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カテゴリ:子供たちとの時間
Pasqua(イースター)を迎えた週は、イタリア暮らしの人なら 多くの人がPauquetta(パスクエッタ)と言ってバケーションモードに入る。 ま、だいたい1週間くらいだと思うけど、 人や仕事の環境によってはのんびり旅行に出るツワモノも。
...いいなあ。Bel Paese(美しき国、とイタリアはこう表現されている)を廻れるイタリア人たちが、何だか羨ましい。 こちらは小梅の保育園が1週間お休み。 だけど残念ながら、車のガソリンは記録的な高値。 どこにも行けないじゃない。(涙) リラックス休暇ということで、ま、いっか。 アメリカには全然パスクエッタの意識はないけれど、私は今週、個人的にパスクエッタにしてしまった。 子供の歯のチェックアップで予約が入った今日を除いて、すべてのアポはフリーにした。 歯科に出向いた町のショッピングモールで、小梅と伊織のナイトウェアを新調することに。 ちょっと誘惑...子供服のサイズに関してだけど。 大きめのサイズを買おうかな、と いつも ついつい 1サイズくらい上を見てしまう... どうしようかな。来年着られるかな。 そんなことばかり考えながら。 息子の伊織は、体つきがちっちゃい。平均の2サイズダウンが着られる、というよりも、ズボンはそうでないとずり落ちてしまう。 でも、意外と頭回りは ちゃんと成長していて、今持っている春夏用パジャマは 特に脱がせるのに四苦八苦。 本人も、キュー! てなもんで、ジタバタしてかわいそうだ。 一方で、 娘の小梅は平均より大柄。 しかも固太りタイプ。 (石地蔵みたい、と日本に里帰りした際母に言われた。) 一年経つともう胸周りがきつくなっている。 2人の異なる育ち具合の子供たちを前に、 考えに考えて...よし、これにしよっと。 ディズニープリンセスと ウェディングガウン姿のバービー。 どちらのネグリジェにするか小梅に選ばせたら、 バービー、うっとりした風で、小梅はこう答えた。 こういうキャラクターものは高い。 私の寝間着よりもよっぽど高い、ホントよ。 だけど、いさぎよく一つだけを選んだ小梅の顔を見て、なんだかとても いじらしくなってしまった。 あのね。プリンセスの方も、買ったげよっか? パっと花が咲いたような目の輝きで小梅は満面の笑みになった。 ほんとー? うれしーい。 親バカだわ。 伊織の方は。 バスケットボールのデザインのものと、ベースボール。 ...不憫よのお...。 Boysのデザインって、どれもこれもパっとしない。 カラフルでキラキラしたのは おねえちゃんにばっかり。 今晩、 さっそく着せてあげた。 小梅はドリーミーな気分でいそいそとベッドに。 伊織は頭がスッと通って、 バスケットボール、と嬉しそうにひとこと言って 身につけた。 今夜のベッドタイムストーリーは、ディズニーの Sleeping Beauty(眠れる森の美女)と David gets in trouble の2話だった。(笑) これでいいんだ。 イースターバスケットも買ってあげなかったし、 特別なオモチャもあげなかった今年のイースター。 久しぶりに新調した服を来てはしゃぐ子供を目に、 なんだかこちらも春気分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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