神戸魂

おかえり慶治朗。

長い長いリハビリを経て帰ってきてくれた。
リーグ戦としては、7月の仙台戦以来だから8ヶ月ぶり。
ほんと長かったね。
症状がよく分からなかったから余計に心配だった。
帰ってこれて本当に良かった。

ピッチでは、いきなり慶治朗らしさを見せてくれたね。

縦横無尽に走りまわり、攻撃を活性化した。
その前への意識が、チームを前に進めた。
そして、その気迫が新潟の歯車も狂わせた。
逆転に沈むチームを、そしてサポーターを完全に蘇らせてくれた。

ほんと見事に雰囲気を変えてくれたね。
だから、個人的には、この試合のMVPは慶治朗だと思ってる。
それぐらいの価値あるプレーと気迫を見せてくれたと思うから。

この日確信したのは、慶治朗のいる神戸が本当の神戸なんだと言うこと。
そう、慶治朗がいれば、神戸らしくガムシャラに闘える。

最も神戸らしさを体現する男だからね。
ハードワーク、献身的なプレー、最後まで走りきる気持ちは、神戸らしさそのものだから。

そして、神戸を想う気持ちも誰にも負けないから。
俺たちと同じぐらいヴィッセル神戸を想ってくれているから。

いつも当たり前の様に神戸に居てくれる。
いつも俺たちと神戸のために闘ってくれる。
いつも神戸らしさを誰よりも体現してくれる。

やはり俺たちにとって特別な存在なんだね、慶治朗は。
これで闘えるよ俺たちは。
ありがとう慶治朗、勇気をもらえた。

これからも頼むよ。
これからも、ずっとずっとトモニ闘おう。
そして、いつか、きっと、優勝しようぜ。

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