迫っている時に、ハイブリット車のような燃費の良い車を運転するというのは、われわれ皆が地球を守るためにできることの一つです」（メキシコ人女優ハエック）「環境への悪影響を減らすために、車を選んで運転すべきだ」（俳優オーランド・ブルーム）なんともいいながれだ。僕みたいな超素人が「環境の為に、僕はTOYOTA カローラ（96年）だね～」というよりは、ハリウッドスターのような有名人がこのような行動や発言をするほうがよっぽど強いメッセージとなる。ガソリンを垂れ流すようなハマーを運転する木村拓哉やリムジンを乗り回し成金を見せつけるドナルド・トランプはひとつ時代遅れとなってほしい。 

  2005.03.01

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• 環境問題－アメリカよ、地球が悲鳴をあげていることを知れ！

  先週のLA Timesを読んでいたら、1月にOPEC石油生産量の実質減産の決定に批判した読者投稿があった。高額な石油価格によりOPECはアメリカから金儲けし、（OPECの決定は）国民とビジネスの経済的繁栄に悪影響を及ぼす・・・なぜOPECのメンバーであるイラクがアメリカから繁栄を詐取しようとする疑問もふまえ、アメリカはOPEC会議調査を要求すべきだ。「アメリカの国益のみを追求する」典型的なアメリカ人の意見を反映しているように思えた。「アメリカは世界の警察だわよ」と言ってしまう ドラえもんの体格をした経理のおばちゃん（ 2004.08.19の日記参照）と同じくらい、下記の事実を完全に無視したレベルの低い意見といえる。■ 20%の豊かな人々（先進国）が80%の自然資源を消費する事実経済成長と大量生産・大量消費によって発展してきた先進国は、実は膨大な資源の浪費によってもたらされた「豊かさ」なのである。その結果、世界は20%の豊かな生活する人々（先進国）は世界で生産される資源資源の80%を消費している構図になっている。それが、「まだ豊かさを手にしていない途上国が先進国並みの暮らしをするには、地球が２個あってもたりない。途上国の成長と先進国の生活水準を両立するには、先進国が資源効率性を現在の10倍以上にあげる必要がある」（ファクター10研究所所長 フリードリヒ・シュミットブレーク） 物を大切にしたり、省エネ・リサイクル運動を進めなければいけないのに、大量生産・大量消費で経済発展なるものを主張するアメリカは時代遅れといえよう。■ 地球温暖化の事実地球温暖化は着実に加速している。カルフォルニア大スクリプス海洋学研究所は海洋観測データの分析で「人為的に排出された温暖化ガスの影響で地球温暖化が加速していることを示す証拠をみつけたと発表。これで、アメリカでは産業界や一部の研究者で「温暖化と人間の活動との関係は証明されていない」という主張が覆されることになる。去年の巨大ハリケーンや今年のカルフォルニアの大雨などの異常気象から、すでに地球は悲鳴をあげていると感じなければならない。これでも、京都議定書を離脱したアメリカは経済発展を優先し、石油を燃やし続けるのか。■ 石油ピークの事実国際エネルギー機関（IEA）の分析では、60年代以降、新規油田の発見による埋蔵量の増加ペースが鈍り、ここ20年間は生産量は埋蔵量の増加を上回る状態。また、中国など新興市場の石油需要は今後も急速に膨らむ見通しで、業界には「現存油田を従来の採掘技術で生産するだけなら、15年後には需要の半分が賄い切れなくなる」との懸念もでている。（朝日新聞 1/16/2005）地球の資源は限られているものだから少なくと世界の石油需要を補えなくなる時代はおそかれ早かれ来るということは明らかだ。採掘技術の発達で15年後が30年後になるかもしれないけど、需給のバランスが崩れるのは石油が高騰するのは間違いない。それを短期的に高騰する石油事情に文句をいい、「アメリカから繁栄を詐取」するという主張はレベルが低すぎる。僕は石油がいまの2倍3倍の価格になってもいいと思う。ガソリン代・電気代・物価が上がってから、やっと物（つまり資源）の大切さを認識し、環境を大切にする社会を作り出す答えだとおもう。地球の資源を利用し経済発展（豊かさの達成）がなされる一方、それは環境破壊を招くことになる。つまり、経済発展＝環境破壊なのだ。いますぐ僕たちは大量生産・大量消費の浪費社会を終えなければいけない。いますぐだ。この浪費社会をやめない限り、僕らの未来はない。経済発展ばかりを主張するアメリカは、今後の現実を直視していない。おそらく、資源を使い切り環境を台無しにしてからじゃないと自分達のアホさかげんはわからないのだろうか。「ああ、僕らはとんでもないことをしてしまった」とね。  

  2005.02.27

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• DSLモデムが壊れ、日記やる気なし。

  最悪！朝からDSLが使えず、Verizonのサポートセンターに電話したら、モデムの故障が考えられるとのこと。結局ダイアルアップでインターネットに接続することにしたが、このスローなスピードにもう耐え切れない（怒）人間というのは、一度生活水準を上げてしまうと、その水準を下げるのは難しい。ということを言い訳に、今日の日記はやる気なし。花金（死語？）だし、今日は酒を飲もう。

  2005.02.26

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• クリスピー・クリームのブーム去る？（続報）

  去年クリスピー・クリームについて書きましたが（2004.11.01の日記参照）、その後会社はもうガタガタです。 1月初め、過去の店舗買収の会計処理に誤りがあったとし、2004年度の決算内容を大幅に訂正、業績を下方修正。今月あたまに125人の人員削減と社用ジェット機（Dassault Falcon 900EX.）のリース契約解除を決め、年間あたり1,000万ドルの費用削減を決めた。それでも来月25日までにランニングコスト（operations and capital expenditures）が足りず、融資を交渉しているとのことらしい。連邦検察が幹部と従業員を事情聴取することにもなった（米連邦検察、クリスピー・クリーム幹部を事情聴取へ ）し、株主からの集団訴訟も行われている。たいへんなことになっている。せっかく確立されようとしたブランドなのに、会社の不正によって一挙に大ピンチに追いやられてしまうとは、会社経営の倫理というのを考えさせられる。社用ジェット機を乗り回したり、自分のフランチャイズ権を高く会社に売り払ったりすることは、経営者が会社を私物化することと同じで絶対にあってはならないことだということだろう。ちなみにクリスピークリームの株価は $5.39 （前回の日記を書いたときから48%下落） 

  2005.02.25

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• アメリカのマリファナ文化ー大麻所持はほぼ合法

  せっかく昨日の日記（ブッシュ大統領 大麻使用を容認！本人の音声テープが暴露）でマリファナの話題について触れたので、アメリカのマリファナの文化について補足説明したい。■ アメリカのマリファナ文化に違和感を感じたときアメリカにきたときにまず違和感を感じたことはマリファナについて文化だった。ある調査によると、アメリカ人の18歳から25歳までの成人のうち60％がマリファナを経験したことがある。僕が一緒に住んだルームメイト B君（ 2005.02.10の日記で登場）もその1人。ほぼ毎日のようにマリワナを吸っているB君は、当時たばこを吸っていた僕にたいして真剣に「たばこを止めろ」と言う。「たばこは健康に悪い！」たばこだろうがマリファナだろうが同じ煙を吸っていて、どっちが悪いもくそもないだろうと思いつつ、強い違和感を感じたことはいまでも覚えている。■ 少量のマリワナ所持はほぼ合法アメリカではマリファナ所持・使用についてはほぼ合法に近いドラッグといえる。カルフォルニア州のマリワナ法では、28.5g以下の所持は100ドル以下の罰金で軽犯罪として扱われる。法律では罰金となっているが、ほとんどの場合少量であれば見逃してくれる。（例１）僕の友達2人が仕事をおえ、レストランの駐車場でマリワナを車の中で吸っていたときのこと。家に帰ってやればよかったのだが、運悪く警察にみつかってしまった。2人は車の外に出され、警察はマリワナを取り上げこう言った。「マリワナを楽しみたいのは分かるが、場所をわきまえなさい。このようなものは自分の家で吸いなさい」といって、取り上げたマリワナを地面に捨て、見逃してくれたそうだ。その友達は、警察が帰るのを見計らって、駐車場に戻り地面に捨てられたマリワナを取り戻してきたそうだ。（例２） 僕の住んでいるアパートの1階にすむ同い年のD君は、警察が見逃してくれたときのことを語ってくれた。車を運転しているときに警察にとめられたそうだ。（なんの理由かは忘れてしまったが）。そのときにマリファナをもっていることがばれてしまったそうだが、警察はこう言った。「そのマリファナは、"クロニック"か"メッキー"か？」（「クロニック」というのはマリファナの種類のことで、カルフォルニア産で質の高いといわれる。相場は3.5ｇで50ドル。それに対し「メッキー」というのはメキシコ産の質がわるいのもで、大体28gで50ドルで取引されている）そこでD君はクロニックを持っていると答えたところ、警察はマリファナを取り上げ匂いを嗅いだ。「う～ん、これはすばらしい。これは家に持ち帰って、大切に吸いなさい。」そういって見逃してくれた（日本の感覚では信じられません）。こんなアメリカなので、ブッシュが大麻使用を容認した音声テープが暴露されたとしても、翌日には話題は消えてしまう。大麻使用したからといって、人格否定されない（または「しない」）のがアメリカの文化といえよう。

  2005.02.24

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• ブッシュ大統領 大麻使用を容認！本人の音声テープが暴露

  ブッシュ大統領本人がマリファナ（大麻）をやったことがあると認めた音声テープが暴露された(参考資料)。暴露テープはブッシュ大統領の家族的友達 Doug Wead氏が1998年から2000年までのブッシュ大統領との会話を9時間にわたって録音した。ブッシュ大統領が若い頃ドラッグにはまっていたことは有名な話で、たかが「マリワナ」ごときで驚くべき内容ではないのだが、テープの内容がこれまた面白い！■ 暴露されたテープの中身音声は1998年。テキサス州知事だったブッシュが大統領選挙に出馬するか決めている頃。ブッシュ：「（マスコミは）僕がドラッグをやっていたことをばらそうとする人を見つけることはできないと思うよ」Doug Wead氏： 「あんたが生き残ることを僕らは祈っているよ（笑）」会話はキリスト教信者の保守派から穏健派のサポートを得るためのブッシュ氏の政治戦略について進んだ。ブッシュ大統領は「マリワナをやったことがある」と容認した当時副大統領だったアル・ゴアーを子供たちに悪影響を及ぼすと批判した。ブッシュ：「アルゴアは認めたけど、僕には納得できないね。 コカインだろうが、マリワナだろうが同じだよ。僕はマリワナについての質問は答えないよ」Doug Wead氏： 「ふむふむ」ブッシュ：「どうしてだかわかるか？僕がやったことがあるからといって子供達にやってほしくないからだよ」Doug Wead氏：「そうだな」ブッシュ：「ここを分かってもらわなきゃこまる。僕は大統領になりたいんだ。人をリードしたいんだ。（もし僕がマリワナ使用を認めたら） 小さな子供たちが"ねえねえお父さん、ブッシュ大統領はマリワナやったことあるから、僕もやっていい？"ってなっちゃうだろ」■ 僕の解釈このテープの内容を考察すると、ブッシュ大統領から子供たちへのメッセージはこのようになるのではないか。もしマリワナをやったことがあるのなら、必ずうそをつきなさい。もし真実を話せば、アルゴアのようなアホな民主党支持者になっちゃって、けっして大統領にはなれないぞ。 

  2005.02.23

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  クレジットカードの罠！利息計算のからくり

  みなさんの持っているクレジットカードはどのように利息を計算しているかご存知ですか？アメリカではその計算方法によって、支払う利息が大きく異なる場合があります。年率（APR)が低ければよいとAPRの低いクレジットカードにかえ、利息の計算方法を知らずに実はより多くの利息を払わされている消費者はたくさんいると思います。アメリカでのクレジットカード会社はAPRばかりを宣伝し、この利息計算方法（Method of computing the balance for purchases)についてはしっかり消費者に説明しません。したがって、利息計算方法の「からくり」についてほとんどのアメリカ人は知らず､クレジットカード会社は大儲けする裏技ともいえるでしょう。■ ホームディポ クレジットカード先週末の土曜日に、ホームディポで冷蔵庫を購入したとき、店員にクレジットカードの加入を勧められました。もしホームディポクレジットカードに加入すれば、「最初の商品購入は10%Offで1年間利息がなし」とのことでした。冷蔵庫は350ドルと高額だったので10%のディスカウントは大きいし、1年間利息なしもメリットあるので、クレジットカードに加入することにしました。信用調査も問題なしで無事クレジットカードが発行。10%オフで冷蔵庫を購入でき、お買い得だったと夫婦で喜んでいました。さて、家に帰ってそのクレジットカードの規約を眺めていたら、利息計算方法（Method of computing the balance for purchase)の項目にTwo-cycle average daily balance方法と書いてあり頭にきた。 このTwo-cycle average daily balance方法こそが、クレジットカード会社が大儲けする利息計算方法だったからだ。 ■ 利息計算方法の例アメリカのクレジットカード会社が採用している一般的な利息計算方法は大きくわけて「Average daily balance」 と「Two-cycle average daily balance」の2種類がある。後者がいかにあくどい利息の計算をしているか、具体的な例をつかって計算してみる。例）1000ドルの商品を購入し、10回払いで月元本（100ドル）+利息を支払う。年利（APR）21%（僕がつくったホームディポの利率）とする。Average Daily Balanceの場合前の月の残高に利率1.75%（22%÷12ヶ月）を掛けたものを利息として計算。この計算方法は常識的な方法といえる。支払い利息の合計は96.25ドル。10回目で支払いが終了する。詳しくは以下の表をご覧下さい。 残高 : 利息-----------$1,000 : 初回は利息なし$900 : $15.75$800 : $14.00$700 : $12.25$600 : $10.50$500 : $8.75$400 : $7.00$300 : $5.25$200 : $3.50$100 : $1.75------------合計 $78.75Two-cycle average daily balance（２サイクル）の場合この計算方法の場合、当月と前月の2サイクルにわたり利息を支払わされる。つまり、支払い利息=２サイクル残高（当月残高+前月残高）×利率となる。前月分の残高も足されて利息が計算されるため、支払いがおそくなればなるほど利息も多くなる。この例で下記のとおり計算したところ、２サイクルの支払利息合計は175ドル。支払い回数をよくみてもらうと、11回になってしまうのだ。11回目の残高は$0にもかかわらず、前月分の残高に対して利息を支払わなければならない。残高 : 利息----------------$1,000 : 初回は利息なし$900 : $33.25 $800 : $29.75 $700 : $26.25 $600 : $22.75 $500 : $19.25 $400 : $15.75 $300 : $12.25 $200 : $8.75 $100 : $5.25 $0 : $1.75 ------------------合計 $175.00■ ２サイクルで儲けるクレジットカード会社この例でわかるように、２サイクルはいかにおおくの利息を支払わされるかがわかると思います。２サイクルの利息（175ドル）をAverage daily balanceの方法で年利を逆算しなおすと、APRは38.88％となります。２サイクルの年利の実態は、Average daily balance方法の約2倍であることがいえます。この計算方法を利用して消費者から金を（騙し？）取ろうとする金融機関の汚さを感じます。アメリカで生活しているかた、クレジットカードを作るときには気をつけましょう！もし、２サイクルのカードをお持ちのかたは、一括で支払いましょう！いうまでもなく、僕はこの冷蔵庫の支払いをさっさと済ませ、カードをキャンセルするつもりです。

