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パワーストーンの本でレビュー。
ひょんなきっかけで覗いてみたので忘れないうちに。 ●パワーストーンを楽しむ素直な本 ●愛光堂の石ものがたり 人生を変えるパワーストーンの話 著者:新垣成康 /新垣靖子 出版社:角川春樹事務所 ページ数:207p 発行年月:2007年10月 自由が丘に、パワーストーンのブレスレットで有名な店があります。 一度覗いてみたことがありますが、 私のような原石派お店の隅っこ掘るぞ系石好きには なじめないお店だったので「覗いただけ」で通り過ぎてしまいました。 この本を書かれたのは、そのお店のオーナーご兄妹。 最近出たばかりの本です。 本の半分は、お二人が店を始めるに至ったきっかけ、 石との関わり、石に対する考え方が書かれており、 残り半分は(帯によると)72種類の石の説明になっています。 前半は、くだんのお店にはまったく興味がないという向きには ちょっとどうかなと思いますが、 沖縄のご出身だというオーナーお二人には、何というか ユタなどに代表される「目に見えないものに対する自然な感覚」があるようで、 今やパワーストーンとは距離が離れつつある私が読んでみても 「うんうん」と素直に読むことができました。 (注:斜め読みしただけですが) いくらイメージ的な世界のものとはいえ、 バランスの良い感覚というのは、欠かすことができないものだと感じます。 この「バランスがよい」というのは、 上っ面でなく、現実感を備えた自分の感覚で向き合うことです。 後半の石の説明部分は、本が前半が縦書きであるために右開きになっている そのままの流れで横書きになっているので、 横書きレイアウトとしてはページの進み方が逆になってます。 いっそのこと、片方はお店の話、片方は石辞典として 両側を表紙にしてもおもしろかったのに。 肝心の中身ですが、 写真はブレスレットのお店だけに、ほぼすべてがビーズ、写真そのものはきれいな感じです。 説明は、化学組成やモース硬度の表示はなく、 いわゆる「パワーストーン的説明」がなされていて、 「波動の特徴(個性の強さ・女性的か男性的か)」と 「コメント」が付けられているのが特徴です。 この「コメント」はお店がどのようなときにその石を用いることが多いか、 というような内容のようでした。 ざっと斜め読みしただけなので、個々の内容までは見ていませんが、 ふと目に入って「?」と思った情報が一つ。 「アマゾナイト」が「かなり汗に弱い」石だということなんですが、 「かなり」というほど弱い石だったっけ……? とちょっと疑問。 そのほか、ブレスレットで良く耳にする 「ゴムが切れた、意味があるのか」「浄化のタイミング」などの 「よくある質問」に対する(お店の)回答も載せられています。 一般的なパワーストーンの本としての内容は後半部分。 前半部分については興味のあるなしを問う一冊だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/24 10:47:16 PM
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