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ここで「更新記録」として新たなページをアップするのとは別に、
ときどきこっそり石の写真を差し替えています。 そのときそのときの自分の技量で写真を撮りますが、 やはり3年も経つとピンぼけ、アングルの不備など、アラが見えてきます。 紹介してしまったからといって、その石の写真を撮らないというわけでもないので、 ときどきあまりにピンぼけな場合、 気に入っている石なのでもっときれいな写真を載せたい場合、 思わすいい写真が撮れたじゃないかという場合には、 こっそり写真を差し替え。 最初、このブログには100枚という写真の枚数制限があり(今はトータルのデータ量)、 一日に何枚も写真を載せるとすぐに枚数オーバーしてしまいそうだったので、 一つの画像に複数のカットを合成して載せていました。 いろいろな方向からの石の表情を紹介したい気持ちもありました。 しかし、時が過ぎ、変わっていないようでいて、石の見方も変わっているらしく、 いつの間にか画像は複数カットではなくなり、 「こんな石」という説明的画像よりは、 「私はカメラを通して石をこう見る」という画像が多くなったような、 少なくともそういう画像を良しとするようになりました。 実を言うと文章の方も、今見ると「やばい、変だ」というところも出てきます。 しかし、文章まで直すと収拾がつかなくなりそうですし、 自分がそのときどう感じ、考えていたかという記録でもあるので、 文章の方は極力そのままにしておくことにしました。 あんまりな間違い(ネパール産水晶のルチルが実は角閃石だったなど)は、 追記という形で修正したりもしていますが……。 さて、いつもはこっそり差し替える写真ですが、 今日は気分で写真のみをご紹介。 私にとって、石を楽しむことと写真に撮ることは、深く結びついています。 写真を撮ることは、石をじっと見ること。 どの角度から、どのように撮れば、もっともその石らしく、美しく撮れるか。 そんなとき、私と石との間には、「どこかで誰かが言っていた話」は 入り込みません。 「この石にはレムリアの……」もなければ、 「隕石クレーターの底で見つかったそうだ」も関係なくなってしまうのです。 買うときには、実は「レムリア……カッコイイかも」という 気持ちが全くないとは言い切れません。 「あっちが良かったけど高かったし」とか、 「珍しくて今後出るかどうかわからないし」という意識も働きます。 しかし、そんなあれこれの事情も、写真を撮るときはしばし忘却。 石の色を、形を、内包物を……荒々しかったり、繊細だったり、 意外なものを連想させたりする石の表情だけを見ています。 その結果、満足の一枚が撮れると、うれしさもひとしお! その満足感が、「自分なりの」石とのつきあいかたを作ってきたのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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