  2005.02.22

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• NHK報道に違和感－イタリア記者の人質解放デモのニュースをみて

  何気なくNHKのニュースを眺めていたら、イラクで人質となったイタリア人記者の解放を訴える20万人のデモについて報道された。（アメリカでもインターナショナルチャンネルで、日曜日の午後4時から30分NHKニュースが見られる）ニュースの内容としては、アナウンサー（はじまり）： 「 ～イタリア人記者の解放を訴える20万人のデモがおこなわれました」大学の警備員の話（連れ去られた当時の状況のインタビュー）：スグレナさんが校門から出たところを、2台の車が行く場をふさいだ。スグレナさん（解放を訴えるビデオ映像）： イラクからの伊部隊撤退と助けてほしいと訴える。スグレナさんのお父さん（デモでのインタビュー映像） ：「娘をいちはやく解放してほしい」アナウンサー（終わり）：「（というわけで） 20万人のデモで、イタリア人記者の身柄解放を訴えていました」このニュースをみて、なんとなく違和感を感じた。レグレナさんは「イタリア軍のイラク撤退」を訴えていたのに、ニュースではレグレナさんのお父さんもNHKアナウンサーも「イタリア軍の撤退」については触れていない。このニュースからは、20万のデモで訴えた内容については全く読み取れない。このデモは身柄解放のみを訴えていたのか？それとも、イタリア軍のイラク撤退を含めた身柄解放を訴えたのか？このポイントというのは、自衛隊をイラクに派遣している日本にとってとても重要なことだ。日本と同じように軍隊を派遣している他国での状況を知っておくことは大きい。今後イラクで日本人が人質になったとき、国民はどのように反応すべきかと判断するうえで大切なものさしとなるからだ。このデモの内容をチェックするため、わざわざインターネットでしらべた。CNN.comによると"Free Iraq, Troops out of Iraq(イラク解放、軍撤退）"と紹介されていたので、おそらく「イタリア軍のイラク撤退を含めた身柄解放を訴えていた」と推測される。このニュースをみて、もうちょっと分かりやすい報道をしてほしいとNHKに願う。

  2005.02.21

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• 高校同級生Mさん帰国から「出会い」と「別れ」を考える。

  「別れ」というのはいつも寂しさとせつなさを感じる。すばらしい人に出会える喜びがあれば、別れという寂しさを感じなければならない。対極なる生と死が存在するように、出会いがあれば別れが存在する。すばらしい人に出会うことができれば別れに感謝し、またの再会を望むだろう。逆にT君（2004.11.24の日記参照）のように何も感じることのできない人であれば、別れに感謝することなく、時が経てば自分の記憶から消えていく。僕は人との「別れ」に直面したとき、その人との「出会い」について考察することにしている。■ 高校の同級生 Mさんの「別れ」高校の同級生Mさんがアメリカに来たのは1年半前。かみさんも同じ高校でありながら、僕ら夫婦はMさんと一緒のクラスになったことはないので、面識は1度もなかった。野球部のやつが「Mさんかわいいよ～！」と言っていたことを覚えているので、名前だけは知っていた。そんな中、Mさんが１年半前にロサンゼルスに来るということを友達から聞き、それから一緒に遊ぶようになった。たとえ面識がなかろうとも、同じ高校時代を一緒にすごした同級生がロサンゼルスであうことができるのはある意味の運命を感じた。ご飯を一緒に食べにいったり、パーティをしたりと楽しい日々を過ごせた。彼女はとても知的で思いやりのある人間性のある人で、話していていつも飽きなかった。その彼女もJビザの期限切れるため来週末に帰ることになり、今日送別会をした。Mさんと話をしている限り、また環境を変えて日本での新しい生活を楽しみにしているように感じられた。ただ、僕にとっては、また人がいなくなる寂しさは結構ある。でもそんなとき、村上春樹の小説に書いてあった言葉を思い出す。「人は会うべき時に、会うべき場所で、会うべき人にあわなければならない」この会うべきタイミングで、会うべきロサンゼルスで、会うべきMさんに再会できたと思える。この再会に感謝しながら、アメリカで学んだことをいかして、日本で活躍してもらいたい。Mさん、がんばれ！ 

  2005.02.19

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• スプレンダ－化学工場からの天然的人工甘味料

  "Made from sugar, so it tastes like sugar(砂糖から出来た、砂糖にもっとも近いナチュラルな味)." この広告スローガンは「スプレンダ」という特殊な化学加工をした人工甘味料につかわれている。砂糖の構造の化学的な加工で、カロリーをゼロにし通常の砂糖の600倍の甘さを実現。アメリカで人工甘味料の50%と圧倒的なシェアと人気を持つ魔法の人口甘味料だ。コカコーラー・ガム・ゼリー・フルーツジュース・ミルク・サラダオイルなど大手食品会社は次々にこのスプレンダの採用している。ただ、全米の砂糖業界はこの広告キャンペーンは「天然の砂糖というイメージ」と消費者に誤解させるとして集団訴訟した。人工甘味料というのだから、天然からできているなど勘違いするアホはないだろうと思っていたがじつはそうでもない。CSPI（Center for Science in the Public Interest)のインターネット調査によると、47％の消費者は天然砂糖と誤った認識をもっているとのことであった。おそろしい結果だ。これはマーケティングのうまさなのか、アメリカ人が単純にアホなのか？マーケティングのうまさというのは一理ある。化学化合物からできたフレッシュな砂糖・・・、実験室からの発明された天然的砂糖・・・ 化学工場からの贈り物、さわやか砂糖・・・などといっても誰も買わないだろうな。まあ、それにしてもアメリカ人なんて安全性など気にすることはないだろうな。カロリーなしで甘ければそれでよし！動物実験の結果では、・肝臓の腎臓の拡大・盲腸のリンパの退化・成長ペースの低下・流産しやすいなどのさまざまな問題を抱えていることも知らずに、今日もアメリカ人は人工的な甘さに飢えている。

  2005.02.18

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• メーカーの「うれしい」「かなしい」忙しさ を考える

  最近仕事が忙しい。僕のやっている仕事は、12.14の日記にも書いたように、「発注、仕入、出荷、カスタマーサポート、保守、クレーム対応、在庫管理、社内ネットワーク管理、倉庫整理、買い物、掃除、お茶入れ（笑）などなど」といろいろなことをやっている中で、「忙しさ」にもある一種の性格なるものがあらわれてくる。それを大きくわけて２つの性格があらわれる。■ 「うれしい」忙しさ商品が売れて出荷・仕入が忙しくなるというのは、「うれしい」カテゴリーにはいる。ものが売れるということはお客さんによろこんでもらっている証拠だ。製品を仕入れる量も増え出荷も多くなる。また、うちの商品を販売する新規代理店の開拓と保守ネットワークを作ることも面白い。現在アクティブに新規代理店の立ち上げを行っており、そのたびに営業や保守員にたいして製品の教育を行うことになる。去年の出張のほとんどは、この新規代理店立ち上げに関する出張だった。旅好きの僕にとっては新しい土地を訪問することは「うれしい」忙しさだ。■ 「かなしい」忙しさ 「かなしい」忙しさは、基本的にクレーム対応だ。メーカーにとって、クレームに対する対応を間違えると、おおきく信頼を失うことになる。苦情や製品不良に対する対応というのはとても大切でありながら、対応としては面白くない。それから社内ネットワーク・コンピューターの不具合などの対応。「朝からインターネットがつかえない」「会計システムがつかえない」「プリンターが出力されない」「ウイルスに感染した」などのパソコン関係の雑用にはうんざりする。残念ながら、最近の忙しさは後者にあたる。去年の12月に販売しはじめた新製品で生産ミスが発覚したのだ。シンガポールや中南米からセンサーが壊れてしまう不具合があり、調査したところある部品が逆に取り付けられていることが発覚した。こんなミスがわかるたびに、僕はうちの事務所の在庫機をすべて箱から取り出し、その機械をなおすことになる。よりによって、この製品は21kgと一番重い製品で、非力な僕にとっては重労働となる。先週にもこの製品でプログラムのバグがみつかり、プログラムの再インストールをなんともお粗末でミス頭にくる。他のメーカーも新製品は安定しないというのはよく聞くのだが、うちの会社ななんとなくこんなミスが多いように感じてしまう。なんともお粗末なミスで「かなしい」忙しさにおわれる今日この頃。  

  2005.02.17

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• アメリカ就職事情 低給与水準で悩めるかっぱ顔のH君

  かっぱ顔のH君がうちの事務所に遊びにきた。2004.09.08や2004.10.03の日記でかっぱ顔のH君をご紹介したのですが、あれから3ヶ月間でその後の状況は結構変わってしまった。10月に就職した日系貿易会社は1・２ヶ月で辞め、その後はソフト・コンピューター系販売会社に（再）再就職し営業マンとして現在活躍されている。■ かっぱ顔のH君の就職活動歴整理すると2004年6月 金具メーカーに就職2004年9月 金具メーカーの採用取消。しかし既にHビザを申請（弁護士費用など申請費で5000ドルほど自己負担）していたため、会社に籍をのこしてビザのスポンサーにはなってくれるとのことで、とりあえずHビザ取得の道は残された。（ 2004.09.08の日記参照）2004年9月中旬 日系貿易会社に就職 （2004.10.03 の日記参照）2004年11月頃 日系貿易会社を辞める2004年11月末～ 日系ソフト・コンピューター系販売会社に就職■ かっぱ顔H君の給料暴露ぶっちゃけた話として給料を教えてもらった。金具メーカー 年収 ２万8000ドル日系貿易会社 ？日系ソフト・コンピュータ系販売会社 年収 2万ドル + コミッション■ アメリカの給与水準の低さいや～、この給与水準を聞いて、再度アメリカで働く給与水準の低さに驚かされる。 2004.09.08の日記（足元をみる日系企業）でも書いたようにアメリカで働く厳しさというのは、給与水準からみても分かる。もう日本へ帰国してしまったT君（2004.11.24）は、一度某大手旅行会社に採用通知されたのだが給料が2万5000ドルと低すぎたため断った。この家賃が高いLAで年収2万5000ドルでどうやって生活できるのだろうか？会社の経理をしている女の子は昔某大手旅行会社で働いていたらしいが、そこの社員のほとんどは独身だったらしい。彼女曰く、給料が低くて結婚どころではないのだろう。■ かっぱ顔のH君の悩みかっぱ顔のH君は現在Hビザの審査を待っている段階なのだが、ぽろっと本音を漏らした。「ぶっちゃけ、Hビザ下りなくてもいいような気がする」営業はコミッション制で、H君はコミッションをもらえるまで成績を上げていないので固定給（2万ドル）しかもらえないらしい。生活的にはきつい。また、たとえHビザが下りたとしても、スポンサーを（金具メーカー→現在の会社）切り替えなければいけないのでまた弁護士費用がかかる。本来はビザが取得できてうれしいはずなのに、そこには喜べない事情がある。悩ましい。僕もかっぱ顔のH君に同感する。彼は日本で4年もの職歴があるし、アメリカでの経験も活かせるはずなのだ。日本に帰ればビザにとらわれずのびのびと就職活動ができる。下手にアメリカに残ろうとしていると、結構厳しい現実と戦わなければならない。

  2005.02.09

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• 楽しいタックスリターン！ その額は？

  今日2004年のタックスリターン（確定申告）を終わらせた。楽しみにしていたリターンの金額は・・・↓↓↓↓↓↓ジャじゃーん 2,705ドル。まあ、もともと多く支払っているので自分の金が返ってくるわけだが、それでもキャッシュが返ってくるだけで、なんとなく臨時収入みたいな感覚になれてうれしい。■ 連邦税なんといっても、今年の一番の要素は、医療費の8,966ドルの控除と稜真が扶養として扱われたことだろう。連邦税を去年と比較してみると2004連邦税（援助金前）： 1966ドル（前年 2788ドル）と822ドルも安くなった。そして、なんといってもクレジット（政府からの援助金）だ。2004 Retirement Saveing Contribution Credit： 124ドル（前年 400ドル）2004 Child Tax Credit： 1000ドル（前年 なし）総額 1124ドルの援助金をもらえたことになる。（ Retirement Saving Contribution Creditは 2005.01.31　の日記でも取り上げたように、貯蓄して政府から援助金をもらえるという制度だ。今年は出産費用に回さなければいけなかったので、夫婦合わせて1564ドルしか投資できなかった。その投資額にあわせて124ドルの援助金をもらえるので、これだけで8%近いリターンを政府からもらっていることになる。ということで今年の連邦税は援助金を差し引いて（1966ドル-1124ドル）、814ドル(去年 2388ドル）■ カルフォルニア州税去年支払った州税は339ドルで連邦に比べれば高くないのだが、今年の州税は0ドル。詳しくしらべていないので、なぜ税金を払わなくていいのか分からないが、ま「良かった」で済ませておこう。去年のリターン（＄995）と比べて、約2.7倍となった今年の確定申告は大満足の結果となった。毎年確定申告はH&Rブロックのオンラインで行っているのだが、税・調整金、控除金を入れていくとその時点でのリターン額を表示してくれる。その額が増えるたびに夫婦で歓声を上げて、喜んだ。タックスリターンもやりようによっては面白いかも。

  2005.02.08

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• 夢の新居みーつけめた！引越し決定

  今年に入って引越しを真剣に考えはじじめた。稜真がいつまでも寝たきりであれば引越しをする必要性はないのだけども、そんなことは言ってられない。じきに歩きだす頃になると、今住んでいる家で3人が生活するには狭すぎるのだ。今のアパートはLAで就職が決まってからなので住みはじめて3年が経つ。1人暮らしには快適なアパートだけど、人が増えるたびに正比例してものが増えてきた。稜真が生まれて3ヶ月になるが、ぼくらのベットルームでは物であふれかえっている。ベビーカーや買いだめしたオムツや服、おもちゃなどなど。もうそろそろ限界だろう。昨日の夕方近所を歩いてアパート探しにでた。そんな中、6件目の訪れたアパートは、1LDKで$1025の部屋が空いているという。すぐに見せてもらったら、今よりでかいリビングと寝室で日当たりも良好で間取りもとてもいい。今住んでいるアパートの家賃は$875（1LK ダイニングなし）なので、$150増しだけで夢のようなすばらしい家が見つかったと思った。「ここに決めた！」僕ら夫婦に迷いはなく即決め。ということで、今月末には引越しすることになりいろいろ忙しい月になりそうだけども、いろいろ家具の配置を考えるだけで ワクワクする。（小さな夢だが→）僕にとって夢のダイニングができる。今まではリビングのソファーで飯を食っていたので、なんとなく落ち着かなかった。ダイニングテーブルに座って飯が食えるのがうれしい。ダイニングテーブルは僕のオアシスとなるだろう。来月の新居からの生活が楽しみでしょうがない。

