マイタウンコラム10月号予定←掲載しないかも
先日のお葉書だと、連載打ち切りがいつなのか分からないので、一応書いていたものを送っておきます。メイクセラピー10月号「紫」朝夕と寒さを感じる季節になりました。皆さんお元気ですか? さて、今回は、聖徳太子の冠位十二階の最上位を示す色として選ばれた「紫」についてお話をします。紫の持つ印象は、気品や風格、色気を示しますが、西洋では、不安定、嫉妬といったマイナスの印象の色として使われています。また、淡い紫においては、ヒーリングに使われています。紫は、「赤」と「青」の中間色であり、不安定な色であるために、体調を崩したりするとそのバランスを取るために、その曖昧さ加減が精神的にも肉体的にもバランスを取るのに必要なエネルギーカラーとして必要な色であるといわれています。「赤」には、生命力をしめす激しいエネルギー、情熱を示します。「青」は、知性や静寂さも落ち着きを示します。肉体的・精神的バランス事態が崩れているとエネルギーのバランスが取りにくくなるので、曖昧な色である「紫」を無意識に選ぶ傾向があります。分かり易くメイクカラーで説明すると。「赤」だと、年齢を重ねたくすんだ肌には、色気がかち若々しすぎて、けばけばしく感じ、身につけるのに躊躇しますが、くすんだお肌に「青」だとより落ち着きすぎて、肌全体をくすんで見せ全体の印象も疲れて見えがち。その中間の「紫」という色しかも明るい(明度が高い)紫が、シルバー世代にとって救世主的な色であるといえるでしょう。中間色である紫の分類の中でもいろいろな面があります。「青紫」を好むのは、精神的に関心がある人が多くまた、「赤紫」の場合は、男女の関係もしくは、更年期障害を経過している時に好む色であると言えます。 高齢者になればなるほど、紫色を好むのは、高貴な色であると同時に、肌色に適した色といえます。しかし、明度の低い(濃い)色は、若い人だと適していますが、年齢が上がるにつれて、淡い色のほうが適しているのは、存在自体が高次元(神に近い)存在だからだといえます。今までもらった口紅がちょっと似合わない色だと感じ始めたら、紫色を混ぜてみてください。お肌の色にあってくるようになります。(今風にアレンジするには、淡い肌色系をさらに混ぜて、上からグロスを混ぜると効果的です)