カテゴリ:ネパール産
1月4日は「石の日」なのだそうです。 ならば、今日から石雑記。 2008年最初の石は、もちろんガネーシュヒマール産、ヒマラヤ水晶で。 ヒマラヤ水晶は、透明度にすぐれ、氷のような水晶で……と言われることもありますが、 実際は、表面がマットだったり白濁していたり、うっすら色がついていたり 全部が全部「氷のような」水晶ではないことはご存じの通り。 2007年後半、「スパシャル・ガネーシュ」などと呼ばれて、 文字通り「氷のような」無色透明、ぴかぴかのヒマラヤ水晶が出回りました。 複数のネットショップや10月のIMAGE2007でも見ましたし、 11月の石探横町でも見かけましたが、 ヒマラヤ水晶好きには珍しく、私は手を出しませんでした。 美しさに比例して値段も「スペシャル」だったこともありますが、 そのときの私には、ぴかぴか透明はガネーシュらしくなく写ったからです。 代わりに買ったのが写真の石。 ぴかぴか透明「スペシャル・ガネーシュ」がとんがりけいの結晶だったのに対し こちらはずんぐり系。 内部は透明で表面もぴかぴかですが、緑泥がこびりついたように付着しています。 選んだポイントは緑泥。 こびりついたと言えば聞こえが悪いですが、この緑泥が水晶の透明感や輝きを引き立て、 水晶の形の外殻を固めてくれるように思われたからです。 ぴかぴか、透明、輝きとは反対の緑泥が付着していることで、 水晶の美しさが引き立てられるとでも言いましょうか。 単に、ガネーシュヒマールだもん、緑泥だよねー……というのもありますが。 でも、写真に撮ってみると、やはり中に光を集めたようなきらめきがきわだって、 やっぱりこれで良かったのだと改めて納得。 たぶん、緑泥なしのつるつる透明の「スペシャル・ガネーシュ」だったら、 表面のつやつやきらきらだけが目に入ってきたと思います。 それよりも私は、内側のきらめきが欲しかった。 何となく手を出さなかった理由、何となく手に取った理由。 それを言葉にするとこうなります。 最後に、2008年最初の叫び。 ヒマラヤ水晶好きー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|