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2007.07.10
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カテゴリ:子供たちとの時間
以前の日記でも書いた The Governer's summer reading challenge。(と、正確にはそう言う。)

子供たちは30冊を目標に 夏の間、 市の図書館などで本を借りて(いや、別にお金とスペースがあれば買ってもいいんだけど)読むことになっている。

参加不参加は 自由。 やった人は夏休み明けの 8月末に新しい学年のクラス担任に提出すること、と。


ま、殆どは絵本の段階だし(幼稚園児と保育園児レベル)小梅は既に28冊読んでしまったし。


私も 読み聞かせの折に あ~、この語 どういう意味だろな~、と... この際だから 一緒に読んで英語の勉強にしよう。




ところが。


子供たちが DVDを観たいとせがんで 見せた ナルニア物語。


私は この映像版に おつきあいしていない。


頭の中にある 原作のイメージを どうしても優先したくて、 ちょっと避けてしまうのだ。

むしろ クラッシックな 本の挿し絵の方が イメージにつながりやすい。



そして、正直に言えば ナルニア物語の大筋を 忘れていた自分がいた。


初めて読んでからもう、20年くらい経っているはず。

指輪物語(ザ・ロード・オブ・リング でしたか、映画のタイトルは)も、壮大な物語に圧倒されるような思いで 読みふけった後、本は実家に預けたままだった。


どちらも日本語訳で、それでも見事な叙景のシーンの数々は、 自分の想像力が着いていけないほど。 それにしても、地図が読めない女だな、私って。日本語で読んでるのに 地理的な描写は なかなか呑み込めない。



ナルニアも指輪物語も、 里帰りをした数年前、こちらに送っておいた。



で、今のところナルニア物語を



読む。

読む。

読む。



ハリーポッターの完結本が 7月21日に出ると 巷でさわいでいるのに、




ナルニア物語に 夢中になっている。



すごいな、C.S.Lewis。(作者)

人生でこれこそ、という大仕事を果たして 帰天した人の一人かと思う。
須賀敦子さんも そうだったなあ。



ハリーポッターシリーズは、面白いけれど 原書(英語)でしか身近に手に入らないので (別にネットショップでいくらでも日本語版は入手できるだろうが、どうもセキュリティの点で気になって 基本的にネット購入はしないタチ)、ちっとも読み進められない。 ああ、オバカ。



今日、図書館で子供の絵本類に混じって、ナルニアの原書を一冊だけ(7巻本)借りてきた。



古くて黄ばんで、古書という感じが漂う。
(書店で いくらでも新しいのは買えるが。)


児童文学者の瀬田貞二さんの手による 名訳を、今度は原書と比べてみよう。



小梅や伊織は 間違いなく、原文の英語から 読んでいくことになるだろう。


瀬田さんの日本語の見事さが 彼らには伝えられなくて ジリジリ感じることだろう、その時には。



須賀敦子さん 訳 の 「ある家族の会話」(ナタリア・ギンズブルグ)が、彼女が丁寧に訳したその日本語が どうしてもしっくりこなくて、 むしろ 須賀さんほどの人がどうして...と思うほど、 文学の翻訳は難しい。


瀬田貞二という文学者は、 本当に日本の、日本語の中に生きて、 英語で何を読みこなそうとも 決してその豊かな母国語が崩れなかった人 なんだろうな。



古典的な名著、というのは 何度でも人生の中で手にして、 そして何度でも私たちを その世界に引き込む力を持っている。 原書も、 名訳版も。





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最終更新日  2007.07.13 03:50:53
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