ミート・ザ・ワールド完全消滅(涙)
先週末、東京ディズニーランドに行ってみて初めて気づいたのだが、「ミート・ザ・ワールド」の建物が取り壊されていた。2009年にオープン予定の「モンスターズ・インク」のアトラクションの工事を開始するためであろうと思うが、こうして建物が壊されてしまうと、「ミート・ザ・ワールド」にゆかりのものが完全に消滅してしまったのだと改めて実感した。建物の躯体ぐらいは、新アトラクションにも生かされるのではと、軽く考えていたが、予定総工費約100億だもんね。そりゃあ全とっかえだろうね。ついついこういう貧乏くさい考えしてしまうのは、仕事のせいかもしれないな・・・。「ミート・・」はその昔、TDLでパスポートとアトラクションチケットが併用されていた頃、唯一無料で体験できるアトラクションであった。当時は、入場券だけでTDLを楽しむノウハウ本みたいなのも出ていて、そういうところには真っ先に紹介されていた。個人的には、日本版のプチエプコットという感じがけっこう好きだった。出来た当初は未来だった映像が、いつの間にか過去になっても、それがまたレトロな感動を呼び覚ましてくれたものだ。テーマ曲は「メリー・ポピンズ」や「くまのプーさん」の音楽を手がけたシャーマン兄弟である。アラン・メンケン(「リトル・マーメイド」、「美女と野獣」など)と並んでディズニーのミュージックシーンを語るには欠かせない存在だ。こうやって紹介してみると、以外に奥の深いアトラクションだったと思うのだがいかがだろうか?そして歴史を旅する兄妹と案内役の鶴は、モンスターの世界で遊ぶサリーやマイクとブーに、シャーマン兄妹の音楽はランディ・ニューマン(これまた、トイ・ストーリーも手がけたピクサー作品に深いゆかりのあるミュージシャンだ。)の音楽にとそれぞれ変貌していくんだね。