  2005.02.07

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• ★アメリカ狂牛病疑惑！？

  「カルフォルニアの代理店のDさんの知り合い、ヤコブ病なんだって」会社の先輩とYahooに掲載されていた国内初の変異型ヤコブ病の記事で狂牛病の話題をしていた。同じロサンゼルスエリアにある代理店なのでよくDさんはうちの事務所にくるのだが、その先輩がDさんと去年打ち合わせしたときにヤコブ病に感染した知り合いの話を聞いたらしい。Dさんによると、「その人は30代なのにヤコブ病にかかり、もう見た目はもう60歳くらいまで老けてしまった」らしい。このYahooの記事によると、「変異性のヤコブ病は３０歳未満の若年層でも発症」すると書いてあり、その人は狂牛病に感染したのではないかと、こっそり僕らの中でアメリカ狂牛病疑惑で盛り上がった。 2004.08.05の日記で狂牛病について書いたが、僕はいまでもアメリカで狂牛病の牛がいると思っている。「Mad Cow Boy」という本では、アメリカの家畜ではイギリスよりも酷い食料を与えているということが書いてあり、ひどい牛肉の生産状況を暴露していた。どのように考えても、この大量に牛を生産するアメリカで、狂牛病が発生しないわけがない。 実際に、ニュージャージー州のある町で狂牛病疑惑があった。ヤコブ病（１００万人に１人しかかからない奇病）が、同じ町で１３名も亡くなるのは異常で狂牛病に感染したのではないかということだ。しかし狂牛病の牛がいたとしても、10年間という長い潜伏機関を経て発病するため、問題が表れにくい。しかも、ヤコブ病自体の原因が解明されていないためグレーの領域におさめられてしまう。ニュージャージーにしても、その知り合いにしても、（勝手な）疑惑だけでなく本当の原因をしりたい。 

  2005.02.05

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  稜真3ヶ月検診

  先週の1月26日に稜真の3ヶ月検診に行ってきた。身長は60.96cm 体重5760g。小児科の先生によると既に身長・体重ともに「標準」の平均領域に入り、順調に育っているらしくホッと一安心。 生後から3ヶ月を下記にまとめると。。。10/23/04（誕生）45.72cm 2,184g 11/5/04 （2週目） 47.63cm 2,780g 11/19/04 (1ヶ月） 48.90cm 2,930g 12/15/04（2ヶ月） 55.88cm 4,313g1/26/05 （3ヶ月） 60.96cm 5,760gいろいろ稜真が生まれてからバタバタしていたら、あっという間に3ヶ月が経った。ぅギャッとかわいい泣き声だったのだが、最近の泣き声は力強い。赤ん坊にも時差ぼけというものがあるのか、日本から帰ってきたら、夜の寝つきが悪い。なんとかして稜真を寝かしホッとしたところで、パソコンにむかいカチャカチャ打ち込んでいると、また目をギョロと開けて「お前うるさいぞ～」と言わんばかりに泣き出す。ヴギャーアアアアアそんなわけで最近は2時くらいまで起きていることが多く､ちょっと寝不足気味。まあ、体調を崩すこともなく健康にいてくれる稜真にも感謝しないとね。 

  2005.02.03

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• ブッシュが目指すオーナーシップ社会とは

  「貯蓄しながら政府からお金がもらえる」と書いたが、このIRA(個人退職金口座）制度はまさしく「オーナーシップ社会（Ownership Sociaty）」を目指すブッシュ政策そのものを反映しているといえる。■ IRA口座のメリットIRA口座は定年後のための貯蓄を目的としている口座で、年齢に関係ないく貯蓄ができる。IRA口座には、銀行の定期預金（CD）から債券・投資信託までのあらゆる金融商品で貯蓄することができる。最大の特典は、59歳以降にIRA口座がら引き出す場合には、キャピタルゲイン税は無税であること、また59歳以前で引き出すときでも投資した元金までは一切ペナルティーなしなのだ。そしてさらに去年から Retirement Saving Contributions Credit（貯蓄しながら政府からお金がもらえる）という制度ができ、年収5万ドル以下の人であれば、年末調整で最大2000ドルまで現金を政府からもらえることになったのだ。ただでさえ退職金を貯めるためには有利な制度であるのに、さらに貯蓄したものには政府が金をだすというのには驚いた。■ ブッシュの狙い政府が一生懸命に貯蓄を奨励する理由として、「近い将来破綻する年金に備えろ」ということだ。ブッシュ大統領は堂々と「将来年金は今の水準で支払われない」と宣言し、IRAの活用を訴えている（11.04.2004の日記参照）。簡単にいえは「定年後は、国に頼るな自分の責任」だと言っているのだ。ただ、ブッシュが狙うオーナーシップ社会というのは良く考えられている。資本主義社会のもとでは、超長期的に考えれば資本市場はインフレより勝っているのは歴史が証明している。資本を所有する人ほど金持ちになっているのは事実だ。401kなどのプランを提供していない会社に雇用されていたとしても、このIRA制度をつうじて自分にあったと貯蓄（投資）をすることができる。国民に資本を所有してもらって、みんなが裕福になろうというのが、このオーナーシップ社会の狙いだろう。■ 果たしてただし、問題点としては正しい貯蓄の仕方がわからない人が多いことだ。CNNのニュースで、若い人は安全性の高い貯蓄を行う傾向にあるという貯蓄調査結果をみた。本来、20・30年などの長期的な貯蓄目的なら株式市場に貯蓄するべきなのに、低金利の定期預金か債券を好んでいる。「100万ドル貯める方法（ 2004.11.05の日記参照）」にも書いたように、長期的な複利のメリットを生かしきれていない人が多いということだったのだ。まあ問題点はあるにせよ、結論から言えば、いち早くIRA口座を開設しこの制度を最大限に利用すべきなのだ。アメリカで生活している皆さん、いちはやくこのIRA制度に気が付いてくださいね。

  2005.02.02

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• アメリカの節税裏技

  正月が過ぎて落ち着きだす頃、アメリカで生活をする（収入のある）人は税金について向き合わなければならない。日本のサラリーマンは一定額以上の収入がなければ自動的に年末調整され、払いすぎていたタックスが戻ってくる程度で税金に対する意識はアメリカよりは低いかもしれない。ここアメリカでは、独身者で$7,950以上の収入がある人はタックスリターン（確定申告）の義務がある。したがって、いやでも税金と向き合わなければいけない面倒くささがあるが、その反面、国に支払う税金に対する意識が強くなる。■ 税控除対象の例税控除できる一例として アメリカでは交通費が会社からでないので、それに伴うガソリン代、オイル代、タイヤ代などの車費用仕事のための必要な教育で本、セミナー代などの合計金額はビジネス費用（調整後の総収入AIGの２%を超える場合）保険で下りなかった医療費（調整後の総収入AIGの7.5%を超える場合）家のローンの利子費用などなど、費用の対象は細かく税務署（IRS)より決められている。もし、税金の意識が高い人ほど、控除対象となるレシートを残し節税に心かげる。■ お金を貯めて、さらに政府からお金がもらえるまた、あまり知られていクレジットの例として、Retirement Saving Contributions Creditというものがある。もし、アメリカの貯蓄優遇制度（Individual Retirement Arrangement, IRA）を利用して貯蓄した場合、 条件を満たせば政府からさらにクレジット（現金）をもらえるという制度だ。去年の申告書をみてみたら、400ドルのキャッシュをもらった。約5000ドル貯蓄をして、さらに政府から400ドルもらえるのだから、IRAを利用しない手はない。詳しくはhttp://www.irs.gov/newsroom/article/0,,id=106947,00.html条件としては、AIGが5万ドル以下のIRA（401kは不可）で貯蓄をする人。収入が低い人ほどクレジットの金額も多くなる。最大1000ドル。■ 今年の焦点今年のタックスリターンは結構期待している。稜真の誕生が一番大きい。扶養家族が増えたこと、そしてChild Creditで1000ドル、そして医療コストが1万ドル以上かかっているので全額税控除されるはずだ。これから申告していくらもどってくるのか？かなり期待したい。

  2005.01.31

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• 自民党ケツなめ放送局NHKとメディア問題を考える

  「真実を話す義務がある」NHK番組改編問題でNHKを内部告発した長井暁チーフプロデューサーの記者会見での言葉だ。真実を語る決意をした心境を涙ながらに語った彼の勇気に感動した。あの官僚的なNHKからこのような人が出てきたのは奇跡に値する。彼は日本のジャーナリズムを守るために戦う救世主であり、その勇気を決して無駄にしてはいけない。そのためにも、僕は徹底的にこの問題の本質を考えてみたいと思います。■ NHK番組の改編現場で何が起こっていたのか？念のため番組改編の裏側で何が起こっていたかご存じない方のために、番組改編から朝日新聞報道までの内容を下記にまとめます。（長井さんの記者会見はVideonews.comで長井さんの記者会見 を無料で観れます。ちなにみ長井さんが心境を熱く語ったのは47分前後でした）１月下旬国会担当の野島担当局長が安倍、中川議員から呼びつけられ放送中止を求められる。放送前日の1月29日に松尾放送局長、野島担当局長が安倍、中川議員を訪ね番組放送に理解を求める。しかし、了解を得られず午後6時、2人は伊藤番組制作局長と編集済み番組の試写を行い、改変を指示。44分の番組は43分に削られる。番組放送前に局長級が試写を行うのは異例のこと。放送当日、松尾放送総局長は、さらに（１）中国人被害者 （２）東ティモールの被害者 （３）従軍の加害者のインタビューの3分カットを業務命令。この3分カットは現場全員が松尾放送総局長に反対をしたが、結局業務命令で改変された。2001年1月30日 問題の番組「問われる戦時性暴力」を放送2004年9月にNHKコンプライアンス推進室が設立。NHK不祥事もあり、内部告発を促進する制度を作った。長井さんは12月9日にNHKコンプライアンス推進室に内部通報した。12月下旬に朝日新聞と接触があったが、コンプライアンスの調査結果を待ちたいので記事にしないように依頼。しかし、1ヶ月たっても関係者（松尾、野島、伊藤）へのヒヤリングすら行われていない事実を知り、真実を語る決心。朝日新聞に記事にしてもいいと了承した。■ NHK番組問題の本質とは？安倍・中川議員は「自らNHKを呼び出していない」、「番組の内容に偏りがあった」などと問題をそらすよう勤めている。それをまにうけ、「番組の内容が偏向していたかどうか」などと見当違いな思い込みをしている人は多いのではないか。従軍慰安婦の問題はナーバスな問題なので、番組内容について議論すると問題の本質を見失ってしまう。偏った報道もありあえることを前提に報道の自由が守られている。何をもって「公正・中立」をいうのか、それは視聴者が判断するべきことであって、政治家が判断することではない。では問題の本質は何だったのか？政治的圧力により番組内容を変更したこと安倍は朝日新聞への反論で、「放映されていない内容を関係者から聞き、明確に偏った内容であることが分かり、NHKに求められている公理・校正・中立の立場で報道すべきでないと指摘した」とコメントしている。国会議員たるものが、報道者に対して放送前の番組内容についてアドバイスしたことは、明らかに政治圧力で番組改編が行われたといえる。言論の自由を尊重し自分の発言に気をつけなければいけない立場の安倍が、「私は違法行為をしました」と堂々とコメントするアホさかげんに驚かされる。自民党のケツなめ放送局NHKNHKは国民から義務的（税金的）に受信料を請求するのに、NHKの予算編成は国会の承認がいる。そのため国民のためではなく、どうしても与党議員に偏った報道となってしまう。その政治的役割のトップが海老沢元会長となり、今回のように番組企画が変更されたり、番組放送が中止されたりすることが日常茶飯事に行われ、政治に関しては口をださない腐った組織を作ってしまった。NHKは事前に政治家に番組を見せるのは当然だと堂々と言い切ってしまうところに、報道機関として麻痺している。自分の発言をする前に政治家の意見を伺うなど、報道する立場として死を意味する。NHKが「公理・公正・中立」と言われているが、こんなのはウソ。本質は自民党議員のケツなめ経営者によって運営されている偏った報道機関といえる。海老沢がいなくなっただけでは、根本的な解決にはならない。予算編成は国会がきめるにしても、報道に関して介入できないシステムが必要と思われる。最近NHK受信料の支払いを拒否するひとが増えているが、ただ拒否するだけでなく本質的な問題を忘れてはいけない。政治介入による番組改編や放送中止により政治家の意図する情報だけを流しては、国民の利益にはならない。政治家は「何も考えるな」「愛国心たれ」「言われたとおりにせよ」と言っているようなものだ。自民党ケツなめ放送局NHKと安倍・中川のアホに対して国民は怒らなければいけないのに、相変わらず無関心さが漂っているようにおもえる。政治家、メディアに操作された日本でいいのか？そのまま何も考えなくていいのか？批判なくして、物事に改善はない。内部告発した長井さんの勇気ある決断を無駄にしてはいけない。今こそメディアの問題意識を持ち、ひとりひとりが考えなければいけないと思う。

  2005.01.29

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• 吉本興業 独占から島田紳助を考える

  「Heart of Entertainment」92周年を迎える吉本興業は、新しいメディアの特性を生かしながら、強力な芸人集団を中心にした巨大コンテンツプロバイダーとなった。芸人はたくさんいる、制作スタッフもいる、劇場やスタジオも、そして自前のテレビ局もある。お笑い市場を独占したビジネスで、企業としてもいい組織だと思っていたが、今回親しい友達にあってメディアの裏側を知って驚いた。某大手レコード会社で働く友達（W君）は仕事が忙しいにも関わらず、わざわざ時間を作ってもらい渋谷で夜の10時から飲んだ。いつものことによくしゃべるW君だが、話をしていてちっとも飽きることはない。なんせ僕でさえよく知るアーティストや芸能人の話など、おもしろおかしく聞かせてもらえる。ちょうど吉本が話題になったころは、酒がうまく回り始めた頃だった。「メディアのコンテンツはジャニーズと吉本が独占状態だよ。やつらには頭が上がらないよ」言われてみれば、たしかにそのとおりだ。吉本とジャニーズに所属する芸人はほとんどの番組に出演している。もし、吉本やジャニーズを怒らせて仕事ができなくなったら、そのメディアは視聴者・読者をつかむことができなくなる。メディア側からみたら、コンテンツを提供する市場は吉本とジャニーズに独占されているといえるだろう。実際に彼らを怒らせて、つぶされた雑誌・従業員は腐るほどいるという。ちょっとした失敗や気にくわないことがあれば、人事まで口出しをするらいし。「あいつ辞めさせろ！（ヤクザみたいなどすの利いた声をご想像ください）」と天下の吉本にいわれれば、それに従うしかない。チンピラみたいな奴らを相手に仕事をするのは、通常な人間じゃできないと言う。たしかに、小心者の僕には少なくともできないし、やりたくもない。「島田紳助があんなにひどい事件を起したのに、（吉本は）なんともないでしょ！おかしいでしょ？」吉本のコンテンツ独占状態を象徴するような疑問だ。たしかに島田紳助がたたかれないのはおかしいと思ったが、その裏には吉本がいたんだ。島田紳助をたたけないメディアの裏事情がそこにはあった。  

