ヤナーチェクの弦楽四重奏曲
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番・第2番スメタナ四重奏団 [SUPRAPHON] 前のプロムスで演奏されていたのを良いなと思い購入していたもの。何と言っても1,000円で買えるのがよい。ヤナーチェクは今回の放送のおかげで注目度が私の中では急上昇。シンフォニエッタ以外の管弦楽やオペラも聴きたいなと思っている。オペラはDVDで観る方がいいかな。で、この弦楽四重奏2曲なんだが、1番が「クロイツェル・ソナタ」という副題なのだが、これは同名のトルストイの小説から採られたもの。まあトルストイもベートーヴェンのソナタから採っているのだが。ともかくこの曲の表現力というか内からのエネルギーというべきか、そういうところは凄いかと。弦楽四重奏を見直したよ。2番の副題は「ないしょの手紙」と言うのだが、名前から推察できるように恋文のこと。作曲者が年老いてから38歳年下の人妻相手に600通以上書いたらしい。まあライナーノーツからの情報なので詳しい話は知りませんが。この曲も緩急が激しい作品。