カテゴリ:ミネラルショー関係
楽しい石のお祭りも今日で終わり。
懲りもせず出かけた、魔物の餌食がここに一人。 でも、今日は石の情報交換が、第一の目的でした。 (では、第二の目的は? というツッコミはなしで……汗) 交換した情報については、咀嚼と理解に時間がかかりそうなのでまたの機会に。 その代わり、会場で石屋さんから聞いたおもしろ情報をひとつ。 偽物というか、加工された水晶のひとつに、 中国産の緑水晶があります。 今回のショーでも売られていて、 「まったくもう……」と(冷たい目で)石を見ていたら、 お店の人は、開口一番「それは加工してありますよ」。 できることなら「加工品」と表示をしていただきたいところですが、 即座に「加工」と説明してくださった対応にうれしくなり、ちょっとお話しました。 その中で話題に出たのが、天然の水晶の上に人工的に結晶させた緑の部分が いったい何なのかということです。 「これは、ベースは天然の水晶ですよね。緑の部分も水晶……?」 「水晶ですけど、結晶させる時に塩を入れると、緑になるんだそうですよ」 もちろん、塩と言っても食塩ではなくて「塩化ナントカ」のような 塩化物だと思いますが、そのときはとっさにこう聞き返してしまいました。 「塩味の水晶ですか!」 てっきり銅系のなにかかと思っていたので、塩と聞いてびっくり。 詳しい物質はわかりませんが、「塩」かもしれないということで。 同じく人工的に色の層を結晶させた黄色い水晶もありましたが、 黄色の元はわかりませんでした。 そのほか、アイス・クリスタルにやや異変。 最初は大ぶりの単結晶が中心で、溶けているとはいえ、 比較的形が整っていましたが、 最近はかなり溶けて変形していたり、小振りなものも見かけるようになり、 今回のショーでは、溶けたかけら、一見水晶には見えないものが大量に出てました。 私にとってはすでに「▽」はおまけ。第一の魅力は溶けてることなので、 溶けすぎているのは大歓迎。 ただし、一気に売られて、そろそろ残りのかけらが 出回る段階になってきたのではなかろうな、と、ちょっと心配です。 アイスクリスタルは鉄分の影響でうっすらピンク、 凹んだ部分に鉄(さび)の被膜が残っているものもありますが、 一店だけ、鉄さび度が高く、土っぽくワイルドな水晶が好きな私でさえ、 「わ、きたない」と思ってしまうほど、 どす黒く見えるアイスクリスタルを扱っているところがありました。 特に黒く色づいたものだったのかもしれませんが、 ひょっとすると、この黒いものが、採掘されたそのままの姿で、 普通に見かけるうっすらピンクのアイスクリスタルは、 一度、酸かなにかでクリーニングされているのかもしれません。(想像ですが) そうそう、今回のショーでは、水晶鞄1号を持って歩いていたんですが 1号には「VOID MARK]と刺繍がしてあります。 そうしたら、とあるお店の人に「……もしかして、KUROさんですか」 しかも「サイト、見てます」「業者の間でも話が出て、見てる人がいますよ」 とのこと。 げげげげげ。 悪いことはできません(汗)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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