  2005.01.28

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• 弱者に優しいアメリカ

  「アメリカは赤ちゃんに優しい」ということを昨日書いたけども、もうちょっと踏み込んで言えば「アメリカは弱者にやさしい」ということになるだろう。（１）身障者用の駐車場に誤って車を止めたほうが駐停車禁止違反よりもかなり罰金が高いし、（２）低所得者には州政府の健康保険や食料の援助を受けられるし、（３）中学生（たしか14歳）までは親が同伴しないと親が捕まってしまう。（３）は幼児虐待を防ぐための法律で、子供だけ家に留守番させられないし、1人で出かけさせても駄目だ。車に子供を置いて買い物に行ってしまうのも一緒、すべて親の罪となってしまう。もし子供が泣いたりしていると近所の人が虐待を受けていないか子供に声をかける。こんなに厳しい環境で暮らしていると、稜真を1人置いて洗濯にいくのも気をつかってしまう。■ 1人でいる少年に違和感このような環境で生活していると、子供が1人で歩いているるととても違和感を感じる。今回の日本出張でもそんな場面があった。休暇の20日（木）に自由が丘から鎌倉に向かっている時だった。前日は深夜まで飲み自由が丘の友達宅で泊まらせてもらい、朝帰り。朝10時頃に横浜で横須賀線に乗り込んだら、小学校低学年くらいの男の子が車内をぷらぷら歩いていた。僕が電車に乗り込むと、男の子は一旦電車から降りて駅柱の路線図をじっと見つめた。そして扉が閉まる直前にまた電車に乗り込んできた。「迷子なのか？」と不安になりながら男の子を眺めていた。席に一旦座ったと思ったら、すぐに立ち上がり車両の端っこまでプラプラ歩いていった。親はそばにいるようには見えない。「平日なのに学校は休みなのか？」「お母さんと迷子になってしまって行き場所がないのか？」「家出してきたのか？」など余計なお世話だが、考えれば考えるほど心配になる。それなのに、周りにいる大人たちは無関心で、なにもないかのように落ち着いて座っている。数分後保土ヶ谷に着いたら、男の子はまた電車から降りて駅柱の路線図をじっと見つめた。「あの子は迷子だ、間違いない」出発のベルが止むと同時に、僕のそばの扉から飛び乗った。「ねえ、大丈夫？」と男の子に声をかけた。「うん、大丈夫だよ」男の子は不思議そうな顔をして見上げた。「これからどこへ行くの？」「鎌倉。。。」 少年はしっかり僕の目を見つめながらしゃべる。「この子は大丈夫だ」と安心しつつ、鎌倉への目的を聞きたくなった。「なにしに鎌倉へいくの？」「いや～、おばあちゃんが熱を出しちゃってさー。お見舞いに行くの。 今おじいちゃんだけが看病しているんだけど、もう（83歳にもなる年寄りが病気すると）ヤバイよね。」迷子ではないことで安心したと同時に、考えてなおしてみれば、小学校3年にもなれば1人で電車に乗れる。迷子になるという話は幼稚園児くらいまでだ。■ お互いがお互いを監視するアメリカでもこの男の子が1人で歩いていることにはとても違和感を感じたことは間違いない。日本は平和だ。アメリカを歩いていて、小学生が1人で歩いている光景は見たことがない。もしそんなことをしていれば、簡単に誘拐されてしまう。そんなことが起こらないようアメリカ人は弱者にたいして常にアンテナを張っている。3年前にロサンゼルスダウンタウンでの出来事を思い出す。ダウンタウンの９階に住む友達の家に遊びにいき、バルコニーでくつろぎながらしゃべっていた。そんななか下を眺めていたら、激しく口論しているカップルが歩いていた。かなり白熱した熱戦で、9階にいた僕らでも声が聞こえる。「ファックユー（くたばれ）」「ユーアーアースホール（くそったれ）」「マザーファッカー（お前の母ちゃんでべそ）」とまあ、汚い言葉が次々に出てくる。ついに切れてしまった男性は、女性を殴り倒した。さて、ここからが本番。これを観た周りの男性人（3人）は、殴った男を取り押さえボコボコに殴った。殴った男性がくたばると、その3人は女性に近づき「大丈夫か」と声をかけていた。女性は礼をいうと、その3人は何事もなかったように去って行った。寅さんでいう「おじょうちゃん元気でな。あばよ！」という感じだろうか。 タレントの島田紳助が女性に対して暴行を起した事件があったが、日本ではどのようにとらえられたか気になる。すでにタレント復帰をしたみだいだが、アメリカだったらこんなに早く復帰するのは不可能だろう。アメリカ人の感覚で言えば、女性を暴行のほうが薬物使用より罪は重い。いしだ一成の薬物所持と島田紳助の女性暴行を比べてもしょうがないのかもしれないが、いしだ一成と島田紳助の罪はどっちが重いのか？こんなことに違和感を感じてしまうのも、アメリカナイズされたのかな。 

  2005.01.27

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• 赤ちゃんには冷たい日本の皆さん

  Sometimes one must travel far to discover what is near(人は身近なものを発見するために遠くへ旅をする必要がある）.- Uri Shulevitz "The Treasure"シュルビッツのこの言葉を読んだとき、旅する意味というものをあらためて気づかせてくれた。旅をすることによって、違う土地の文化と人に接するからこそ、自分の住む町の良さや悪さが見えてくる。今回2年ぶりに日本に帰って、新たにアメリカの良さを発見したところがあった。■ 赤ちゃんに温かいアメリカアメリカで赤ん坊と一緒にあるいていると、見ず知らずの人が声をかけてくれる。「かわいい～」「何ヶ月？」「男の子、女の子？」から始まり、「私の子供は・・・」などと自分の経験談まで話が膨らむときもある。 この出張帰りでロサンゼルス空港について入国審査で長蛇の列で並んでいるときは、誰も並んでいない入国審査官のところに「こっちこっち」と呼ばれ、優先的に審査してくれた。 スーツケースのピックアップするところでも、ANA従業員と思われるアメリカ人のおばちゃんも稜真をみるやいなや、「まあ、かっわい～いわね。」の声をかけてくれた。かみさんが手荷物をカートにのせようと寝ている稜真の乗っているベビーカーを動かそうとすると、おばちゃんが「起しちゃだめよ！」と手伝おうとしてくれる。 こんな人々の対応に接すると、アメリカに戻ってきたきがする。■ 赤ちゃんに冷たい日本の皆さん初めて子供と一緒に日本に帰ったからかもしれないが、日本の皆さんの反応はあまりにも冷たく感じた。 かみさんの実家に向かう江ノ電に乗っているときのこと。車内はある程度こんでいて、ラッシュほどではないが満席の状態だった。11時間のフライトに、成田から鎌倉まで2時間半。へとへとに疲れきった中、あと残りわずかなのに、稜真の機嫌は最悪。稜真をベビーカーの中で落ち着かせようとするが、一向に稜真は泣き止まない。かみさんが稜真をベビーカーから取り出し抱っこするが、これまた電車のゆれが怖い。もし稜真を抱えながら倒れてしまったら、大事故になるかもしれない。僕らは周りの人に「席をゆずりましょうか？」の一言に期待をしていたのだが、全くその気配はない。むしろあまりの無関心さに冷たい視線を感じたのは僕だけだろうか？かみさんのお友達Yさんが日本に帰ったときの心が狭いババアとの体験話を思い出した。Yさんは地下鉄銀座線のホームで1歳弱の子供をベビーカーに乗せて歩いているときのことだ。ベビーカーを押しているのだがら、人よりは遅いペースで歩かなければならないのに、50代くらいのババアが邪魔そうにYさんを抜かして抜かしていってボソッと一言。「ベビーカーって危ないのよね～。」ほんとうに言わなくてもいいことを言うババアだ。こんなババアがいると思うと、やるせない。子供を持っていないババアか、それとも本物の悪ババアか。いずれにせよ心が狭い。電車の中のサラリーマンを姿をみていて顔の表情に明るさが感じられず、みんあ疲れている様子だった。そんな環境が赤ちゃんに対する心のゆとりがない環境を作り上げているのか。やっぱり稜真を育てるならアメリカがいいな。

  2005.01.26

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• 帰ってきました。

  大変ご無沙汰していました。2週間の日本出張から無事帰ってきました。 日本では、両親に稜真（初孫）を見せたり、たくさんの友達に会ったりして100%楽しめた日本でした。仕事をしながら友達に会っていたので、連日深夜までの飲み。この2週間で会った友達を数えてみると22人にもなり、よくがんばったと自分でも思います。そんなこんなでロサンゼルスに帰ってきたわけですから、もうクタクタ。。。さらに帰りのフライトは午前中にロスに到着するのだから、たちが悪い。午後から会社にでて、時差ぼけの睡魔と格闘しながら2週間溜め込まれた仕事の山を眺めていた。こうして41時間の1月２４日が終わろうとしている。おやすみなさい。  

  2005.01.25

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• しばらくご無沙汰します。

  いよいよ明日、日本へ発ちます。2年ぶりの日本、ニッポン、Japanおそらく今日はわくわくして眠れないでしょう（言いすぎ？）ということで、1月24日にロサンゼルスに帰ってきます。日本ではインターネットにアクセスできないという言い訳で、おそらく日記を更新しません！宣言：日記を更新しません！しばらく、ご無沙汰となりますが、またお会いしましょう。

  2005.01.10

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• フランスワイナリー販売部門の買収劇

  ワインビジネスをしている友人M君からフランスワインのマーケティング会社を買収したと興奮しながら電話してきた。このディールは、ローヌ地方（シャトーヌフデュパープ）の有機栽培で有名なワイナリーの販売部門の買収となる。そのワイナリーのオーナーは65歳と定年の年で、ワインに情熱で、信頼できる人に会社を譲りたかったらしい。ワインビジネスを始めた2年前からそのオーナーと知り合い、M君は2年間で信頼を勝ち取ったといえよう。M君が会社を買い取るだけの資金がないことは知っていたので、どのように会社を買い取ったか気になった。結果的にはそのオーナーがM君の会社に資本を出資したかたちだ。まあ、どのようなかたちであれ、この買収はM君にとって非常に大きなディールとなった。■ 新規顧客開拓から既存顧客へのマーケティング実績がないワイン業者はなかなか輸入業者に相手にしてもらえない。2年間地道に活動していたM君であったが、このオーナーは世界中の輸入業者（日本も含め）と取引がある。新規顧客開拓のマーケティングから既存顧客へのマーケティングになり活動としてははるかにやりやすくなった。■ 優秀な生産者がバックアップこのワイナリーのオーナーは、有機栽培の延長上にある特殊な農法（バイオダイナミックス）で有名な生産者なのである。バイオダイナミックスを信じる信じないにしろ、超一流の生産者には変わりない。M君が超一流のワイン醸造技術を学び、世界中の人にワインの芸術性を伝えていくヒントとなるはずだ。M君が飛躍するのはいうまでもない。ちなみにバイオダイナミックスとは・・・ 「植物を理解するためには惑星や地核からの影響を考えなければならない」という理論で、月の満ち欠けや星座、天体の動きにあわせて葡萄畑での植樹や選定、収穫時期を決定。バイオダイナミックスでは一般の有機栽培と同じく、土壌を活性化させ、葡萄樹の生命力を高めることに重点がおかれ､可能な限り科学物質を畑から排除します。一般の有機栽培と似ているがバイオダイナミックスを異端的にしているのは、光の力を強めるために水晶の細かい結晶を毎朝１haあたりスプーン1杯撒くとか、獅子座や蟹座といった星座の位置を見ながら耕作や剪定の日を選ぶといった、中世の黒魔的な手法。非常に神秘的で非科学的なため多くの議論を呼んでいるが、1987年にフランスの農務省はダイオダイナミックスを農法の一つとして認定した。■ 地質学者の資本参加そのオーナーの友人である地質学者もこのディールで資本参加することになったらしい。この地質学者は世界的に有名なワイン研究家ロバートパーカーと知り合いで、ローヌ地方の地質に関しては一流。フランスのワイン作りは「土壌の個性がワインの味に反映する」というテロワールを重視する。そのためフランスのワインをプロモーションするうえで、土壌の地質を知る知らないは成功の鍵を握る。この地質を知るプロが参加することで、最強のチームとなったといえよう。M君と連絡を取るたびに予想以上の成長をみることができ毎回驚かされるが、特に今回のディールを聞かされたときはびっくりした。M君のすばらしい人格とワインへの情熱が彼のまわりにすばらしい人を呼寄せる。まさにリーダーだ。この会社の立ち上げから2年が経つが、会社の成長とともに彼はどんどん魅力的になっていく。今年もM君の成長を見届けるのが楽しみで仕方がない。   

  2005.01.08

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• スパー・サイズ・ミーを観てアメリカの社会問題を考える

