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カテゴリ:子供たちとの時間
Settimana Santa(聖週間)と言われるこの週の間に、 伊織が4才になった。
聖週間 というのは、イエズスがエルサレムに入城して人々が歓喜で迎えた日曜日から 十字架にかかった金曜日、墓に葬られてまだ復活を果たさない土曜日までの “御受難の時”。 キリスト者たちは 皆、忙しい。 母親や教師の立場からだと、イースター(Pasqua:御復活の日曜日)を祝うべく準備に忙しかったり、もう早めに Happy Easter!といろんなお菓子やクラフトなど学校で作ったりして、とにかく皆バタバタする週でもある。 こんな中、誕生日を迎えるのも なんとな~く 不憫な気が。(笑) しかも、その一週間前、私を皮切りに 子供たち2人とも 風邪にやられた。 ...やられた~。 正確には、 今も。 月曜も火曜も、小梅は熱で学校どころではなく、伊織も熱は引いたものの すごい咳。 私も体調優れず、勤務先の学校は2日休ませてもらった。 今回の菌、マイルドなようで、強い。 一週間経って 直ったかというと、症状が引かない。 前もって処方された Antibiotics(抗生物質)を使うことに、決めた。 多分、15年から20年くらい 抗生物質の類いは 自分に使っていないはず。(もっとかも。) 東京で働いていた日々も、市販の風邪薬一つ購入せず、自然に直るまで踏ん張ってきた。 イタリアに行ってからも、アメリカに来てからも できるだけ薬は避けてきた。 でも今回は、教壇に立つ以上 それを通すわけにいかないし、私の風邪が小梅と伊織に移って苦しんでるのを見ると、さっさと判断して直すべきだった、と猛反省。 菌の身になって考えると。(普通、考えないだろ そんなこと。でもつい、菌にとってのメリットって何?と思ってしまった) 個体で大暴れして猛威を振るったとしても、時間が経てば闘争には 負ける。 でも、時間を稼いで少しでも長く増殖して、次の個体に移れば、そこからまた 同じシナリオ。 こうやって菌全体が生き延び続けているってことなんだろうか。 カビの胞子とか、 花粉とか。 飛び回り続けて生存を続けるというのか。 じゃ、時間をかけて直す事自体、菌に有利じゃないか。 いつも抗生物質に頼ると、いつか耐性菌が個体内に発生する恐れがあるので そうそうは使わない方がいい。 それに。 抗生物質を服用すると、口の中が 苦い。唾液が苦くなるみたいだ。 ウウウウウウ。 首の後ろのリンパ節がズキズキ痛むので これも菌の意地悪かしらと思いつつ。 10日間、薬で叩こうっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.06 12:10:40
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