神戸魂

勢いが止まらない。

ここまで5ゴール5アシストと、勢いは本物。
その勢いが一番表れていたのが、鹿島戦での千真へのアシスト。

ハーフウェイラインから柴崎を引き連れゴールに迫った。
柴崎すら問題にしない勢いを感じた。
ただ、勢いがありすぎてゴール前で自ら転けた。
それでも、呆気にとられる鹿島を尻目に、倒れこみながらアシストのパスを通した。

今のペドロは、失敗すらもフェイントになる。
デタラメ感すら漂うキレっぷりにスタジアムは沸いた。
非常識な動きを「変態プレー」と評する人もいた。

好調の要因として、レアンドロの存在は大きいと思う。
上手にペドロの良さを引き出してくれるから。
相性は抜群。
ペアンドロの言葉もピッタリくるぐらい。

もともと人に使われるタイプだからね、ペドロは。
頼もしき相棒がいるかどうかは死活問題。
長所を引き出せる技量と、精神的に大人の相棒がいれば、鬼に金棒なんだ。

マルキとのコンビも良かったけどね。
2014年の序盤の快進撃は、マルキとのコンビのおかげだから。
でも、それ以上のコンビになりそうな予感も感じるよね。

あの時よりペドロの成長を感じるから。
明らかに守備意識は向上してる。
レアンドロの献身的な働きを、ペドロが学んでいるから。
謙虚に刺激し合えば、まだペドロには成長の余地がある。

去年の怪我が癒え、ほんと肉体的に充実してる。
精神的にも落ち着きが出てきてるのも感じる。
そう、心技体全てが充実しつつある。
それに、ネルシーニョから規律も植え付けられつつある。
全盛期の到来を予感させるだけの材料は揃ってる。

ペドロの全盛期の目撃者になりたいね。
これまでのキャリアハイは、2013年Kリーグでの17ゴール。
それを超える成績と、全盛期を肉眼で見るチャンスを、俺たちは手にしつつあるのかもしれないね。

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