  スーパー・サイズ・ミー を見て、マックシット（McShit）を思い出した。ベニスビーチにみた反戦・動物愛護家の露天で売っていたステッカーだ（ 2004.08.09の日記参照）。スーパー・サイズ・ミーは、30日間マクドナルドで食べ続けるモーガン・スーパーロックをビデオに納めたドキュメンタリー映画だ（←詳しい内容は町山智浩さんのブログをご参照）。当然のことながら偏った食事をしつづけるので不健康になるのは当たり前（マクドナルドの言い分）だが、この映画では非常にいいポイントをついていると思った。半月を過ぎるとモーガンはイライラして集中力がなくなり思考能力が落ちていく。これはヴィタミンとカルシウムやカリウムなどのミネラル不足が原因だが、それだけではない。モーガンはマックに行きたくて行きたくてたまらなくなり、店に駆け込んでマックにかぶりつきシェイクをすするとスーッと苛立ちが消えて幸福になるのだ。これは脂肪や砂糖に習慣性、中毒性があるからだ。モーガンはマック・ジャンキーになってしまったのだ。 町山智浩さんのブログこれはマクドナルドだけではなく、アメリカの食品産業全体にいえるだろう。日常の飲み物は大量に砂糖が入っているコーラーやスプライトなどのソーダーだ。日本のようにお茶や烏龍茶などの無砂糖飲料はみることができない。紅茶があったとしても砂糖入りしか見つけることができない。スーパーで買うケーキなど甘すぎて食えたものではない。肥満になってしまった女性はマクドナルドを訴えたことで社会問題ともなった。このような訴訟を禁止する法案が可決したそうだから肥満は自己責任ということなのだろうが、食品業界や政府がデブを大量生産するようにコントロールされていることを一人一人が自覚する必要がある（2004.10.07も見てネ！）。レストランは必要以上の量を提供し、ファーストフードや冷凍食品は大量の肉を消費する。大量の食物や資源を無駄にしている一方、人々はどんどん不健康になる。天然資源を使いまくり、経済が発展すればそれでいいのか？これがアメリカのもとめている本当の豊かさなのか？この映画ではっとさせられたポイントがあった。喫煙者に対してたばこを止めろといえるが、果たして肥満に対して食うなといえるか？ ドラえもんみたいな体系をした経理のおばちゃん（ 2004.09.04 ）を思い出した。たばこを吸う会社の先輩にたいして、「たばこ止めなさい。あなたのこと、本当に心配していっているんだから」とくどいほど言っていた。いわゆるアメリカ人の典型的な健康気狂い・もしくは自分のことが見えない単なるアホ。客観的にみればどっちもどっちだが、結局自分のことは見えない。人間って弱いな～。さて、この質問。デブだから食うな！あなたのこと本当に心配していっているんだからとドラえもんみたいな体系をした経理のおばちゃんに言えるか？自分は太る病気だと信じきっている人に対して分かってもらえるだろうか？う～ん。。。。。。。。。う～ん。。。。。。。。。う～ん。。。。。。。。。  やっぱりいえない。僕は弱い人間だ。人にはできる範囲というものがある。少なくともスーパー・サイズ・ミーのDVDをプレゼントしよう。もしかしたらドラえもんみたいな体系をした経理のおばちゃんに自分の状態を気づいてもらえるかもしれない。そうだ！ ケースの中にはメッセージも入れておこう。I really care about your health! (本当に心配しています）      人気blogランキングへ

  2005.01.07

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• 2年ぶりの日本里帰り決定

  来週から2週間日本への出張が正式に決まった。2年ぶりに日本に帰れる。親に初孫を見せたい。久し振りに友達に会いたい。ラーメンが食いたい。モスバーガーが食べたい。キャラウェイのハヤシライスが食いたい（←ちょっとローカル）。今から大興奮している。この2年間で日本は変わっているのか、とても気になる。日本にいる人はちっとも変わっていないと思っているかもしれないけど、アメリカで生活していると自分が変わっているので意外な日本に驚いたりする。クレジットカードが使えない現金主義の日本。。定期券をださないで改札できる自動改札機（Suika？）。。。携帯でメールを真剣にうちこむ人々。。。車両がおもちゃみたいに小さく感じてしまう江ノ電。。。新宿・渋谷では人の多さで立ちくらみ。。。今年はどんな日本を感じることができるのだろう。楽しみだ。     人気blogランキングへ

  2005.01.06

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• 今年のテーマ「Just Do It！」

  Just Do It!これが2005年の僕のテーマとなる。結果をおそれずに失敗しながら学ぼう！そんな意味が込められている。 僕の欠点は考ええばかりいて行動が伴わない。いいアイデアだと思っても、考えれば考えるほど失敗のリスクがふくらみ、行動に踏み切れないことがたたある。実はこの楽天日記をはじめるときでも、踏みとどまる要素はあった。文章かけるのか、ネタはあるのか、毎日書けるのか。しかし、やってみたらやってみたで、なんとかなるもんだ（いまでも文章には悩みますが。。。） 2004年は「変化」の年であったが、よく考えてみると行動の年でもあった。会計ソフトのインストール、転職活動、ブログなどなど。始めるときには「うまくいくのか不安だが、「とりあえずやってみたら」何とか形となるものだ。深く考え込んでしまうより、とりあえずやってみて学ぶことのほうが大きい。それが、2004年の教訓となった。何も行動しないで学ばないより、行動して失敗したほうがよっぽど勉強になる。そりゃそうだ。人を裏切らない限り、失うものなんてたいしたことない。とりあえずやってみよう。Just Do It! これが今年のテーマだ。 Navigation Strategy-John C. MaxwellPredetermine a Course of ActionLayout your GoalsAdjust your Priorities.Notify Key PersonnelAllow Time for Acceptance.Head into ActionExpect ProblemsDaily Review your Plan.        人気blogランキングへ

  2005.01.05

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  稜真 天使の瞬間をゲット！

  稜真の成長には目を見張るものがある。その成長とともに稜真への愛情は日に日に強くなっていく。もう単なる「かわいい」などという単純な言葉では表現できなくなった。美しい。。。輝かしい。。。まぶしい。。。天使のよう。。。いとおしい。。。■ 笑う最近の成長として笑うようになったことだ。純粋な笑顔でみつめられると、僕の心の中に暖炉のような暖かい火をともしてくれる。先月から時々笑うようになった。その決定的瞬間を写真に撮ろうとしていたのだが、カメラを準備している間に笑うのを辞めてしまう。。。そんなことを1ヶ月くらいしていたら、昨日やっとその瞬間をキャッチした（↓）。 美しい。。。輝かしい。。。まぶしい。。。天使のよう。。。いとおしい。。。■ 声を上げる最近の稜真はただ単に泣くだけじゃない。機嫌のいい時には、手や足をバタバタさせならが、声を発する。あ～ぅあ～ぅあ～ぅ 美しい。。。輝かしい。。。まぶしい。。。天使のよう。。。いとおしい。。。■ 見つめる昨日くまのがらがらを振りながら稜真と遊んでいた。大きな目をぱっちり開けながら、くまのがらがらを見つめている。ちゃんと見ているのか興味深く、音を鳴らしながら上下左右に動かした。稜真の透き通った目はがらがらを追いかけるではないか。稜真をお風呂を入れているときも、最近を僕のことをじっと見つめる。うっ 美しすぎる。そんな純粋な目で見つめられると、胸がキュンとしてしまうではないか。 美しい。。。輝かしい。。。まぶしい。。。天使のよう。。。いとおしい。。。今年の稜真はどのくらい成長するのだろう。その成長とともにさらなる深い愛情が生まれてくるのだろう。 今年の目標：パパと言わせてみせる！！人気blogランキングへ

  2005.01.04

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• 親友の帰国

  2005年の始まりは車の中だった。友達の家でキムチ鍋パーティーの帰り道に、FMを聞きながらカウントダウンをした。期待以上に充実した2004年とはもうおさらばだ。2005年もおもいっきりがんばりたい。■ 親友S君の帰国そのカウントダウンに僕の親友S君がいた。中学・高校で一緒だった古くからの友人だ。僕と同じようにアメリカ留学（僕よりはるかに優秀な学校で修士をゲット）。去年は毎週のように連絡をとりあい、いろいろ相談にのってもらった。転職の時にレジメをチェックしてもらったり、彼が学んだことを教えてもらったりした。お互いディベートが好きで、電話で１・2時間話すことはざらだった。僕が考えもつかないアイデアやポイントを指摘してくれ、とても頼りになり尊敬するする親友。その彼が3年の留学生活を終え、帰国することになった。わざわざロサンゼルスに立ち寄ってもらい、年末と新年の4日間を一緒に過し、酒を飲みながら、今後の人生や夢を語った。もがき苦しみながら学んだこの3年間でS君は一回りも二回りも大きくなっていた。今日彼を飛行場まで見送った。「またいつものように電話するよ」といっていたが、さすがに日本とアメリカの時差を考えると、話したいときに気軽に電話することはもうできない。今までの付き合いを思い出すと、彼の帰国は寂しい。まっ、どのように考えても、とりあえず僕はアメリカでの生活があと3年残っている。僕は僕でがんばるしかない。本当にS君には、今後日本で大活躍してもらい、この病んでいる日本を立て直してもらいたい。がんばれ！PS 遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。    人気blogランキングへ

  2005.01.01

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• ありがとう2004年！

  2004年最後のサンセットをみた。太陽の光が水平線にかかる雲に反射し、燃える火のようなオレンジ色が美しかった。雨上がりの大晦日は空気が澄み、冷たい海風は心を浄化させてくれた。今年もいろいろあった。仕事に変化があり、稜真が生まれた年。今年のテーマのとおり、まさに「変化」することができた。 ありがとう2004年！来年もがんばろう。

  2004.12.31

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• USエアウェイはつぶれる！

  3日のメイン出張から帰ってきてほっと一息。やっぱり我が家は最高！3日ぶりにあう稜真は3日分大きくなったようだ。■ コムエアーの失態この出張で最悪のフライトを経験させてもらったコムエアー（デルタ航空の子会社）はクリスマスにコンピューターシステムがダウン。25日の全てのフライト（1100便）がキャンセルされ、3万人の乗客に影響がでた。4日後の今日やっとのこと正常復旧した。今日の新聞（USA Today）で、このシステムは10年前に開発された旧式のシステムらしく、コムエアーは新しいシステムに入れ替えすると発表した。被害をうけた顧客にしてみれば、コムエアーへの信頼は失った。27日にシンシナティ空港で待たされていたときのこと。隣にはトルコ人の留学生がいた。彼はミシガンの大学生で、ちょうどトルコからの帰りだった。イスタンブールからニューヨークにいきミシガンまでの便がキャンセルされ、シンシナティーに来させられたらしい。目的地への便がキャンセルされ、そこに近い空港への便にさせられ、しかもその便が2時間遅れ。「デルタは二度と使わない」と不満そうに言っていた。■ USエアウェイ－荷物が届かないコムエアーと同様にクリスマスでトラぶった航空会社があった。2度の破産申請（Chapter１１）をしたUSエアウェイ。こちらはシステムダウンよりタチが悪い。悪天候でスケジュールが乱れたときに、スチュワーデスとカバンを対応する従業員の多数がずる休み（病欠）をした。その結果、多数のカバンが届かない（Lost Baggage）というひどい事態となった。2、3日経ってもカバンが届かない。USエアウェイはカバンを運ぶ為にわざわざ飛行機を飛ばしたそうだ。緊急事態に従業員がずる休みをするとは社内のモラルは低い。USエアウェイは明らかに内部的に深刻な問題があるようにおもえる。再建中もあって、来年の1月までにさらなる給与カットを経営者は組合に要求している。このずる休みは、賃金低下を迫られる従業員の反抗とも見える。■ USエアウェイ VS サウスウェストサウスウェストやアメリカウェストのディスカウント会社と１マイル当たりのコストを比べるとUS エアウェイははるかに高い。US エアウェイ： 11.47セントデルタ航空： 10.36セントVSサウスウェスト航空： 7.84セントアメリカウェスト航空：7.75セントこのコスト差をみるとUSエアウェイの効率は悪い。それに経営者と組合の対立による社内モラルの低下が、この会社を危機的状況に追いやっている。この競争が激しい航空業界の中で、なぜサウスウェストは低コストを維持しながら利益を出し続けられるのだろうか？この答えはやはり会社をリードするリーダーシップにあるような気がする。すばらしいリーダーにはすばらしい従業員が従う。それを思い出させるのが、サウスウェスト航空の従業員が当時のCEOハーブ・ケラー(Herb Kelleher)に送った心温まるレターを読めばわかる。1994年のBoss's Dayに組合員はUSA Todayに一面広告を掲載した。Thanks, Herb - ありがとう、ハーブFor remenbering the Ronald McDonald House - .ロナルド・ドナルドハウスを覚えてくれて。For helping load bagge on Thanksgiving.- 感謝祭で荷物運びを手伝ってくれて。For giving everyone a kiss (and we mean everyone).- みんなにキスを与えてくれて。For listening.-聞いてくれて。For running the only profitable major airline.- 唯一利益を出す航空会社を経営してくれて。For singing at our holiday party.- ホリデーパーティにサインしてくれて。For singing only once a year.- 1年に一度。For letting us wear shorts and sneakers to work. - Tシャツとスニーカーデイを作ってくれて。For golfing at The LUV Classic with only one club.- たった一つのクラブでゴルフしてくれて。For outtalking Sam Donaldson.- サムドナルドソンより上手に話してくれて。For riding your Harley Davidson into Southwest Headquarters.-本社に ハーレーダビッドソンに乗ってきてくれて。For being a friend, not just a boss.- ボスだけじゃなく、友達でいてくれて。Happy Boss's Day from Each One of Your 16,000 Employees. - 16,000人の従業員より、おめでとう。■ USエアウェイはつぶれる？そして今回の失態で、顧客はUSエアウェイ離れが深刻化する。そして経営がやばくなり、組合はぎりぎりの労使交渉をせまられ、従業員のモラルは低下。経営と組合がかみ合わず、悪循環を繰り返す。なんのために飛行機を飛ばすのか？USエアウェイは目的を失いかけている。来年の1月までに組合は賃金引下げに応じない場合は、清算（Chapter ５）に追い込まれる可能性は十分ある。ハーブ・ケラーのような救世主が現れない限り、USエアウェイはなくなってしまうだろう。    人気blogランキングへ

  2004.12.29

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• 人生最悪のフライトを経験した最悪の目覚め

  目覚まし時計が7:10ａｍに鳴った。ベットから起き上がりたくない。２度寝したい。なんど目覚まし時計を壁に投げ壊そうかと思ったことか。睡眠2時間40分の目覚め。人生最悪のフライトを経験した最悪の目覚めだったのだ。昨日のフライトは当初の予定の6時間30分遅れでポートランド空港についた。6時間30分遅れの内訳として:■ ロサンゼルス － シンシナティ（30分）ロサンゼルスから出発が30分遅れで出発。7:00pmに到着■ 予定フライトに乗り遅れ（4時間）乗り遅れ。ポートランドなどのクソ田舎行きは便数が少ない（涙）。次のフライトが4時間先の11:00pm。苦痛の4時間の暇つぶし（涙涙）。■ ポートランド行きフライト（1時間）搭乗1時間遅れで12:00am。どうやらクリスマスにシステムダウンで大混乱が発生し、今日もその影響を受けたままらしい。ちょうどUSA TodayでComair(僕が乗ろうとした航空会社)の大混乱の記事を読んだ。「どのくらいの乗客が影響を受けているかは不明」とのことであったが、この記事を読みながら僕がこの「影響を受けた乗客」の一人になってしまい他人事ではないことを認識した（涙涙涙）。■ 搭乗口の係員ミス（40分）なんと搭乗口の係員が痛恨のミス。搭乗者１人のチケットをスキャンし忘れ、コンピューター上と実際の搭乗者が一致せず40分遅れ。全員搭乗しているのに、ちっとも出発しない。何をもたもたしているかと思えば、その係員が搭乗してきて全員（50人くらい）の名前を一人一人呼んで確認。この疲れきっているのに、このミスは頭にきた（涙涙涙涙）。■ 出発前のコンピュータートラブル（20分）確認作業が終わりいよいよ離陸かと思えば、飛行機が滑走路で止まる。コンピュータートラブルで再起動しなければいけないといい、20分足止め。いいかげんにしろよー（涙涙涙涙涙）！ポートランドに9:00pmにつく予定が、3:30amに到着。ホテルにつきシャワーを浴びて寝ようとしたら4:30pm。体は疲れきっているのに寝つきは悪かった。人生最悪のフライトを経験した最悪の目覚め。もうこんな経験はしたくない（涙涙涙涙涙涙涙涙）。明日、無事ロスに帰れることを期待しよう。おやすみなさい。

