リコーダー合奏練習(第1回)
(長文です。)つい先ほど、自治会クリスマスコンサートのための、リコーダー合奏の第1回目の練習が終わった。この企画は、毎年恒例のクリスマスコンサートを、より住民参加型のカラーを出していこうという試みである。「プロの演奏家と共演してみよう!」という釣り文句による公募と、役員の伝手による一本釣りとで、最終的には9名のメンバーが集まった。下は小学5年生から、上は大学生までの女性ばかりだが、結構幅広く集まってくれたのはよかったと思う。練習のはじめに、まずはパート分け。小学生たちは皆「上がいい!!」ふふん、2番のよさがわかるには君たちは若すぎるようだね・・・ていうか、内容は、大して違わないように書いたのだが、解ってもらえない。「上と下」はっきりイメージができてしまってるらしい。学校ではどんな教え方をされているのだろうか?で希望者でじゃんけんしてもらって、負けた人は2番に。こういう分け方をするから、若い頃から、「2番は負け組み」みたいなイメージがついてしまうのか?勝った人を2番とかしたほうがよかったかな?中学生や大学生は、さすが大人の対応で、小学生たちに1番を譲ってくれた。パート分けが住んだ後は、苦労して編曲を今日に間に合わせた、「きよしこの夜」と「STAND BY ME」のデモCDを試聴。そして、プログラム順で「きよしこの夜」から練習。みなよく知ってる曲なので、いきなり初見に挑戦。おお、1コーラスめは一発で通った。でも2番は、ちょっとオブリガートがあったりして、崩壊状態に・・・のだめでは「決壊」っていってたっけ。あやしいところを、ゆっくり覚えてもらって、2コーラスめを再挑戦。うん、まだ少し怪しいが、なんとか最後まで通った。初見でここまでくればたいしたものだ。ここまでで、およそ30分。5分休憩して、「STAND BY ME」を練習。これは、リズムが複雑なので、はなから、今日は全部をやるのは無理とフンでいる。各自がお家で練習するヒントになることを重視して、私が手拍子をしながら・・・1、2、3シレミー(When the Night)1,2,3、シレー(has come)小さい音符のかたまりを、一つ一つマスターしたら、今度は2つ、4つとつなげて、最後は大きなフレーズができあがる。そんな練習をやった。開始1時間近くなると、みな時計を気にし始めて、集中力が落ちてくる。「よし、最後にここのミーレーソーファ♯ーのあたりを覚えて、終わりにしようね。」(Darlin, Darlin・・・のところね。)と、最後の集中力を発揮させて、この日の練習は終了。練習用のデモCDを全員に配布して解散した。ちなみに、ただ1人大学生で参加してくれた女性は、今チェロを習っていて、マンションのコンサートをいつも、楽しみに見ていてくれたそうだ。「大学生が参加するのはどうなの?」と逡巡しつつも、応募してくれたそうだ。こういう人の参加があったことは、とても良かったと思う。リコーダーも、アルトやバスも持っている本格派で、ちゃんとウッドの楽器を持参していた。こういう頼りになりそうな人がいてくれると有難いね。次回(11月23日)の目標は、「STAND BY ME」を全部吹けるようにすることと、手拍子ではなく、指揮を見て演奏できるようにすること。果たして、この企画がうまくいくのか・・・まだまだ未知数という感じである。