カテゴリ:インド産
7月末の癒しフェアで手に入れた、「B級品アイス・クリスタル」2号。 1号が、ローズクォーツを思わせるかわいい系ピンク色なら、 2号はワイルド系赤黒ピンク。 大きさは同じくらいながら、形もいっそうごつごつしていて、 一層謎の生き物めいて見えます。 癒しフェアで見つけたときは、こんな「B級品」、 あまりお目にかからないかもと思っていたのですが、 9月末のIMAGE2007では、山盛りで売られていました。 大きさは小さくても、これは「割って小さくしたもの」ではなくて、 れっきとした「溶けたかけら」。 割れているように見える部分は、「割った」のではなくて、 溶けすぎて「折れた」という感じの割れ方です。 実は、水晶は、結晶の形も産地によって個性がありますが、 溶けていくときも個性があるようなのです。 ブラジル産では層状ではなくて、「スポンジ状」に溶けたものがありましたし、 マダガスカル産の溶け水晶は、ブラジル産にそっくりでした。 インドのパルバティ谷の一角であるマニカラン産の水晶は 溶けるとミルフィーユのような層状っぽい表情になるようす。 溶けることで、水晶が水晶としての形から解き放たれて、 別の「何か」になってしまったかのような水晶は、 変な水晶好きの心に大ヒット。 普通の感覚で見たら「質が低くて」「割れたくずのような」水晶かもしれませんが、 私は、その個性がすばらしいと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/28 10:00:08 PM
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