  2004.12.28

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  ●画像● 2004年 今年の旅 総集編

  出張や旅行で、今年もいろんなアメリカ大陸の姿をみることができた。こうやって振り返ってみると、結構いろいろな所に行っていることに驚いた。とりあえず、今年の記録として残しておきます。■ 1/15-16 ポートランド・シアトル出張1/15 Portland(オレゴン州）1/15 Seattle（ワシントン州）－初シアトル。ダウンタウンをドライブしたけど、思ったよりきれい。今度は街中を歩いてみたい。■ 1/21-2/3 ダラス・リッチモンド出張（この長期出張はしんどかった～）1/23 Dallas（テキサス州）－ジョン・F・ケネディーの暗殺現場ディーリープラザを訪問。ビデオ画像では離れている印象があったが、オズワルドが射撃したといわれるビルは近かった。1/25 Washington, DC -DC観光。DCの博物館や美術館は全て入場無料に驚いた。Sapce Musiumではアポロ13号の本物を見ることができ、感動。1/31Richmond(バージニア州）-南北戦争跡地散策。南部連邦ホワイトハウス見学（Confederate States of America)。 リッチモンドは南部連合の首都。名将グラントのテントとベットが飾られていたが、トップとは思えないほど小さかった。グラントが南側に行かなければ、もっと戦争は早く終わっただろうといわれているくらい、きれる名将だったらしい。南部連邦の憲法には、戦争のきっかけとなった「奴隷を所有する権利Right to Own Slaves」が明記され、アメリカの歴史を感じることができた。やっぱりリンカーンは正しかったと思う■3/14-17 カンサスシティー・オマハ出張4/15 Kansas City（ミゾーリー州）4/16 Omaha（ネブラスカ州） - カンサスシティーからオマハまでドライブ。アメリカの真ん中のドライブはつまらない。オマハでは投資家ウォーレンバフェットのバークシャハサウェイ本社を訪問（見ただけですけど・・・）■ 3/25-26 ダラス出張■4/17-18 モントレー旅行モントレーの友達に会いにモントレー旅行。海岸線をはしるPCH 1号線（↑）。伊豆みたいな断崖絶壁の風景が延々と続く続く。半年ぶりにあう友達と延々朝までトーク。喉がかれました。■5/5-7 ニューヨーク州出張 僕が好きな街、マンハッタンへ行けなかったのが残念、無念。■ 5/17-18 アルバカーキー出張5/17 Albuquerque(ニューメキシコ州）■5/22-24 マイアミ・キーウェスト旅行！！！ 子供が生まれる前の夫婦旅行としての第一弾。フロリダへいくことは1週間前に決め、あわててのプランニング。マイアミの先にあるキーウェストというアメリカ最南端への旅。題して「リゾート２１」。エバーグレーズ国立公園で野生ワニを見学。そして全長11.2kmの７マイルブリッジをわたりキーウェストへ（↑車からの写真です）。青い海、透き通って見えるサンゴ礁。美しすぎました。へミングウェイの小説の舞台となったホテルラコンチャで滞在し、南の島で完全満喫。最高でした。■ 6/6 カタリナ島 日帰り旅行 ロサンゼルスから船で1時間くらい南に下るとカタリナという島がある。前から気にしていたけど、友達が行こうということでとうとう実現。そのような機会がないと行かない。街なみはそこそこ良かったが、キーウェストほどの感動はまったくなかった。1回行けば十分。■ 7/14-17 カナディアンロッキー子供が生まれる前の夫婦旅行 第２弾！かみさんは1度カナディアンロッキーには行ったことがあったのだが、「もう一度あの大自然に癒されたい」という希望で、カナディアンロッキーに決めた。3000m級の山々、美しすぎる湖、飾らない広大な森林。素人が写真をとっても、絵になってしまう飾らない大自然。完全に癒されました。今年一番の感動。（実はこの日記は、この写真を紹介したかったから書いているようなものです）■ 9/14-16 シカゴ出張9/14 Chicago（イリノイ州」）2004.9.15日記を参照■ 10/19-22 デモイン・フォートコリンズ出張10/20 Des Moines（アイオワ州） 2004.10.21日記を参照10/21 ロッキー山脈国立公園（コロラド州） 2004.10.22日記を参照←結構感動したけども、カナディアンロッキーにはかなわない！■ 11/15-17 ラスベガス出張11/17 Las Vegas（ネバダ州） 2004.11.18日記を参照■ 12/27-29 ポートランド出張予定明日からアメリカの最東端のメイン州へ出張。こんな極寒の時期にメイン州に行くことになり運が悪い。今年最後の出張。がんばっていこう！     人気blogランキングへ

  2004.12.27

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  アメリカではクリスマスにケンタッキーを食べるか？ 元ルームメイトのクリスマスパーティに参加して。。。

  メリークリスマス！（日記の日付とは1日ずれて、今日は25日になります）昔のルームメイトT君の実家で、クリスマスパーティ－に招待された。彼の継父（Step Father）は、3つの地方自治の顧問弁護士で、部屋が5部屋もあるでっかい家に住んでいる（つまりお金持ちです）。庭にはプール、ジャグジー、バーカウンターがあり、一種のリゾート感覚を味わえる。クリスマスパーティーに参加するのは2回目で、それ以外にも何度も遊びにいかせてもらいお世話になっている。2年前夏に、両親が旅行で家をあけたとき、T君がサンディエゴの友達20人くらいを呼んでパーティーを開いた。大音量で音楽をかけ、プールとジャグジーで遊び、深夜まで酒を飲みまくった。あまりのうるささに近所からクレームが入り警察がきたけど、室内に移動し窓を閉め切れば、苦情はなくなった。そんな楽しい思い出がこの家にはこめれている。。。■ 巨大クリスマスツリーキリスト教を信じるT君のお母さんは大のクリスマス好きで、気合の入ったデコレーションには驚かされる。らせん階段にもみの木のデコレーションと赤いリボンが飾り付けられ、そのそばに2階まで届きそうな巨大なクリスマスツリーが置かれていた。 ■アメリカ人はクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べるか？アメリカでのクリスマスは日本でいう正月みたいなものだ。家族でクリスマスディナーを食べ、一家団らんを楽しむ。そんな中クリスマスに食べる食事はなんなのか気になった。日本ではケンタッキーフライドチキンを食べるのがいかにもクリスマスらしい。アメリカ人はクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べるのか？T君にそれとなく聞いたら、大爆笑された。T君は笑いながらママに伝えた。「うそでしょ？」目を丸くしていった。「ケンタッキーなんてクリスマスにありえないわ」と笑った。お母さんは旦那や義姉などに伝え、みんな大笑い。いつの間にかケンタッキーネタで盛り上がっていた。日本のケンタッキーフライドチキンはすごい！「クリスマスにフライドチキン」というイメージをつくったのだからね。■ クリスマス料理 クリスマスにはケンタッキーフライドチキンではなく、通常はターキーやハムを食べるらしい。サンクスギビングでターキーを食べるので、T君家ではハムを焼く。それにマッシュドポテト、サラダ、パンなどなど。そしてデザートにはイチゴとパイナップルのゼリー、パンプキンパイ、チョコレートケーキなどで楽しませてくれた。とてもおいしかった！T君のママは赤ちゃん好きで、稜真が生まれたことを自分のことのように喜んでくれた。稜真が泣いてこまっているときも、T君のママが稜真を抱っこしたら、10分後には寝てしまっていた。さすがプロだ！帰り際に、T君のママからプレゼントをもらった。稜真の服とおもちゃ、そして僕達にアーモンドキャンディー。招待してくれただけでなく、プレゼントまでもらい、本当に感謝感激。2004年、稜真の最初のクリスマスは、よき思い出となりました。メリークリスマス！    人気blogランキングへ

  2004.12.26

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• 2004年 転職活動で自分を見つめる その２

  （昨日日記の続きです）今年の転職活動で面接（電話をふくめ）を受けられたのは2社だけ。。。アメリカでの職探しは、特別な能力をもっていない僕にとって非常に厳しい現実があることを知らされた1年でした。まず今年初めに、就職求人サイト大手(Monster.com, Hotjobs.com, Careebuilder.com)や多くの日系人材斡旋会社にレジメを登録。そして、サイトで求人探しをするんだけども、希望するポジションを見つけるのはなかなか難しい。まず、技術営業のポジションを見つけるのに一苦労なのに、志望条件（Requirment）を満たすポジションとなると更に絞られてしまうのだった。そして、ビザという壁。「就労ビザ（H1B）のサポートをしない」求人がほとんどなのだ。ビザサポートのある求人はやはりビザの事情を知っている日系企業が多い。そこで、条件を「日本語（Japanese）、技術営業（Sales Engineer）」に絞って求人検索をやってみた。■ 電子部品大手メーカーT社の面接Mosnter.comでアメリカ大手電子部品会社T社の求人を見つけた。アジア地域マーケティングの求人で、スケールのでかい仕事に惚れた。かなり気合の入れたカバーレターを作り、駄目元でレジメを送った。驚いたことにその次の日、T社の人事から連絡があった。突然の電話に、血圧が200まで上がっただろう（たぶん）。「今話をして大丈夫か」と聞かれ、急いで事務所から外にでた。それからいきなりの電話面接。「今の仕事内容は」「なぜ今の仕事を辞めたいのか」「なぜT社を希望するか」冷や汗を流しながら約20分くらいの電話一次面接は終わった。人事は僕のことを気に入ってくれたみたいで、翌日プロダクトマネジャーから技術的なことで電話での２次面接。その後、「明後日、サンタバーバラまで来てもらえる？」と言われ正式な面接がきまった。ずいぶん急な話だったが、調子よく進む面接に興奮していた。あともう少しだ。会社を病欠で休み、4月15日に本面接。朝10:00からはじまり、終わったのが午後の3時。面接は各担当者個別（人事・プロダクトマネジャー・プロダクションマネジャー・そして日本法人の役員と部長）の4つに分けて行われた。面接が終わったころには、ぐったりと疲れはてていた。結果は、不採用。夢のような仕事につける可能性があると期待していただけにショックだった。不採用の理由は明記されていなかったが、自分で振り返ってみると一つだけ答えることができない質問を思い出した。「後悔したことはあるか？」答えられなかった。今まで後悔したという経験を思い出すことができなかった。さんざん悩んだあげく、「後悔はありません」と答えた。しかしながら、後で自分の答えたことを振り返ってみると、なんともお粗末な回答のように思えた。後悔のない人生なんて存在するのだろうか？やっぱり人は失敗を重ねながら成長している。おそらく、T社は「自分の素直に見つめなおす人間性をもっているのか」聞きたかったような気がした。「大学のときもちゃんと勉強すればよかった」「親を大切に接すればよかった」「もっと前から本を好きであればよかった」思い出せば、後悔なってくさるほどある。自分をよく見せようとするエゴを抑えられなかった結果だと思った。まだまだ人間的に未成熟だ。さすがに相手は人を見抜くプロだ。6時間の面接で僕を見抜いてしまったのだ。■ 自動車産業 N社「Monster.comでレジメを見ました。」朝6時に電話がかかってきた。セントルイスにある日系人材斡旋会社の女性だ。僕の職歴とマッチした求人がデトロイトにあるというのだ。デトロイト？土地の名前を聞いただけで、寒気がした。「とりあえず、考えさせてくれ」と言って電話を切った（その後2度寝）。デトロイトの気候はカルフォルニアと比べると天と地の差。冬は長くて寒い。デトロイトに住む姉に聞いたが、「この町に来ることは薦められない」と言う。子供を育て入るには厳しい環境だというのだ。冬に赤ちゃんを産んだ友達は、子供を極寒の外に出すことはできず、家にこもりきり。マタニティーブルーやノイローゼになる人もいると脅す。気候のデメリットをのぞけば、仕事内容は気に入っていた｡ビザサポートをしてくれる日系企業で、業績も抜群によかった。とりあえず話を聞こうということで、レジメを送ってもらうよう人材斡旋会社に依頼した。その翌週、時差を利用して朝６時から電話面接が入った。N社人事の日本女性からの電話だった。志望動機やなぜ転職したいのかは必ず聞かれるが、これはT社の面接で慣れていた。難しかったのは、英語チェック。いきなり日本語から英語に切り替えて話せというのだから、かなり違和感があった。その翌週、朝6時から電話での2次面接。今度は配属されるとされるマネジャーとの面接で、全て日本語でみっちり１時間行われた。不採用の結果が届いたのは翌日と早かった。ありがたいことに今回はその理由を教えてくれた。「プロジェクトマネージメントスキルが弱い」ということだった。2次面接で「プロジェクトマネージメントはどのようにしていますか？」という質問を思い出した。？？？プロジェクトマネージメント？？？質問の意図がよくわからず、見当違いなことを答えていた。プロジェクトマネージメントスキルが弱いと思われても仕方がない。確かに、仕事で時系列にプロジェクトを管理した経験はなかった。さすが、N社もプロだった。。たった2時間で、僕を見抜いていた。■ 転職活動で学んだこと昨日の日記にも書いたとおり、転職には失敗したが、そのプロセスには満足している。自分を売り込む難しさを実感しながら、さらに奥深く見つめなおす機会を与えてくれたのは間違いないだろう。N社で指摘されたプロジェクトマネージメント。早速仕事に取り入れた。プロジェクトのタスク・完了予定日・完了日の欄をつくり一目で進み具合が分かるようなプロジェクトマネージメントシートを作った。これが活躍したのは、作業の遅れがゆるされない会計ソフトの入れ替え作業（ 2004.08.03の日記参照）。社内ネットワーク作りから、ソフトのセットアップ、データ入力、業務のテスト、書類管理の見直し、などなどタスクを予定通りに終わらすことができた。転職活動なんて、当たって砕けろだ。それなりに一生懸命がんばったなりに、期待以上のフィードバックがあった。この活動を通じて少しでも自分を高められたと思う。これこそ僕の求めていた今年のテーマ「変化」であったのだ。    人気blogランキングへ

