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テーマ:楽器について♪(3642)
カテゴリ:樅楓舎アンサンブル
今日はセンター試験休日出勤の代休の2日目をいただいてます。 本当は仕事がめちゃめちゃ忙しい状況になってきたので、 今日は出勤して別の日に代休を変更しようと思っていたのですが、 昨日のコンサートのダメージが予想以上にキテまして・・・ つい今しがたやっと布団からはい出てきたところなんです。 毎回、ものすごく楽しいけど、ものすごく疲れる・・・ それが樅楓舎のコンサートなんです。 今回のプログラムは、 ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第1番ト長調 ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 チャイコフスキー:弦楽セレナーデ でした。 技術的に一番難しいのは、もちろんチャイコの「弦セレ」ですが、 今回非常に難儀したのはロッシーニです。 イイダ氏から、そうとう「品の良い」表現を要求されまして、 第3楽章の16分音符の早いパッセージも、 特に第2ヴァイオリンには「必死になるな、気楽に弾け」と、 何度も何度も注意されて・・・ しまいにゃ、ほとんど撫でるようなソフトタッチで弾いてました。 それでも、 低弦の皆さんからが「セコバイが強すぎる」と言われる始末で、 それは絶対、お互いの距離のせいだと思うんですけどねぇ。 むしろ私の席ではストバイの音のほうが強く聞こえたぐらいです。 でもまあ、ゲネプロ中にいろいろ議論白熱しまして・・・ 最終的には「対向配置」ってやつで本番をやることになりました。 マーラーの交響曲なんかやるときには、よくこれでやりますよね。 第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが向かい合わせになるやつです。 これなら中央の低弦から両方のヴァイオリンがほぼ等距離ですから、 セカンドが強すぎるっていう言いがかりも無くなるハズ・・・ と思っていたら、実際そうなりました。 それでもなお、セコバイトップのシンヨー君と私に対しては、 「君たちの音がデカいんじゃない?」と疑いの眼差しは続きましたが。 なんだか、 私とシンヨー君に対する「音のデカイやつ」というイメージが、 勝手に一人歩きしているような気がしますなぁ・・・ シンヨー君については私も異論はないですが、 少なくとも私はそれほど音のデカイタイプでは無いですぞ そもそも、いつも消音器をコマにつけてさらってるせいで、 楽器の鳴り自体はとっても阻害しちゃっているハズですし・・・ むしろ、積極的に「音のデカイやつ」になりたい位ですよ。 そういうわけで、ロッシーニはかなり苦労しましたね。 でも、初体験の対向配置のセコバイはなかなか楽しかったですよ。 私は第2プルトの表に座ったんですが、 ストバイと離れて弾きづらくなるかと思いきや・・・ 楽譜を視ながら、コンマス、指揮者、セコバイトップの3人を、 全員視界に入れることが出来るので、すごく弾きやすいんです。 降り番のヴィオラパートに客席で聴いてもらったところ、 バランスも良くなったみたいだし。 でもそれって、セコバイの楽器が内側を向いたせい? ってことはやっぱりセコバイって音がデカかったってことなのか? うーん・・・。 (ハイドンのチェロコン編につづきます。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.24 12:18:35
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