バラの取り木&接ぎ木♪(ローズガーデン)
樹木の増殖方法に「取り木」という技術があります。幹の途中の樹皮を剥がしてそのから根づかせて、上部を切り取り増やす方法です。これからの数ヶ月が最適な時期ですので、バラにも有効かどうか試しに「接ぎ木」と一緒にやってみことにしました。まずは台木の準備。地植えのノイバラに直接施そうとも思いましたが、ちょうど良い台木がありました。スタンダードバラ用に根づかせていた台木を使用します。台木を適当なサイズに切り取り、新芽の出る部分を抉り取ります。今回の穂木に利用するのは、「チョコフィーレ」と「モハベ」張り芽接ぎを4箇所(2種類×2)施しました。次にいよいよ「取り木」の作業です。まず2センチほど「取り木」する部分の樹皮を、剥がし取ります。この剥がし取る作業によって、樹木に刺激を与え、発根をうながします。樹木の「取り木」は形成層まで削り取ると有効とありますが、木質部の細い、この台木には不向きなので、樹皮だけを剥ぐこととします。樹皮を剥ぎ取った取り木部を乾燥させないように、湿らせた水ゴケを巻きつけて、接ぎ木テープで覆い、常に湿った状態を保つようにします。4本の「取り木」&「接ぎ木」のトーテムポールができました^^最下部の「接ぎ木」は台木の根を活用します。「取り木」した3箇所に根づいてきたことが確認できたら、4本に切り分けて、完成です。簡単にはいかないでしょうが、いろいろ試すのが楽しい♪削ぐ部分を深くしたり、いろいろと発展形を考えてやっていきたいと思いまっす!また、経過を報告しま~す^^v今日のバラ「チャールストン」「アンクル・ウォルター」宿根バーベナもひっそり咲いています♪