  2004.12.25

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• 2004年 転職活動で自分を見つめる（我究）

  2004年の最大の目標は転職だった。 12.22の日記にも書いたように自分の仕事には不満があり、転職したかった。もっと自分の可能性を高められるポジションや会社に仕事を変えたかった。結果的には、失敗（転職できなかった）に終わったが、そのプロセスには満足できたと感じています。■ 目標 TOEIC 900点の達成転職をする上で、僕の英語力を証明する客観的データが欲しかった。英語の試験でTOEFLとTOEICの2つがあるが、TOEICを選んだ。留学前にTOEFLで死ぬおもいをしたので、もう2度とTOEFLの勉強はしたくなかった。TOEICは1回受けたこともあり、それほど難しくはないことはわかっていました（←点数は最悪だったが・・・）ネイティブレベルを目指そうじゃないかということで、目標は900点と高めに設定。週末1回ずつ（計4回）参考書のTOEIC模擬試験でTOEICの試験対策。今年初めに夫婦で受験しましたが、自信もって答える回答が少なく、感触としては全然駄目だめ。到底900点なんて取れるとは思えず、むしろかみさんの方ができがよいのではないかと不安でした。けど結果が届けられビックリ、910点。バンザーイ！ （ちなみにかみさんは770点。アメリカ生活の１年で、さくっと高得点を取ってしまったかみさんにも驚き）■転職する5条件転職活動を行う前に、転職をするためのポジションの条件として下記5条件を考えました。この５条件中3つをクリアーしたポジションであれば、「転職してもよい」という基準としました。もの・サービスを売るポジション（営業）であること技術職はこれで最後にして、次はものやサービスを売りたかった。お客さんに喜んでもらい、信頼関係を築いていく営業職に魅力を感じていました。ビザの関係上、大学で専攻した学科に関係したポジションでなければいけないので、事実上営業職への転職は不可能。したがって、技術の知識を要する技術営業（Sales Engineer）のポジションに絞りました。チームワークの環境もう少し大きい組織でチームプレーできる環境に興味ありました。チームワークを応援する企業文化があり、そのチームの一員となって、プロジェクトや仕事を進めていく原動力になりたかったです。質の高い商品・サービスを提供する企業市場優位性のある商品・サービスを提供し、競合他社に負けない（差別化する）何かを持っている企業が希望でした。黒字であること本社は黒字ですが、僕の属するアメリカの会社は長年利益を出していません。利益の出ない会社にいると、自分がどのくらい貢献したかという数字的尺度がなく、その感覚は自然と麻痺してきます。まず、日本・アメリカにかかわらず、利益が出ていて自分がどのくらい貢献したかを見るという意味でも、転職するには黒字の会社に行きたかったです。アメリカ市場全体を対象とするポジションただ単に、新しい土地に行くことが好きなので、アメリカを飛び回って市場を開拓したい！■転職準備－自己分析（「絶対内定」で我究）就職活動というのは「自分」という商品を企業に売り込むことで、最終的には商品の知識（つまり自分）がないと売れない（雇ってもらえない）。面接でどんなことを聞かれても自信をもって答えられるだけの自己分析が僕には必要でした。そんなときに本屋で運命的に出会った本が、「絶対内定 2005」（杉村太郎著）だった。ただ単に就職活動用の自己分析ではなく、「自分にとっての幸せな生きかた」を気づかせてくれる本であった。長所・短所からはじまり、自分の過去をノートに書いていくことで、「自分の強み」を探していく作業（→これを「我究」と呼ぶ）。「自分の短所・失敗」や「人に聞かれたくないこと」なども自分の嫌いなところを振り返るときは結構しんどい。1ヶ月かけてこの作業を終わらせたんだけれども、ノートにして50ページの書き込み。最終ページに「私のビジョン」というものができあがった。私：「Leadership（チャレンジ・改善・謙虚さ）」いつまでも新しいこと、燃えることに集中し、チャレンジしたい。人とより良い関係を築き上げ、よりよい人間性・人格になるために努力する。作り上げた人脈をフルに活用し、新しいアイデア・Inovaitonを社会に貢献していく。今の仕事：「行動力」を学んだ背品が不安定で市場に受け入れられないとき、「品質向上」「他社に負けないサービスネットワーク構築」の為、行動した。←かなり美化しすぎ（笑）次の仕事：「ソルーションを提供する」顧客のWinを提供できる営業となること。営業のポジションで、マネージメント・交渉・プロモーションを学びたい。なりたい自分：「リーダーシップを発揮」自分の周りにやる気をおこさせ、少しでもポジティブな影響を与えられる人間となる。チームが一丸となり、プロジェクトを成功させ、社会に貢献していく。自分を振り返ることで、過去から現在までの自分が１本の線となった。このつらくて長い自分を探る旅を終えたとき、すっきり爽快な気分となっていました。あとは面接を待つのみ。（長くなってしまったので、面接については今度書きます）   人気blogランキングへ

  2004.12.24

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• 新感覚レコード屋 アメーバ･ミュージック

  「アメーバ・ミュージックへ行こう」突然、僕の友達Mちゃんが言った。僕がサンディエゴで学生をしている頃に知り合った友達で、稜真を見に家に遊びに来ていた。彼女とちょうど70年代のアメリカを語っていたときに、ハリウッドにそのイメージとマッチしたレコード屋があるというのだ。インターネットで調べたら店は夜11時まで開いている。時計は9時過ぎ。よし行こう！ロサンゼルスに住んでいると、夜に街に出かけることはほとんどない。久し振りの夜のドライブはちょっとわくわくした。夜は渋滞がないので車で30分でハリウッドまで着いた。小さな独立系のレコード屋をイメージしていたが、アメーバ・ミュージック（Amoeba Music)は想像以上に大きかった。２階の吹き抜けで広々としてスペースで、ロック、レゲエ、ヒップホップなどあらゆるジャンルの音楽ポスターが壁一面に張ってある。タワーレコードやバージンレコードのような清潔さはない。床はコンクリートむき出しで、棚も普通。ただ、アメーバミュージックのすごさは、扱う音楽の豊富さ。有名アーティストから無名アーティスト。ジャンルはすべて。世界中の音楽を置くコーナーもあり。ちょうど日本のコーナーを見たら、工藤兄弟、宇多田ヒカル、アニメソングや日本太鼓（Japanese Drums）というCDが置いてあった。面白かったのは、店員が音楽きちがいな奴らばかりだ。レコード屋で働いていた人やバンド活動をしている人を店員としているので、わからないことや質問があれば店員に聞けば詳しく教えてもらえる。また、中古品が数多く扱われている為、左半分が新品、右半分が中古品と分けられる。豊富な品揃えで、掘り出し物を探そうとする宝探しみたいな感覚になる。ユニークな音楽を探したいのであれば、アメーバミュージックにこれば間違いないだろう。店内を回っていたら、最近発売されたニルバーナの限定版ボックスを見つけてしまった。アルバム無収録や未公開曲などを収録したニルバーナの完全保存版。しかも、DVDつき。これを中古のセクションで見つけてしまい、39.99ドル。新品の20%オフで見つけてしまった。10分悩んだが、結局結論としては、 カート・コバーンのハスキーな声を必要としていたのだ。「これ安いね（This is good price）!」レジで会計をしたサムエル・ジャクソン風なおっちゃんはこの値段をみて驚いていた。店内のBCMはエリッククラプトンの「クロスロード」。サムエル・ジャクソン風なおっちゃんは、BGMにあわせ踊りながら会計を済ませた。ここには普通のレコード屋ではない何かがある。こんな新しい体験をしながらアメーバ・ミュージックは僕のクリスマスプレゼントを与えてくれた。メリークリスマス！     人気blogランキングへ

  2004.12.23

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• 天敵が辞めたことによる仕事の変化

  年末－僕にとっては1年でもっとも重要な時期となる。年末になると、その年にあった出来事、感動、失敗、出会いなどを振り返る。1年の善し悪しを振り返って、来年はどのような年にしたいかを考える。今年のテーマは「変化」だった。このテーマの元となったのは、自分のおかれた仕事の悪い環境を変えたかったことだ。仕事に面白さを感じず、性格の悪いアメリカ人のおばちゃん2人に囲まれ居心地が悪かった。「こんな仕事環境にいれば自分が駄目になる」という自分の焦りもあったのだろう。■ 天敵 入出荷担当のババアが辞職最初の転機が訪れたのは４月終わり。1人目の天敵が辞めた。入出荷担当ババアは、10年以上もこの会社で働いていたベテランだった。彼女はくせもので、僕が入社したときから３年間仲が良くなかった。先輩から聞いた話によると、「彼女より僕の方が給料が多いから」という理由だけで、嫌っていたのだという。性格とか、言葉遣い、仕事の姿勢などで文句があれば自分なりに解決できるが、給料が多いというだけで人間関係がうまくいかないというのは困ったものである。彼女は気分屋で、機嫌がいいときは天使のように見えるが、機嫌が悪いときは虎が獲物を狙うかのような鋭い視線で見つめる。そんなときは先輩や上司でさえ彼女には近づきたくない。聞きたいことがあっても、おそるおそる質問をする。こんな彼女と近く机を構え、3年間会社で過ごしてきたのだ。「もうこの会社辞めるわ」彼女が辞めると聞いたときに、涙がでそうなくらいうれしかった。「どうして？それは残念だ、さみしくなるよ」と形上言っておきながら、笑顔が表情にでないよう抑えるのが大変だった。■天敵パート２ ドラえもんの体系をした経理のおばちゃん2004.08.03、 2004.08.12、 2004.09.04の日記で活躍されたドラえもんの体系をした経理のおばちゃん。入出荷担当のババアよりましでしたが、思い込みが激しく、自己主張強い。また性格も悪かった。会社の先輩が日本からお土産として「緑茶」を持ってきたときのこと。親がお茶屋さんであることを説明したにもかかわらず、そのお茶を飲もうとした ドラえもんの体系をした経理のおばちゃんは「靴下のくさい臭いがする」と言った。そしてコップを入出荷担当のババアに「靴下の臭いがしない」と言って匂いを嗅がせた。「あんた達こんなもの飲むわね」とコメント。お土産としてもってきたもの（しかも実家の商品）を、いくらお土産が口にあわなくても、そんなことは言わなくていいことだ。「私は完璧だわ（I'm 100% Perfect)」といっていたドラえもんの体系をした経理のおばちゃん。彼女が辞めた後に分かったことだが、彼女の作ったExcel資料。電卓で計算して、Excelの表に打ち込んでいたのだ。つまりExcelを手計算でやっていたのだ。経理の仕事をやっておきながらExcelの基本操作を使えないなんて、「私は完璧だわ」なんて言って欲しくない。■ 天敵が辞めた職場の変化ドラえもんの体系をした経理のおばちゃんが辞めたのが6月のはじめ。この2人の天敵が去ったことで、会社に劇的な変化をもたらせた。時代遅れの業務や書類管理を、会計ソフトを入れることにより効率化を図った（2004.08.03を参照）。それにより、僕が入出荷担当ババアのポジションをそのまま引き継ぎ、ひとり人を減らすことに成功した。2人分の仕事量に増えるわけだけども、結果的には遣り甲斐が増え、仕事が楽しくなった。人が変わることによって、ビジネスもまるっきり変わってしまうことを経験できた1年。人が入れ替わり、自分も変わった。2004年の仕事の成果は、まさしく僕が求めていた「変化」であったといえよう。     人気blogランキングへ

  2004.12.22

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• 涙をかたどったタトゥー

  「おたくのオフィスは、どこにあるの？」トラックの運ちゃんらしき人から電話があった。トラックの運ちゃん"らしき"というのも、来客の予定はだれもなく、また言葉遣いが汚かったから勝手ながら推測ができた。うちのオフィスは道が分からない人に教えるのは至難の業。フリーウェイから15分くらい離れ、しかも大通りからは複雑に入り組んだ道順を説明しなければならない（とはいえど鎌倉の込み入った小道よりは全然ましだが。。。）まずこのようなときは、相手のいる場所から確認することになる。「今どこのストリートにいる？」・・・「ちかくに何が見える？」・・・ 「どっちに向かっている？北、南？」・・・「OKOK、まずそのまま真っすぐいけば○○ブルバードにぶつかって、左ね」・・・「それから5分ほど走ったら、○○の交差点で、左。それから電話頂戴」・・・とまあ、こんなやりとりを15分ほど。お客さんが迷子になったことはよくあることだが、トラックの運ちゃんはほとんどない。彼らはプロだから道順くらい事前に調べてくるのに、トラックの運ちゃんらしき人はよっぽどの方向音痴か、よっぽどのアホだろうかと思っていた。再度電話があった。電話を頂戴という場所のはるか手前から、「今この道で大丈夫だろうか？」と電話してきた。「左手に○○みえるでしょ」「あと１分で、○○ブルバードにぶつかるから、そこで左ね」 （めんどくせーとおもいながら、到着まで5分ほど電話で案内）トラックの運ちゃんらしき人は超大型トレーラーできやがった。ちょっと大型トレーラーはうちの倉庫の駐車場にとってはやや狭く、がんばって入ろうとするが、最後尾が駐車している車に当たりそうになり断念。トラックの運ちゃんらしき人は降りてきた。トラックの運ちゃんにしてはきゃしゃな体格。Tシャツ姿で、腕のタトゥーが目立った。顔はぼさぼさの金髪で垂れ目。そして、目じりには３つの涙をかたどったタトゥー（←涙のタトゥーは初！）「大変だったな～」とは話しながら、「ところで何しにきたの？」 と本題に。この運ちゃん、荷物を受け取りにきたというのだ。そんな話誰からも聞いていない。トラックの運ちゃんらしき人から書類を見せてもらうが、うち会社名ではない。しかも住所が全く違う場所なのがまた面白い。「なんでこんな場所にきたの？」と不思議に思う。道に迷い場所の確認のため、うちの会社に電話してきた。書類の番号をみると下4桁は1557。うちの電話番号は1775とやや似ている。。。トラックの運ちゃんらしき人は社名も確認せずに、僕の案内で見当違いのオフィスにやってきたのだ。まっマヌケだ。ようやく、マヌケさに気づいたのが、自分でいらだっていた様子だった。「くそっ（Fuck)！」トラックの運ちゃんらしき人は涙のタトゥーをつけながら今日も走る！ちょっとした笑いをありがとう！がんばれ！人気blogランキングへ

  2004.12.21

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  サンタクロースは夫婦だった！？ カルフォルニアサンタおばちゃんをみて。

