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メイクセラピー8月号 「コントラストによる夏の色」 蒸し暑い日が続きますね。こんなときは、スカッとはっきりとした刺激が欲しくなりますね。 皆さん、お元気ですか? さて今回は、コントラストです。 コントラストとは、色の対比において最も暗い部分と最も明るい部分の輝度の差の事を言います。コントラストの高さとは、明暗の差の事で、この差が高くなればなるほど、色の違いをくっきりと感じることになり、低ければグラデーションのように明暗の差がはっきりせず、全体をみると中間色でまとまっている印象を受けます。 目に見える色調は、波長の違いと物質の反射と吸収によって、「色」を感じるのですが、今の時期の太陽光線は、色を通常より明度を高く見せます。それは、太陽光線の波長の短いものから長いものと幅広く地上に降り注ぎ、多くの波長を反射するため、色を吸収する波長の数が減るからだといわれています。そのため、夏の強い太陽光線に当たった物質は通常より白っぽく見える傾向があります。 また、同じ白であっても、青の波長を多く含む光を当てるとより爽やかな白の印象を感じさせられます。 コントラスト比の調節は、黒系を基準に白系の輝度の差によって作られるため、太陽光線の波長の幅は、コントラスト比を左右する重要なポイントになります。 その為、夏のメイクは、焼けた素肌とのコントラストには、青っぽい白系の色によって涼しさを演出する事が多いのです。また、透けるような白い肌には、ビビットな色調のアイシャドウやファッションが映えるため、夏のファッションは、ブルー系パステルトーンもしくは、ビビットカラーのものが多いのです。 それは、まさしく夏の太陽の光に合った色なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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