カテゴリ:インド産
池袋ショー戦利品第2弾!
今回、なぜか数が多かったインド石。 その中でも多かったのが南インド産(たぶん)のアメジスト。 はじめて見る結晶の仕方をしたものがあり、そのおもしろさにすっかりやられて 複数個買ってしまったからです。 自分だけでは飽きたらず、何人かにおすすめしまくってしまいました。 いやもう、おもしろすぎ。 これが、2日目に一緒にいた石好きさんと、籠の中で掘りまくって見つけた石。 ころっと落としたら見失いそうな小さな小さなクラスターです。 よくご覧ください。 水晶の基本スタイルは断面六角形のとんがり頭。 ところがこの石、すべての結晶の頭が凹んでます。 凹んでいるどころか、穴開いてます。 アメジストといいながら茶色なのは、ゲーサイトか何かが内包されているからで、 根本はほんのりアメジスト。 しかも、これ一つだけが偶然変なのではなくて、ちゃんと紫色の結晶で、 先端穴あき、勢い余って杯状、さらに複雑薔薇の花状のまであって、 へんてこ水晶好きの好みど真ん中ぶち抜きのすばらしさ。 掌サイズのくラスターを買い、 その後小さい石がざらりと入れられた籠の中からも買ってしまいました。 実はこの石(ともう一つの石)を見つけたのは、一緒に「掘って」いた石好きさんなのですが、 彼女は私が見つけた石を気に入り、私は彼女の見つけた石に飛びつき、 互いに互いの石を探していた感じでした。 最初にこの石を見つけたご当人は、 「イヤ~っ、何コレこの石気持ち悪い~」とおっしゃいますが、 私の方は 「何コレこの石おもしろい~」 このほどさように、人によって石の好みは違うのです。 しかし、しかし、この穴はいったい何。 アメジストの上にカルサイトが結晶したりしますから、 もしかしてカルサイトが刺さっていて、それが溶けてしまったのでしょうか。 いやいや、すべての結晶の先端ど真ん中に、律儀に刺さるカルサイトはないでしょう。 一緒に買ってしまった他の先端穴あきアメジストの様子を見ると、 刺さっていた何かが抜けた(溶けた)というよりは、 そのような形に結晶したとしか思えません。ある意味一種の骸晶なのかも。 へんてこ先端穴あきアメジストの中でも、アメジストのくせに茶色いこいつは、 ちょっと丸っこい結晶と、真ん中にぽこっと開いた穴のようすがお茶目。 そこで、思わず命名。 「虫歯石」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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