  会社の女の子（Kさん）からクリスマスランチに誘われ参加してきた。彼女の住むアパートが主催するクリスマスランチで、サンタクロースの衣装を着たおっちゃんが来ることになっていた。彼女の住むアパートは結構高級。ゆとりのあるアパートコンプレックスの中には、プール、ジャグジー、テニスコートや、プールの目の前に建つレクリエーションセンターには、スポーツジム、ビリヤード、卓球、サウンドシステム内臓のDVDルームなど設備はホテル級といえる。サンドイッチやスナックから、ジュースなどの飲み物が用意され、思ったより豪華な昼飯。そのレクリエーションルームの入口にサンタクロースの衣装を着たおっちゃんが座っていた。稜真を抱いてもらい早速記念撮影。サンタクロースの衣装を着たおっちゃんは期待したとおりだった。ふさふさした白髭に、サンタクロースらしいめがね、そしてなんといっても赤いサンタクロースの衣装だ。 いいぞ～！っと思いきや、そのサンタクロースの衣装を着たおっちゃんの隣にもう1人座っていた。サンタクロースの隣に座っているのだから、サンタおばちゃんたるものか？しかし、赤い服（衣装？）をきた普通のおばちゃん。サンタクロースといえば、トナカイやソリーそしてプレゼント。しかし、サンタおばちゃんがプレゼント配りを手伝っていた話というのは聞いたことがない。このサンタおばちゃん、サンタらしい赤色の服装を着ているが、寒さを凌ぐような服装ではない。かなり軽装で、どうみてもカルフォルニアから来た人間としか見えない。雰囲気を出しているつもりだろうが、このおばちゃんがサンタクロースと並んで座っているのは、とても強い違和感を感じた。（↓）かみさんと稜真の3人でサンタクロースと写真を撮ってもらおうとしたが、このサンタおばちゃんが余計なことをいう。「私のひざの上に座りなさい」と満面の笑みで僕にいう。そんな笑顔で言われてしまえば、断るわけにはいかない。僕のイメージは、寒い中トナカイと一緒に子供達の幸せ（プレゼント）を配りに動き回るのが僕のサンタクロース。それにカルフォルニア風サンタおばさんは必要ない。結局僕の中で、サンタクロースの衣装を着たおっちゃんは、サンタクロースにはなりきれなかった。      人気blogランキングへ

  2004.12.19

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• 稜真 2ヶ月検診で初注射

  稜真の泣き声が診察室に響きわたった。おそらく稜真の人生（2ヶ月）で一番大きな声を出した瞬間だろう。先日、2ヶ月検診に稜真を連れて行き、予防接種で初注射をうけた。注射の針を足にさした瞬間、稜真は動きは完全に止まり、完全なる真顔になった。がっ、突然眉間にしわをよせ、次第に表情が険しくなる。口を大きくあけ、泣き出した。稜真の泣く姿はかわいそうではあったが、力強い泣き声に成長を感じた。身長体重にも問題なく成長している。やっと2ヶ月目で身長も体重も赤ちゃんの標準範囲に入ったので、ひとまず安心というところだろう。10/23/04（誕生）45.72cm 2,184g11/5/04 （2週目） 47.63cm 2,780g11/19/04 (1ヶ月） 48.90cm 2,930g12/15/04（2ヶ月） 55.88cm 4,313g生後から53日目となるから、1日身長2mm、体重40gのペースで増えていった計算。子供の成長っていうのはすごいな。これからの成長をみるのも楽しみ楽しみ。ウッふっフ幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸幸     人気blogランキングへ

  2004.12.18

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• アプレンティス ケリーの圧勝

  ニューヨーク不動産王ドナルド・トランプはアプレンティスでケリーを選んだ。以前よりもはるかにパワーアップした候補者だった。その中で、ケリーは誰よりも卓越したリーダーシップを発揮した。ミリタリーアカデミーという最高峰の軍隊学校でリーダーシップをがつがつに教育されている。軍隊を辞めた後は、インターネット会社（motorpride.com, eteamz.comなど））の立ち上げに500万ドルの資本を集めた。プロジェクトマネジャーでは全勝。たとえプロジェクトマネジャーじゃなくても、自ら行動しチームをリードしたところだ。これらバックグランドをみたら、誰でも彼を選ぶのは当然だろう。アプレンティスの番組が始まる前に、誰が選ばれるかとりあえず有力候補4人を友達と予想しあい、僕はケリー・クリス・ブラッドフォード・パメラを選んだ。ケリーのコメントとして（9/9のメールより） ◎ Kelly ■ ３つのインターネット会社を立ち上げ、＄５Ｍの資本を注入させた実績 はすごい。でもサムみたいだったらどうしよう。。。 ■ 彼のインタビューにこめられている思想の深さはすばらしい。 成功とは success is knowing that you have done everything possible to maximize the opportunities for you and your loved ones. （僕の好きな考え方） Admireする人として Leonardo DaVinciをあげるところも他の人と違う。 「偉大なる創造は模範からはじまる」とダビンチは芸術、思想、ビジネス 活躍した。 Ｋｅｌｌｙは超有力候補でしょう。 今回のアプレンティスも多くを学んだ。リーダーシップ・チームワーク、プレゼンテーション、雇う側からの視点を同時に見ることができる（09.09日記を参照）。それぞれの立場の人を客観的に観察しながら、各自のとる行動、言葉、態度がどのようにチームに影響を与え、いかに自分に取り入れられるのかを考えさせられた。あっという間に15週が終わってしまったけども、次のアプレンティス３を楽しみにしましょう。PS 友達に書いたメールは最有力者から◎、○、△、×（使えない）でわけて考えてみました。最後まで残った人たちはほとんど×をつけていました。本当に履歴書やインタビューだけで、人柄を判断するのは難しいですね。参考までに貼り付けます。 ◎ Ｃｈｒｉｓ 高卒でありながら、ストックブローカーとして成功した実力者。かなりいいのでは？ ■成功の定義として、Financial Freedomと言い切るところが好き。 将来のビジョンにも深さが感じられる。 ◎ Ｂｒａｄｆｏｒｄ ■ 弁護士としては普通 ■成功とは gaining the respect of the people I admire most, living well, laughing often, having the ability to do whatever I want whenever I want to do it, and leaving my mark on society.（これが決め手） ◎ Ｐａｍｅｌａ ■ ＩＰＯのＵｎｄｅｒｗｒｉｔｉｎｇ、会社立ち上げ、不動産投資の実績はすばらしい。 ■ ただし、「金金金」という感じがでているので、個人的には好きではないが、 たの候補者より、光るものがあるような気がする。 ○Ｓａｎｄｙ ■２１からビジネスをはじめた実績はすごい。 ■Ｐａｍｅｌａとどっちに使用か迷ったが、Ｂｒｉｄａｌというビジネスから、男性陣とうまくやって いけるこか疑問で、○にした。 ○ Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ ■頭がよさそう。Ｐ＆Ｇのブランド経験はすばらしい。かなり注目 ■ インタビューでとてもありきたりな考え方のように聞こえ、ちょっと マイナス。ただ、成功の考え方は好き。 ○ Ｍａｒｉａ ■実績あり ■考え方よし。協調性がありそうで、期待する。 ○ Ｒｏｂ ■ 実績からクリエイティブな仕事ができそう。■ 人柄がとてもいいようみ見える。かなり期待する。 It is waking up every morning with another opportunity to better myself, provide for my family, earning and giving respect to those who matter most, and positively influencing the people whom I interact with to create a good balance between my personal and professional life. ○ Ｗｅｓ ■ 僕もやってみたいインベストメントアドバイザーの仕事に共感 ■ 成功は情熱だ！というところが好き。結構残るのではないか？ △John 実績的に悪くないが、いまいちさを感じる。 ただ、協調性はありそう。 △Ｒａｊ ぱっとしないが、Ｃｈａｌｌｌｅｎｇeの言葉は好き。 ×Ａｎｄｙ ■ハーバードはすごい 最大の挑戦で Convincing people to loan me money というところが、まだ考え方に浅さを感じさせる。 お金を貸すよう説得するまえに、この人だったら貸せるだろう とおもわせる、人格を作り出すことが先決ではなかろうか？ ×Ｉｖａｎａ 思想に深さを感じさせない。 ×Ｊｅｎｎｉｆｅｒ.C 思想に深さを感じさせない。 ×Jnnifer M. 思想に深さを感じさせない。 ×Ｋｅｖｉｎ 実績なし。 成功として、getting done exactly what you set out to get done without compromise．の言葉に魅力を感じなかった。 もっと経験すれば、発言も変わってくるのでは？ ×Ｓｔａｔｉｅ Ｊ． 成功の話として、the success is what you did everything you wanted to do with as little sacrifice as possible 代償なしで成功はありえないと信じるので、この考え方には賛同できない。 ×Ｓｔａｃｙ Ｒ． 思想に深さを感じさせない。     人気blogランキングへ

  2004.12.17

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• 親不知抜きで激痛体験

  痛タタタタ～ァ（←これっ、心の中の叫び）今日、親不知を抜いた。麻酔があるから大丈夫だろう、となめてかかったら大間違い。麻酔は中途半端に効いているようで、なんとなく効いていない。ガリガリ音を立て歯が折れる。先生が工具を滑らせ、思いっきり力をいれたまま歯茎み突き刺さる。痛てええぇぇぇぇぇ～ぇ（←これっ、心の中の叫び）僕の親不知は先生のいうことをきかず、かなり踏んばっていた。結局20分はその痛みに絶えた。こいつ藪医者か？手術が終わった頃には、半分気絶。「よくがんばってくれた。ありがとう」とみたいなことを言って、僕の肩をポンっと叩き部屋を出て行った。本当にきつかった。それから、麻酔が切れはじめたらもっと痛かった。心臓の鼓動とともに、ズキン ズキン ズキンという重い痛みを感じる。いくら気をまぎらわそうとしても、自然にその痛みに神経が集中する。術後は24時間、硬いものを食べては駄目だといわれている。午前10時半にスナック菓子を食べたのを最後に既に12時間が経つ。口にしたものは、水、オレンジジュース、牛乳。空腹感 ＋ 痛み病気したり調子がわるくなると、健康のありがたみがよくわかる。最悪の痛みを感じた今、健康でありたいと願う。    人気blogランキングへ

  2004.12.16

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• 納直クレームの対応に冷や汗

  新品なのに運悪く不良品に当たってしまいふざけるな～と思った経験ありますか？そんなとき、「○○メーカーは駄目だ」と消費者から信頼を失います。このような納品直後クレームはメーカーにとって致命的な欠陥といえますが、なぜかうちの会社はそれが多い！今日もその一つ。しかもお客さんの目の前で（最悪）。。。そんなとき僕は冷や汗をかきます。その商品を購入したのは近所の代理店で、操作方法を教えてほしいという依頼で、うちの事務所にピックアップに来ました。機械を開梱して、お客さんのためにセットアップ。さっそく機械のランニングをしようとしたらエラー発生。何度やっても同じエラーがでるのだ。「なんでエラーがでるの？」と代理店の人に聞かれた。メーカーの人間としては冷や汗をかく。「センサー不良」などと簡潔に答えようものなら、この機械だめじゃね～かということになる。なるべく複雑かつ正確に答える。「このエラーは、入出力に感知したセンサーの計算値に不一致が発生したときのメッセージです。原因としては・・・・」。そんなふうに分かったふりをしているが、当の本人は原因がよくわからなかった。。この商品はほとんど売れない商品で、今まで機械を直した経験がない。さー困った。こんなときは、気合で直します。保守資料や回路図を取りだし、機械の仕組みを理解する。センサーの取り付け不良がないかチェック。そんなことをしながら、原因を見つけるまでに半日つぶしてしまいました。原因はセンサーの取り付けが3mmほどずれていたため、正常に検知できなかったのだ。本当に困ったものだ。営業の先輩は、「1時間くらいで直るよな」みたいなことを平気でいい、お客さんと昼飯を食いに出かけた。このおかげで僕は昼飯抜きで、機械と格闘。今日はハズレな1日でした。      人気blogランキングへ

  2004.12.15

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• アメリカで生活する現実 － ビザ更新がきまって。

  正式にビザ更新が移民局より認可されたました。ビザの更新が決まり、あと３年はアメリカで滞在することができます。アメリカという場をかりていろいろ自分と向き合う３年間になるとおもいます。■ 今の仕事に満足アメリカで仕事がしたいという夢を叶えられ、居心地のよい環境で仕事ができるのは恵まれていると思います。会社まで車で5分という、楽々通勤。いろいろ業務的なことも任されやりがいもあり！発注、仕入、出荷、カスタマーサポート、保守、クレーム対応、在庫管理、社内ネットワーク管理、倉庫整理、買い物、掃除、お茶入れ（笑）などなど。ほとんどの業務（経理以外）をやらせてもらっているのも、小さい会社だからこそできる経験だと思います。今年に会計ソフトのインストール、設定、データー入力をやらせてもらい、会計・経理の知識が深まったのも大きなプラスでした。■ ビザの現実今の仕事に満足するところはあるのですが、その反面アメリカで生活する上での現実もあります。まず、ビザの問題。転職を考えた場合、学位にそったポジションでなければならないので、職種が限定されることが悩ましいです。次はものを売る営業をしたいと考えているのに、アメリカでは技術営業（Sales Engineer)というポジションに限定されてしまいます。また、かみさんは日本で言語リハビリ士という国家資格を持っているにも関わらず、ビザの関係で働くことが許されていません。稜真がある程度育ったら、また働きたいと考えるかみさんの希望にもこたえられません。■ アメリカか、日本か日本帰るかかアメリカ残るかという判断をすることは、居心地のいいアメリカでいると非常に難しいです。いくらアメリカでの生活に不満をもっていても、ある程度生活ができていると日本へ帰るタイミングを見失ってしまいます。会社の女の子の友達は、MBAを取得して４大会計事務所に就職がきまり2年。その友達は日本の運送会社で働いていたが、出世することができない企業文化に嫌気をさしアメリカに留学を決意。せっかく望む仕事がとれたにも関わらず、アメリカ人と一緒に仕事することに疲れを感じている。34歳にもなり、結婚願望がかなり強くなっているにもかかわらず、相手がいない。結婚できる人がいればいつでも日本に帰る心の準備はできているのに、彼がいなく帰る理由がない。。。この話を聞いたとき、なんとなく共感を覚えました。ある程度アメリカ生活が長くなると、「日本に帰るタイミングが分からなくなる」「日本に帰るのが怖い」という不安をいだくようになってきます。アメリカの生活で変わってしまった人生観・価値観をもった人間が、日本の価値観とマッチするのかという不安ではないでしょうか。アメリカか、日本か。この決断は難しい。でもすでに決めたこととして、３年以内に今の会社を辞めます。このままい続けては、自分の可能性を広げるような仕事ではないと考えるからです。もっともっと磨いて、人のためになるような仕事をしたい。あと3年のアメリカ生活が正式に決まった今、さあ～気を取りなおして。。。フ～うっ。燃えろ～！     人気blogランキングへ

  2004.12.14

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